【範馬刃牙VSケンガンアシュラ】VD-1038

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アクション

作品データ

公開年月 2024/06/06
ジャンル アクション
原作 板垣恵介 『範馬刃牙』、サンドロビッチ・ヤバ子、だろめおん 『ケンガンアシュラ』
監督 平野俊貴
脚本 イシノアツオ
製作 竹崎忠、沢考史、ほか
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

『範馬刃牙』の地下闘技場戦士と『ケンガンアシュラ』の拳願会闘技者が相まみえる。
誰が勝ってもおかしくない極限のバトルがついに実現し、拳願会の闘技者と地下闘技場の格闘家が拳を激しく拳を交えていくのだった。

登場人物&出演者

【地下闘技場】

範馬刃牙(声:島崎信長)

代表作に『AURA/魔竜院光牙最後の闘い』、『劇場版ブルーロック/EPISODE凪』などがあります。

「地下闘技場」のチャンピオン。範馬勇次郎の優れた遺伝子と、類稀なる格闘センスと努力を積んだ戦士。

東京ドームの周辺をジョギングしていると、たまたま王馬を見かけて瞬時に強さを感じ取る。
三番手として登場するが、すでにイメージトレーニングで王馬を相手に準備していた。
王馬の二虎流を食らってすぐに対応し、背中に鬼の顔を出現させて本気で相手にしていく。
最後は勇次郎の乱入で邪魔され、中断するも家に帰ってからも王馬のイメージと戦っていた。

花山薫(声:江口拓也)

代表作に『東のエデン/劇場版』、『劇場版 SPY×FAMILY/CODE: White』などがあります。

花山組2代目組長。「日本一の喧嘩師」と呼ばれ、格闘家としてのトレーニングを積まず才能だけで戦う戦士。

光成からちょうどいいケンカ相手を見つけたと言われ、対戦者の情報を知る前に承諾した。
一番手としてサーパインと対決し、真っ向勝負の殴り合いでほぼ互角の戦いを繰り広げる。
サーパインを認めて本気のスタイルで一撃を繰り出し、握撃を使って追い込んでいた。
最後は脳への振動に耐えきれなかったサーパインが倒れ、その強さに経緯を評して勝利する。

ジャック・ハンマー(声:三宅健太)

代表作に『僕のヒーローアカデミア/THE MOVIE』シリーズ、『ザ・スーパーマリオ・ブララザーズ』などがあります。

ピットファイター。常識外れのトレーニングと薬によるドーピングで究極の肉体を手に入れた戦士。

範馬勇次郎を倒すべく日々のトレーニングをしていると、光成から対決について誘われた。
二番手として登場し、成長に必要な通過点として人類の到達点の雷庵との戦いをしていく。
ドーピングで体が極限まで絞られ、殴り合いをしていくも首を締められ一瞬で落ちてしまう。
最後は決着はついていないと殴り合いを始めるが、刃牙に敗北を言い渡され立ち去った。

範馬勇次郎(声:大塚明夫)

近年の出演作に『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』、『機動戦士ガンダム/THE ORIGIN』三部作などがあります。

刃牙の父親にして倒すべき相手。多くの人間から「地上最強の生物」や「オーガ」と呼ばれている。

「地下闘技場」で戦っている気配を感じ取り、用心棒のガイアとムテバを倒して侵入した。
刃牙と王馬の対決が盛り上がるところで乱入して、勝手に試合をしようとしてしまう。
最後は黒木玄斎がやって来てにらみ合いとなったが、光成と滅堂の説得で仕方なく帰った。

徳川光成(声:麦人)

近年の出演作に『劇場版 美男高校地球防衛部ETERNAL LOVE!』、『ルパン三世VSキャッツ・アイ』などがあります。

徳川家十一代目当主。世界トップクラスの財力を持ち、一方で「地下闘技場」の会長としても君臨する。

久しぶりに会った古い友人の片原滅堂と酒の席で盛り上がり、対戦会をやると決めてしまう。
対戦会に花山、ジャック、刃牙の3人を選び出すと、金持ちたちのショーとして見せていた。
刃牙と王馬の対決で繰り出される技に驚嘆し、最も盛り上がる時間だと興奮していた。
最後は範馬勇次郎と黒木玄斎の乱入で台無しとなって、2人を説得して有耶無耶で終わる。

【拳願会】

十鬼蛇王馬(声:鈴木達央)

代表作に『チョコレート・アンダーグラウンド』、『ぼくらの7日間戦争』などがあります。

通称「阿修羅」と呼ばれる。わずか一代で途絶えたと言われた二虎流の継承者。最強を目指ししている。

滅堂に呼び出されると、「地下闘技場」の対戦会が行われると言われて素直に承諾していた。
三番手として登場する前から刃牙が相手だと理解していて、その時をずっと待ちわびていた。
多彩な刃牙の技に翻弄されるも二虎流で対応するが、最終的に「憑神」を使用していく。
最後は範馬勇次郎と黒木玄斎の乱入で中断し、試合後に刃牙をイメージして対戦していた。

