【アイス・アルマゲドン】RE-3952

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あ行

作品データ

公開年月 2014/12/20
ジャンル パニック/SF
原作 なし
監督 ジョナサン・ウィンフリー
脚本 デヴィッド・サンダーソン
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

20XX12月25日、大気圏に突入した謎の隕石は北米上空で2つに分裂し、1つはディケンス山に墜落して、もう1つは山麓の街レノックスを直撃した。
隕石から放射される絶対零度の寒気により、街は瞬時に凍結して、市民は為すすべもなく次々と犠牲となっていく。
技師のチャーリーと天体物理学者のアレックスは、分裂した隕石が冷気と熱気を操る物質だと調査し、それを止めるべくディケンス山を目指していくのだった。

登場人物&出演者

チャーリー・ラチェット(演:ヴィクター・ウェブスター)

代表作に『新アリゲーター/新種襲来』、『スコーピオン・キング4』などがあります。

主人公。爆破のプロ。ベンが町を牛耳っているが、過去に逆らった事でクビにされて恨みを持っている。

ベンがクリスマスイベントで演説する中、隕石が降ってくると誰よりも先に動いていた。
住民の避難を第一に考えて妻にも連絡をして、立ち往生するアレックスを見つけて助け出す。
サンプルを取りたいアレックスに同行し、確実に死ぬような状況でもかすり傷程度で助かる。
最後は熱気を出す隕石を見つけ、寒波の隕石と合体させて解決し、町の英雄となった。

アレックス・ノヴァク博士(演:ジェニファー・スペンス)

代表作に『ザ・コア』、『ワンダー/君の太陽』などがあります。

ヒロイン。天体物理学者。クリスマスになっても観測を止めず、面白い隕石を発見して様子を見ていた。

町に隕石が落下したと知って向かっていくが、途中で車が故障するとチャーリーと合流する。
避難所まで来るもサンプルを取りたくてチャーリーを巻き込むが、寒波の原因を探っていく。
隕石が分裂した事を知ると、それを合わせたら解決すると導き出してチャーリーと向かう。
最後は寒波の隕石まで行くと、熱気の隕石を合体させて無力化させて町を救う事になった。

ティム・ラチェット(演:リチャード・ハーモン)

代表作に『残酷で異常』、『アデライン、100年目の恋』などがあります。

チャーリーの長男。母親が隣町で働いていて微妙な環境にある。父親の作業現場にいてダイナマイトで遊ぶ。

マーリーと空を見ていると隕石が分裂して落下するところを見て、慌てて二人で避難をした。
スコットに殴られるも言い返さず、父親に言われて家に帰って母親へ連絡しようとする。
マーリーが隣町に来ていないと知ると、勝手に飛び出してすぐに見つけて自力で帰ってきた。
最後は凍っていく避難所でマーリーと一緒にいて、父親が解決すると生還を喜んでいた。

フェイ・ラチェット(演:ボティ・ブリス)

代表作に『デッド・バンディ/全米史上最高の殺人者』、『スウィート・トラップ/消えた少女』などがあります。

チャーリーの妻。隣町で仕事をして別居中となっている。息子のティムが無茶すると夫をいつも責める。

仕事している時に夫から電話をもらうと、避難する手配を頼まれると即答して対応していた。
息子がやって来るとケガした心配をするが、避難者たちの面倒を見るのが精一杯となる。
マーリーたちが来ない事をクリスタルから聞くと、息子が助けに行ったとして待機していた。
最後は息子たちが自力で帰るが、避難所が凍りつくも夫たちの活躍で助かって喜んでいた。

マーリー・スクルージ(演:ティエラ・スコビー)

代表作に『レイプ・ザ・ビースト』、『2ハート』などがあります。

スクルージ家の長女。ティムの恋人。父親たちがお互いを嫌っている状態で、ティムとの関係に気をつけている。

ティムと一緒にいると隕石が分裂して落下するところを見ると、二人で慌てて町へ戻った。
兄がティムを殴り飛ばすと喚き散らすが、母親が止めに入ると父親の指示で家へ避難した。
母親の指示で兄と隣町へ行くが、途中で寒波に襲われてなぜか一人だけ平然と助かっていた。
最後はティムと合流して隣町へ行くと、凍る避難所にいるもチャーリーのおかげで助かる。

