【アルマゲドン2007】RE-3954

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あ行

作品データ

公開年月 2007/06/11
ジャンル パニック/SF
原作 なし
監督 テリー・カニンガム
脚本 マイケル・コニーヴェス
製作 ステファン・ヴォドスロースキー、ゴードン・ヤング、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

小惑星が月に衝突し、その影響で異常気象が世界中を襲い、更に破壊された破片が地球へ降り注ぎ大都市は次々と被害を受けていた。
メキシコシティは壊滅的な状況となり、衝突の影響で月にできた亀裂は拡大していき、このままで月が地球へ衝突する可能性が強くなっていた。
この事態に対応するべく天文物理学者のラナやビル解体爆破のプロであるジョンを集結させ、2つのプランを考案して地球の滅亡を救おうとするのだった。

登場人物&出演者

ジョン・レディング(演:スティーヴン・ボールドウィン)

近年の出演作に『Blood Pageant』、『Missiya: Prorok』などがあります。

主人公。ビル爆破解体のプロ。先祖代々から生業にしている。業界でも随一の経験を持ち人助けも怠らない。

数年前に妻を亡くして無茶を繰り返して部下に注意され、仕事中にアメリカ政府が呼び出す。
ラナ博士が打ち出す作戦について爆破のプロとして助言すると、彼女の説が正しいと宣言。
月での爆破作業の為に行くと決めて、電磁爆弾を即席で作り出して月の亀裂を修復させた。
最後は無茶を止めてようになって、なぜかラナと付き合うようになってブリナも認めていた。

ラナ・ゲイル博士(演:エイミー・プライス=フランシス)

代表作に『パージ:アナーキー』、『ザ・メッセージ』などがあります。

ヒロイン。天体物理学者。以前はアメリカ宇宙研究所に所属していたが、父親の名誉を考えて退職している。

個人の研究所を運営していたが、月の衝突が明確になると元上司のガースに呼び出された。
過去に父親が提唱した説が正しいと信じて、今回の作戦についてもベースにして対策を計画。
ブリナが月の破片を持ち込んで鉄の存在を証明すると、ジョンに即席の電磁爆弾を作らせた。
最後は月の亀裂が修復され、宇宙研究所へ戻るとなぜかジョンと付き合うようになっていた。

ガース・ペンダー博士(演:ジョン・ラルストン)

代表作に『烏/カラス』、『マキシマム・ブラッド』などがあります。

アメリカ宇宙研究所の責任者で天体物理学者。月が地球に衝突すると判明し、ラナ博士を呼び出していた。

過去の因縁を知っていて戻りたくないラナの後ろ盾として、彼女を守ると宣言して出迎えた。
ビクターがやって来ると彼の暴言を止められないが、地球を救う最善の手段を考えていた。
当初は核兵器の使用を考えたが、月が鉄を多く含む事から電磁爆弾に切り替える事にした。
最後はジョンたちの活躍で月の亀裂が修復され、彼らも無事に帰還するとみんなと喜んだ。

ブリナ(演:アンナ・シルク)

代表作に『LOVEルールズ』、『スリー・ヒットマン』などがあります。

ジョンのビル解体爆破チームのメンバー。妻を亡くしたジョンを心配して、無茶する彼に注意をしていた。

ビルの解体爆破でトラブルが起きると、無茶した彼に休暇を取るべきだとして提案していた。
ジョンがアメリカ政府に呼び出されると、ビルの解体爆破を任されるも天候のせいで止まる。
現場が危険だとしてジョンに退避を命じられ、月の破片を手に入れて宇宙研究所まで来る。
最後はジョンたちの活躍で月の亀裂が修復され、彼がなぜかラナと付き合って安心していた。

アルバート(演:マット・ゴードン)

代表作に『ロビイストの陰謀』、『ルーム』などがあります。

エンジニア。強力な電磁波を発生させる発電機を研究している。ラナたちがやって来ると説明をしていた。

月へ持っていこうとするラナたちの言葉に対し、ありえないとしてずっと否定を繰り返した。
発電機が繊細な装置な上に、危険な物質を使っている事から専門家しか扱えないと説明する。
ジョンが月へ行くと決心して最大限に協力し、電磁爆弾を作る事になってジョンに教えた。
最後は核エンジンが使えるとして計算し、成功すると月の亀裂が修復されてみんなと喜んだ。

レイチェル(演:ジェシカ・ヘイフィ)

代表作に『ファインド・ミー』、『グッバイ、リチャード!』などがあります。

アメリカ宇宙研究所の宇宙飛行士でパイロット。月が破壊される状態を食い止める為にスペースシャトルを操縦する。

当初の計画では核兵器を使って亀裂を食い止めるべく、危険な破片の中を操縦していた。
途中で管制塔との通信が取れなくなり、相棒もケガして脱落する中で孤軍奮闘をしていた。
電磁爆弾に切り替える作業でスペースシャトルを操縦し、爆発地点まで隔日に着陸した。
最後は電磁爆発を起こして月の亀裂が修復され、無事に危険な状況から脱して地球へ帰還。

ビクター・スティーヴィンス博士(演:ダーク・ベネディクト)

近年の出演作に『Charlie’s Christmas Wish』、『Space Ninjas』などがあります。

ホワイトハウスの首席顧問で天体物理学者。過去にラナの父親が提唱した説を否定し、業界から追放しようとした。

ラナとも因縁を持っていて、一流の科学者で大統領に近い事から立場が上だとして接する。
月に鉄の核があると信じるラナの言い分を頭ごなしに否定し、大統領のお墨付きで計画する。
ブリナが破片を持ち帰って鉄があると分かると、一転してラナたちに協力して計算をした。
最後はジョンが月の亀裂を修復して、ラナの父親への謝罪と彼女の功績を素直に褒めていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は『アルマゲドン』とはまったく関係ないシリーズとなっています。
この作品は『カオスファクター』や『ジャック・ハンター』シリーズで知られるテリー・カニンガムが監督を務めています。
まだこの時期はアサイラムが作っていなかったので、同じアルバトロスの『アルマゲドン』でもかなり違っていました。
今の『アルマゲドン』シリーズはアサイラムの影響により、どうでもいい専門用語の説明や家族ドラマが中心となっています。
しかし、本作はちゃんとした映画になっていて、余計なドラマもなく納得できる展開だが、唯一負けているのはCGでした。
あまりにもショボいCGのせいで緊迫感よりも笑いを誘ってくるクォリティーで、ここが最大の残念なポイントと言えるだろう。
確かに本作はツッコミどころがあるけど、現在の『アルマゲドン』シリーズと比べるとちゃんとしていると感じました。
大ヒットした本家本元の『アルマゲドン』と比べてしまうとショボいかもしれないが、映画としてはちゃんとしています。
その点では認めるべき作品であり、当時は最低だとしても今のシリーズよりも映像以外は談山マシだと感じさせます。
アサイラムはある意味、ファン向けの作品となっている部分があるけど、この頃はちゃんと作ろうとするところが分かります。
予算がないなりに人員を用意して、それっぽいセットを作り上げているので、本作はもっと評価されてもいいと思いました。
ただし、これは現行の『アルマゲドン』シリーズと比べての話しであり、メジャーな作品と比べるとチープなのは否めない。

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