鎧塚サーパイン(声:檜山修之)

代表作に『幽☆遊☆白書』、『劇場版 SHIROBAKO』などがあります。

通称「吼える闘魂」と呼ばれる。ミャンマー出身で古代から伝わる素手で行う格闘技「ラウェイ」を使う闘技者。

実は過去に父親と愚地独歩が「拳願会」でやり合っており、それを超える為に出場を決める。
一番手として登場し、花山薫を相手にインファイトへ持ち込む得意のスタイルを貫き通す。
鋼鉄並みの頭蓋骨で花山の一撃に何度も耐え、必殺の「ビルマの鉄槌」で拳を破壊した。
最後は何度も頭部への打撃を食らって脳が揺れて、結果的に耐えきれずダウンして負けた。

呉雷庵(声:松岡禎丞)

代表作に『アルモニ』、『劇場版 鬼滅の刃/無限列車編』などがあります。

通称「魔人」と呼ばれる。暗殺集団「呉一族」の肉体改造や先天的な高い耐久力から最凶と位置づけられる。

滅堂からドーピングや改造手術で肉体を強化するジャックに本物の最高到達点を見せていく。
二番手として登場してジャックを圧倒して倒すが、薬が効くまでの時間稼ぎと知って喜ぶ。
「外し」を使って殴り合いとなり、ジャックの首を締めて落とすもすぐに復活されてしまう。
最後はすでに勝利しているにも関わらず殴り合いするが、刃牙に止められてブチ切れていた。

山下一夫(声:チョー)

近年の出演作に『映画ドラえもん/のび太の地球交響楽』、『SAND LAND』などがあります。

山下商事の社長。十鬼蛇王馬の雇い主で世話係。王馬の圧倒的な存在感に惚れ込んで一緒に行動している。

滅堂の頼みで「地下闘技場」での対戦会に呼ばれ、王馬たちと一緒に東京ドームまで来た。
「地下闘技場」の存在をまったく知らず、そのような施設がある事に素直に驚いていた。
王馬がワクワクしている事を感じ取っていて、刃牙との対決では心配しながらも見守った。
最後は「憑神」まで使った王馬を心配していたが、勇次郎と玄斎の乱入で終了して安堵した。

片原滅堂(声:柴田秀勝)

代表作に『宇宙戦士バルディオス』、『天気の子』などがあります。

日本経済会を牛耳る大日本銀行の送水。「拳願会」の第58代会長で、かつて「極東の風雲児」と呼ばれた。

昔からの知り合いである徳川光成と酒の席で盛り上がって、久しぶりの対戦会を思いつく。
「拳願会」からサーパイン、雷庵、王馬の3人を選び、金持ちたちにショーとして見せる。
暴走していた雷庵とジャックたちに驚きながらも、止めた王馬と刃牙の強さに期待した。
最後は黒木玄斎と範馬勇次郎の乱入で仕方なく中断させて、なんとか場を収める事にした。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は『範馬刃牙』の板垣恵介、『ケンガンアシュラ』のサンドロビッチ・ヤバ子とだろめおんの原作がコラボしています。
現在では『ケンガンアシュラ』のアニメシリーズが配信され、それに合わせて『範馬刃牙』とのコラボとなっています。
あくまで対戦がメインとなっている為、基本的にストーリー性がなく三番勝負として次々と戦っていくだけ。
これは完全に両作のファン向けの作品となっているので、どちらも知らないと楽しめない内容となっています。
個人的には『範馬刃牙』は知っていたが、残念ながら『ケンガンアシュラ』はまったく知らなかったです。
なので、本作を鑑賞する前に『ケンガンアシュラ』のほとんど見てから、今回の鑑賞という形になります。
ストーリー性がないので人気と似たようなキャラクターが選出され、その他は解説役として登場していました。
さすがに長年連載されている『範馬刃牙』の方が登場人物が多かったが、新参者と言える『ケンガンアシュラ』は挑戦者という立場だと感じました。
もちろん、三番勝負となるので最終戦までは引き分けで進んでいくのは予想できたが、それなりに悪くない流れだったと思います。
そして、最終戦はもちろん両作品の主人公が対決していくが、これも予想通りで明確な決着はつかないまま終わりました。
当然と言えば当然かもしれないが、ここで明確な勝敗をつけるワケにいかなかっただろうし、何より続編がありそうな雰囲気で終わっていました。
Netflixの独占配信となっているが、今後はシリーズ化する可能性もあるので、今回の決着は次に伸ばしたと言えます。
次の作品があれば、もっとストーリー性やお互いのキャラクターによる因縁なんかがあればもっと楽しめると思います。

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