【グレート・ホワイト】RE-3459

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洋画

作品データ

公開年月 2021/06/18
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 マーティン・ウィルソン
脚本 マイケル・ボーゲン
製作 マイケル・ロバートソン
製作国 オーストラリア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

北オーストラリアの沿岸部、水上飛行機で小さな島に上陸したチャーリーたち5人の男女は、無残な姿になった男性の死体を見つける。
再び島を出て飛行する中、チャーリーは今度は海上で転覆したボートを見つけて生存者を探すが、人影はなく海中で恐ろしい光景を目撃してしまう。
慌ててチャーリーたちは水上飛行機で離れようとするが、突然何者かの大きな力で機体が破壊され、飛行不能になったところで巨大な人食いザメが姿を現すのだった。

登場人物&出演者

キャズ(演:カトリーナ・ボウデン)

代表作に『タッカーとデイル/史上最悪にツイてないヤツら』、『ピラニア/リターンズ』などがあります。

主人公。救命救急専門の看護師。パールエアーでは経営を担当していて、銀行からの支払いに頭を悩ませる。

仕事があまり入ってこないせいで頭を炒めるが、楽観的に考えるチャーリーに説得される。
実は妊娠していて、ジョウジたちをヘルズリーフに送った時に話し、結婚を約束していた。
ホオジロザメに襲われてゴムボートで漂流し、ベニーとジョウジを失って悲しんでいた。
最後はチャーリーが犠牲になり、ミシェルの助けでもう一匹を倒し、無事に無人島へ着く。

チャーリー(演:アーロン・ジャクベンコ)

代表作に『The Ballad of Des & Mo』、『A Man for Every Month』などがあります。

ヒロイン。「パールエアー」でチャーター機を飛ばしている。元々は海洋生物学者でサメに噛まれて引退した。

噛まれて病院に運ばれた時にキャズと出会っていて、パールエアーを一緒に経営している。
銀行からの支払いを迫られているのに、楽観的に考えて現実的なキャズの考えを否定する。
ジョウジたちをヘルズリーフまで連れて行くが、サメの襲撃でゴムボートで漂流していた。
最後はキャズと組んでホオジロザメを一匹倒すが、もう一匹の気を引く為に犠牲となる。

ベニー(演:テ・コエ・トゥハカ)

代表作に『ザ・ラスト・ウォーリアー』、『ラブ&モンスターズ』などがあります。

「パールエアー」でシェフを務める。チャーリーたちの友人で先住民の血を引いている。

新しく客としてやって来たミシェルをひと目見て気になり、ジョウジの嫉妬を生み出す。
チャーター機の中でサメなどの噂を面白おかしく話すが、更にジョウジを苛立たせる。
ホオジロザメの犠牲を見てしまい、襲撃を受けて腕をケガし、ゴムボートで漂流していた。
最後はミシェルの着替えを手伝おうとしてジョウジばキレて、海に落ちてサメに食われた。

ジョウジ(演:ティム・カノ)

代表作に『ロード・オブ・ザ・リング』、『ベルリン・シンドローム』などがあります。

投資アナリスト。妻のミシェルからお願いをされて、オーストリアのヘルズリーフまで行く。

過去に溺れた経験があるせいで水が苦手で、来る前から反対していたが折れてしまった。
ミシェルに気があるような雰囲気のベニーにすぐ気付いて、最初から敵意むき出しとなる。
ゴムボートで漂流する間、ずっと文句を言っていて、ベニーにキレて彼が食い殺される。
最後はホオジロザメの襲撃で海に投げ出され、泳げずに弄ばれながら食い殺された。

ミシェル(演:キミエ・ツカコシ)

代表作に『Zelos』、『Rip Tide』などがあります。

ジョウジの妻。祖父が日本人で亡くなって、遺骨を思い出の場所であるヘルズリーフに散骨をしたい。

水が苦手だったジョウジをなんとか説得して、パールエアーでヘルズリーフまで向かった。
ベニーに色目を使ったせいでジョウジが嫉妬し、そのせいで余計な争いを起こしてしまう。
ジョウジもホオジロザメに食われてしまい、無人島が見えるとチャーリーたちが囮になる。
最後は海中でサメと戦うキャズと協力し、倒してもらうと、無事に無人島へたどり着いた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『海底47m』シリーズの製作総指揮チームが再集結し、製作には『赤い珊瑚礁/オープン・ウォーター』のプロデューサーが参加しています。
世界でダントツの割合でサメによる事故「シャークアタック」が最も多いオーストリアが舞台になっています。
なので、物語としての説得力が生まれてくるが、いつもながらサメはホオジロザメと決まっているようです。
基本的にサメ映画というのはビーチを舞台にする場合と、無人島へ出かけて襲われるパターンに分かれています。
本作は後者となっているが、ストーリーとして非常に単純で登場人物も片手で数えるぐらいしかいません。
そうなってくると、派手なアクションよりも、登場人物たちによるどうでもいい揉め事が中心になってきます。
どうしても物語に起伏を与えないといけないと思ったのか、どうでもいい争いで雑なアクション部分を生み出しています。
この作品における最大の罪人である登場人物が被害者ヅラをして、ちゃんと生き残るところはあまり納得できなかった。
どうせやるならば、もっと物語をかき乱した上で、主人公たちの犠牲によって生き残るパターンの方が良かったのかもしれない。
それと確実に生き残る設定の登場人物も見え見えすぎて、そこら辺も安易すぎたせいで緊張感がなくなってしまっている。
シャークアタックについての恐ろしさを描きたかったのか、観光業をする主人公たちの経営難を描きたいのか、日本人の散骨を描きたいのか、全部が中途半端でした。

コメント

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