作品データ
公開年月 | 2021/09/17 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ディエゴ・サヴィニャーノ |
脚本 | ディエゴ・サヴィニャーノ、ニコラス・オネッティ |
製作 | カルロス・ゴイティア、ニコラス・オネッティ、ほか |
製作国 | アルゼンチン、ニュージランド |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ダークウェブとは従来の検索エンジンがアクセスできないインターネット上の階層で、入るには特定のソフトウェアや認証などを必要とする。
若手YouTuberのルドヴィコ122は再生回数を稼ぐべく、撮影しながらインターネットの最も深い未知の部分に入り込もうとしていた。
ルドヴィコ122はダークウェブの第8階層に到達すると、そこで彼の人生を一変させる恐怖に遭遇するのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は脚本家やプロデューサーなどとして活躍するディエゴ・サヴィニャーノにとって2作目の長編映画となります。
この作品はインターネット上で存在する特定のソフトウェアなどを使わないと利用できないディープ・ウェブがテーマになっています。
個人的には以前から知っていたディープ・ウェブなので、本作で扱っているネタは特に珍しいという事はなかったです。
ただ、ディープ・ウェブを知らない人たちに向けた内容としては分かりやすいが、映画としての面白さは皆無に等しいと感じました。
YouTubeにある実際の動画を使っているので、説明する上で説得力があるけど、あくまで知らない人向けと言える初心者レベルの内容でした。
逆にディープ・ウェブを知っている人間からすると、少し物足りないし、何より自分で検索すれば見つかるネタだから新鮮味はありません。
こういうディープ・ウェブを扱った作品は珍しくないが、YouTuberと組み合わせる点では少しだけ新鮮だと言えるだろう。
ただし、これはYouTubeでできるような内容だから、ワザワザ映画にするほどの価値はないように感じました。
それに主人公は70万再生を平然と叩き出すようなレベルだが、これはYouTubeの中でも少数で相当話題になるはず。
二本目の動画が100万で、三本目が700万と考えると、ちょっとばかり現実味のないような設定になってしまったと思います。
せめて、一桁落とすぐらいならなんとなく納得できるが、YouTubeの仕組みが分かっている人間からするとファンタジーレベルに感じてしまう。
とにかく、本作は映画としてはギリギリ成立しているような感じなので、普通にディープ・ウェブを扱っているYouTuberのチャンネルを見る方が面白いと思いました。
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