【DASHCAM/ダッシュカム】RE-3931

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2023/07/14
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ロブ・ザヴェッジ
脚本 ロブ・ザヴェッジ、ジェマ・ハーレイ、ほか
製作 ジェイソン・ブラム、ダグラス・コックス、ほか
製作国 アメリカ、イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

女性ラッパーで迷惑系ライブ配信者として人気を博すアニーは、ロサンゼルスのコロナ規制に辟易してイギリスに住んでいる昔の音楽仲間のストレッチの元を訪れる。
しかし、今は配達員として普通に暮らすストレッチにとってアニーの来訪は迷惑でしかなく、彼女を追い返してしまう。
頭に来たアニーはストレッチの車とスマホを盗み、ライブ配信しながら勝手に彼の仕事をすると、一人の女性を運ぶ依頼から想像を絶する恐怖が待ち受けるのだった。

登場人物&出演者

アニー・ハーディ(演:アニー・ハーディ)

代表作に『The Icarus Line Must Die』などがあります。

主人公。ラッパーで迷惑系ライブ配信者。アメリカがコロナ禍で自粛している状態に嫌気が差している。

イギリスにいる友人のストレッチに会おうと勝手に来て、不法侵入をして驚かせて挨拶した。
ストレッチの恋人から歓迎されず、彼が健康志向となった原因として嫌っているような態度。
一緒に配達の仕事で回って下品なラップをするが、マスクをしないせいで店員と揉めていた。
迷惑としてストレッチと恋人が相談する間、車を盗み配達を請け負うとアンジェラを運ぶ。
アンジェラを追う人間を彼女が排除し、ただならぬ様子で慌てるとストレッチが合流する。
狂暴化したアンジェラから逃げ回っていくが、ストレッチが殺されると変異して追われる。
最後は変異したアンジェラが動けなくなって頭を電子ピアノで玉砕し、ライブ配信を続けた。

ストレッチ(演:アマル・チャーダ=パテル)

代表作に『DOOM/ドゥーム:アナイアレーション』、『ザ・クリエイター/創造者』などがあります。

アニーのかつての音楽仲間。現在は音楽業界から引退し、真面目に配達員として働き普通の暮らしをしている。

寝ていたところを勝手にアニーがやって来て、昔のような挨拶をされて驚いて飛び起きた。
そのままアニーを泊めて翌日になって、仕事の配達をする為に彼女を一緒に同行させていた。
順調に仕事をするも途中でアニーが店員と揉めて、仕方なく退散して恋人に注意される。
アニーに車を奪われてライブ配信を見て、彼女の居場所を突き止めて怒りながら合流をした。
アンジェラを運んでいる事が気になっていたが、突然狂暴化してアニーと一緒に逃げ出す。
道中で新婚カップルと車が正面衝突で殺し、呆然しているとアンジェラが襲って逃げ出した。
最後はアニーと隠れていたが、アンジェラに見つかって首元を切り裂かれて死亡してしまう。

アンジェラ(演:アンジェラ・エナホロ)

本作が長編映画デビュー作となります。

謎の老婆。配達で呼び出されたアニーが大金と引き換えに運ぶ。その正体は16歳の少女だという。

アニーに車へ運ばれるも、何度も出ようとして注意され、結局は諦めて黙って座っていた。
突然失禁をしてアニーに近くのレストランでトイレを借りると、女性に襲われるも反撃した。
アニーが慌てて車に戻っていたが、音もなく後部座席にいて口を閉じるホチキスを取った。
口を全開にして狂暴化すると、アニーたちを襲うも逃げられてしまい森でさまよっていた。
新婚カップルの車と正面衝突したアニーを見つけ、首元をかじるもストレッチに倒された。
豪邸を見つけて勝手に入ったアニーの前に現れ、遊園地に逃げたストレッチを殺害した。
最後は変異してアニーを追い詰めるが、動けなくなって頭を電子ピアノで玉砕されて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はシンガーソングライター兼女優として活躍するアニー・ハーディが主演となります。
この作品は『ズーム/見えない参加者』で知られるロブ・ザヴェッジが監督を務めています。
全編に渡ってPOVによるカメラの視点で物語が展開されるが、本作は最悪の部類と言ってもいいカメラの揺れがすさまじかったです。
ロブ・ザヴェッジ監督は『ズーム/見えない参加者』でもPOVの視点を使って、その手法について熟知しているはずです。
しかし、本作はPOVの元祖とも言える『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を意識しているのか、激しすぎるカメラの映像でした。
まったく何が起きているのか分からないような状況であり、主人公のアニーの持つスマホのカメラは性能が悪くて映像も良くない。
暗黒画面は最悪の部類に入るが、本作は意図的な演出があるにしても、マトモに映像を見せる気がなかったようです。
それにやっている事がワンパターンで、POVの利点を使おうと考えているだろうが、ただ驚かすだけに終始していてセンスがない。
主人公を演じるアニー・ハーディは元々なのか知りませんが、クズな人間を演技でやっているなら説得力がありすぎました。
とにかく、下品で人に迷惑をかけても、自分が正しいという考え方で社会不適合者と言えるようなレベルでした。
ずっとリベラルに対して否定的な言動を見せているが、アニーも考え方が違うだけで自分の意見を押し付けている時点で変わらない。
所詮は目立ちたいだけの迷惑系ライブ配信者なので、個人的にはなんの価値もない存在であるが、それに価値を見出す一定数の人間は必要かもしれない。
それとラップに関して上手いや下手よりも、それを聞いているとバカになりそうなで適当に流しました。
エンディングのラップは本人が作っているかもしれないが、あれを8分も聞いていられる神経はちょっと分からないです。
こういう作品はあくまでアンダーグラウンドにあるべき作品であり、決して地上へ出しちゃいけないタイプでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました