【ジュラシック・ウッズ】RE-3673

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洋画

作品データ

公開年月 2021/07/06
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 スコット・ジェフリー、レベッカ・マシューズ
脚本 クレイグ・マクリーリー
製作 スコット・ジェフリー、レベッカ・マシューズ
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

生物学者のサイモンはDNAの操作で恐竜をこの世に蘇らせる事に成功する。
それはサイモンにとって長年の夢であったが、計算違いで生み出された恐竜が驚異的な速さで成長していた。
何も知らずにサイモンの元を訪れた親戚のジョスリンとケイトリンの一家は、襲いかかる恐竜たちから必死に逃げ出すのだった。

登場人物&出演者

ジョスリン(演:ジョージ・バンクス)

代表作に『ザ・ディセント/絶叫洞窟』、『ラストナイト・イン・ソーホー』などがあります。

主人公。実家から離れて暮らしている兄サイモンへ会いに行く。行きたくない姉を説得して運転を担当する。

サイモンの家に到着すると、死んだはずの甥マークと再会し、恐竜の存在を聞かせられる。
ティラノサウルスが母親を食い殺してショックを受けるが、父親と一緒に逃げ回っていた。
父親の犠牲で家から出ていくと、マークの異変を知ってなんとかしないといけないと話した。
最後はティラノサウルスから逃げた姉と合流するが、マークの死亡を知って深く悲しんだ。

ケイトリン(演:メーガン・パービス)

代表作に『ドント・ノック・トワイス』、『ザ・ディセント/絶叫洞窟』などがあります。

ジョスリンの姉。兄サイモンの家まで行くつもりがなかったが、ジョスリンに説得されて仕方なく同行した。

死んだはずのマークが生き返っていて驚き、目の前で母親がTレックスに食われて逃げ出す。
家の中で警察に電話していたが、ラプトルの姿を見て逃げ回って兵士たちに間髪助けられた。
父親が軍曹の前に出て犠牲となって、車で外まで走っていくがエンジンが止まってしまう。
最後はティラノサウルスの気を引くが、ヘリが来て助かり、マークの死を妹に納得させた。

マーク(演:マーシャル・ホークス)

代表作に『HellKat』、『Prototype』などがあります。

サイモンの一人息子。数年前に病気で亡くなっている。そのせいで両親が大きな悲しみを与えてしまっていた。

父親のDNA研究で死んだ細胞から生き返る事ができたが、副作用で成長が人よりも早くなる。
ティラノサウルスが逃げ出して母親が食い殺され、父親も食い殺されると一人で逃げ出した。
隠れているところでジョスリンたちが来ると、姿を表すも生き返った事を知らずにいた。
最後は急成長のせいで体の負担が大きくなってしまい、結局は吐血しながら死んでしまう。

バーナード(演:リチャード・コヴァクス)

代表作に『Lockerbilly』、『The Gardener』などがあります。

ジョスリンやケイトリンの父親。サイモンがマークを亡くした事に同情するが、連絡しない事に不満を持っていた。

道中にずっと不満を愚痴っていたが、苛ついたジョスリンに仲良くやるように言われていた。
サイモンの家に到着すると、ティラノサウルスが妻を食い殺して冷静に娘たちと避難した。
軍曹たちが来て事情が分かるまで逃さないと言われ、文句を言ったら銃を向けられてしまう。
最後は危険な家から逃げようとして、軍曹に止められ、娘たちを逃すもなぜか射殺された。

サイモン(演:トーマス・ルーン)

代表作に『Do Something,Jake』、『Sustain』などがあります。

ジョスリンとケイトリンの兄。一人息子のマークを病気で亡くし、悲しすぎる現実を受け止められずにいた。

DNA研究から死んだ息子の細胞を使い、最新技術を駆使して蘇らせて妻を喜ばせていた。
ついでに化石からティラノサウルスとラプトルを復活させるが、手懐け事ができずにいた。
妻が勝手に恐竜の小屋に近づいて殺されると、息子と逃げようとするも食い殺されてしまう。
最後はジョスリンや軍曹たちに研究データを見られ、危険な事をしたとして避難されていた。

ルナ博士(演:ニコール・ナビ)

代表作に『Medusa』、『ハングリー/湖畔の謝肉祭』などがあります。

ケイトリンから恐竜が家にいる連絡を受けて、フレッチャー軍曹たちとサイモンの家まで同行していた。

兵士たちが殺害した恐竜の組織から分析を始めていくと、サイモンの研究について驚愕する。
同時にマークも同じ技術で生き返らせていると軍曹に話し、急成長の副採用があると報告。
ラプトルに襲われた兵士の面倒を見るも死亡し、軍曹を見捨てて一人で家を脱出した。
最後はジョスリンたちと合流し、分析の結果からマークの死を推測し、恐竜に食い殺された。

フレッチャー軍曹(演:デヴィッド・キャッスルフォード)

代表作に『The Chain』、『Black Daruma』などがあります。

ケイトリンから恐竜が家にいるという連絡を受けて、なぜか科学者を引き連れてサイモンの家にやって来た。

ちょうどケイトリンたちがラプトルに襲われるタイミングで来て、部下に始末をさせていた。
恐竜が当たり前のようにいた事から、事情を知っているジョスリンたちに強い態度で接した。
街に恐竜たちが行かないように情報収集しようとして、逃げたいジョスリンにブチ切れる。
最後はバーナードをなぜか射殺し、家に一人残っていて、ラプトルにあっさり食い殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は『ジュラシック・ワールド』とはまったく関係ない作品となっています。
この作品はよくある低予算映画『ジュラシック』シリーズで、勝手に邦題で付けているだけ。
まず、恐竜のCGはについてですが、30年前なら驚くような出来かもしれませんが、2022年の今では時代遅れになっています。
どこからか使い回ししているじゃないかと思うぐらい、ティラノサウルスやラプトルには既視感しかありませんでした。
それに『ジュラシック・ワールド』を意識しているのか、印象的なシーンをパクっているようなところもありました。
全体的に緩急がほとんどなく、大げさなBGMとはまったく合っていない緊張感が皆無の内容に眠気の方にやられそうになります。
主人公の姉妹には魅力がないし、二人の役割分担がメチャクチャで、妹をメインにしたいのか、姉をメインにしたいのか迷いが見えてしまいました。
それに家族で起きたトラブルを過去形で話されても、鑑賞している側は初めましてなので、状況が分かるまで時間がかかりすぎます。
物語の展開にもツッコミどころが満載で、逃げ出した恐竜から避難しようとするが、食い殺されるまでの動きが不自然すぎて演出の下手さ加減に萎えてしまう。
そこからも違和感のある展開が多く、特に警察へ電話したのに、なぜか軍人と科学者がやって来るのはおかしすぎる。
どんな説明をしたのか分からないが、家に恐竜がいるから助けてくれなんて言って、警察がマトモに取り合うはずがありません。
それに駆けつけた軍人の行動があまりにもおかしく、恐竜を止める為とは言え、ただ逃げたいだけの民間人を射殺する流れも意味不明すぎました。
あと、オリジナリティを出そうと息子を死んだDNAから復活させるのはいいけど、結局、なんの意味もなくフェイドアウトしてしまう。
なんの意味があったのか分からないし、ラストで感動の押し売りをされても、観ている側はまさしくポカーンとするような感じでした。
圧倒的に悪いワケじゃないが、褒めるところがなく、尖っているところもないから数日のうちに記憶から消え去るだろうと思います。

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