スコット・スクルージ(演:アンドリュー・フランシス)

代表作に『ファイナル・デッドコースター』、『臨死』などがあります。

スクルージ家の長男。常に父親の近くにいて、虎の威を借る狐のような感じで他人に上から目線である。

妹がティムと一緒にいるところを見つけると、避難してきた彼にすぐ顔面へパンチしていた。
父親に言われて家に帰るが、隣町への避難をするべく先に妹とともに車で向かっていった。
道中で車が故障した男に暴言を吐くが、妹のフォローでなぜか素直に修理を手伝おうとする。
最後は寒波がやって来て逃げ出すが、妹だけがほぼ無傷で生き残るのに自分は凍死をした。

クリスタル・スクルージ(演:ヨハンナ・ニューマーチ)

代表作に『パペット・キラー』、『レストア計画:人生版』などがあります。

ベンの妻。夫が慈善事業で町を活性化させる事に賛同し、クリスマスのイベントで一緒に壇上へ行く。

隕石が襲ってみんなが避難する中、長男がティムを殴って揉めていると間に入って仲裁した。
夫に言われて家に帰ると、子供たちに隣町へ先に避難するように指示して隣人を連れ出した。
隣町に行くも子供たちが来ないとフェイに相談し、買収した業者にヘリを出す指示をした。
最後は娘が無事に来て迎えるも息子の死を知って悲しむが、命が助かると忘れて喜んでいた。

ベン・スクルージ(演:マイク・ドプド)

代表作に『ローラーボール』、『マキシマム・ブロウ』などがあります。

実業家。積極的に慈善事業を展開しているが、意見する者に厳しい。自己中心でチャーリーを嫌っている。

クリスマスイベントで町の貢献を宣言する中、隕石が落ちると助けを求める人を見捨てた。
チャーリーに言われて住民たちを助ける事になり、家族を隣町へ避難するように命令した。
避難所に寒波が襲って一人だけボイラー室にいて助かり、チャーリーたちと合流を果たした。
最後は子供たちを探し凍死した息子を見つけ、寒波を食らうもなぜか無傷で家族と再会した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給のパニック映画となっています。
この作品は『リーサル・コップ2』、『ジュラシックウォーズ』などがあります。
アサイラムのパニック映画であるけど、本来ならSFのカテゴリーなのにほとんどがファンタジーという面白い感じです。
近年のアサイラムの作品は専門用語を連発して説得力をもたせようとするが、実はその会話にはまったく意味がありません。
なぜなら小難しい専門用語で丁寧な説明をしても、最終的には主人公パワーによる強引な解決をしてしまうから。
ただ、本作はまだアサイラムが専門用語を使い出す前の作品だからなのか、ほとんど説明がなくファンタジーになってしまっている。
アサイラムはここら辺にちょっと問題を感じたからこそ、近年の作品は専門用語を連発させている事を考えると納得がいきます。
本作はファンタジーのような設定になっているので、科学的な解決よりもそれっぽい説明に主人公のチートパワーに頼るところが大きい。
一瞬で凍りつく嵐をギリギリで逃げ出し、地盤落下でほぼ無傷、ヘリの墜落でかすり傷など驚くほどのチートパワーを発揮していました。
それが超人の設定なら納得するが、単なる爆破のプロというだけで、それ以外は何もないから不自然極まりなかったです。
ただ、そうしないと問題を解決できないので百歩譲っても理解できるが、他の登場人物も無敵が付与されているのもギャグとしか言えない。
どうでもいい脇役は一瞬で退場するが、メインのキャストは絶望的な状況でも平然としているから笑うしかないだろう。
今のアサイラムと過去のアサイラムを見比べると、現在はそれっぽい説明をしているだけでも成長していると感じます。
その分、主人公のチートパワーが少なくなってツッコミどころが少なくなるが、これもまた時代だと言えるだろう。

コメント

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