【ザ・ボーイ/残虐人形遊戯】RE-3377

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洋画

作品データ

公開年月 2020/02/20
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ウィリアム・ブレント・ベル
脚本 ステイシー・メニヤー
製作 トム・ローゼンバーグ、ゲイリー・ルチェッシ、ほか
製作国 カナダ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

過去に強盗の襲撃に遭った事でトラウマに悩まされ続けるライザは、夫から家族で田舎町にある家で短期間過ごそうと提案される。
森を散歩中に廃墟のような屋敷で息子のジュードが土の中に埋められた人形を見つけ、ブラームスと名付けて人間のように扱っていた。
やがてジュードの周囲で奇怪な事件が起き始めると、ライザは人形に原因があると感じ、引き離そうとするも新たな悲劇の引き金となるのだった。

登場人物&出演者

ライザ(演:ケイティ・ホームズ)

近年の出演作に『ローガン・ラッキー』、『私の居場所の見つけかた』などがあります。

主人公。強盗の襲撃で頭を殴られた後遺症で悩む。夫の提案で短期間だけ田舎町へ行く。

未だにジュードを強く心配しているが、拾ってきた人形をキレイにするも不気味に感じる。
ジュードがしゃべるようになって喜ぶが、ブラームスの影響を見て恐ろしくなっていく。
ブラームスにジュードが操られていると知って、処分を考えたせいで怒りを買った。
最後はジュードを説得し、ショーンがブラームスを破壊した事でトラウマも克服した。

ジュード(演:クリストファー・コンヴェリー)

代表作に『蜘蛛の巣を払う女』、『By Dawn』があります。

ライザとショーンの息子。強盗の襲撃で目の前で母親が殴られたショックで失語症となる。

五ヶ月間も言葉を話す事ができず、両親や担当医とは筆談でしか意思疎通ができない。
リフレッシュに来た家の近くでブラームスを拾い、四六時中ずっと一緒にいて遊んでいた。
徐々にブラームスのルールに従うようになり、ついに家出をして古い屋敷で暮らすと主張。
最後はショーンがブラームスを破壊して火で焼くが、仮面を持っていて共存していた。

ショーン(演:オウェイン・イオマン)

代表作に『トロイ』、『アメリカン・スナイパー』などがあります。

ライザの夫でジュードの父親。仕事中に妻と息子が強盗に襲われた事で気を使っている。

トラウマを抱えている妻と息子の為、田舎町にある家でリフレッシュする提案をする。
新しい家でブラームスを仲間に迎え、ジュードが話せるようになってライザと喜んだ。
ずっとブラームスを疑っていたライザと違っていたが、バーで過去の事を聞いて戻った。
最後は間に合ってブラームスを破壊して解決し、元の家に戻って平和を取り戻した。

ローレンス先生(演:アンジャリ・ジェイ)

代表作に『アデライン/100年目の恋』、『パワーレンジャー』などがあります。

ジュードたちの診察を担当している主治医。五ヶ月に渡る治療の成果が上がらない。

田舎町に行っていたライザたちにアドバイスを送り、ジュードの変化は好ましいと話す。
最後は悪さをするジュードに人形が悪影響を与えているとして、ライザたちに警告した。

ジョセフ(演:ラルフ・アイネソン)

代表作に『ウィッチ』、『ワイルド・ストーム』があります。

ライザたちがやって来た家がある土地の管理人。いつも愛犬と周囲を見回っている。

ジュードがブラームスの人形を拾ったのを知って、声をかけるも意味深な視線を送る。
愛犬を探し回っていたと時にジュードとブラームスを見かけてまたも声をかけた。
実は過去にブラームスの影響で家族が死んで、壊れた人形を修理していたと話した。
最後はブラームスの念力で空中に浮かび、焼却炉から炎を当てられてそのまま死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』の製作が手掛けた作品となります。
邦題では続編という事を意識しておらず、一応は『ザ・ボーイ/人形少年の館』シリーズの二作目となっています。
前作で起きた事件について語られていますが、主人公だったベビーシッターのグレタについて一切言及していなかったです。
この作品が続編として考えると、どうしても前作のオチからどういう作風にしていくのか重要なポイントだと思っていました。
そもそも、前作が一発ネタという狙い所だったので、同じような展開では続編である意味合いが薄くなります。
どんな内容になっていくのか気になったが、まさか本当に人形が動いて超常的なパワーを発揮するとは思いませんでした。
これは完全に前作の良さをすべて潰してしまい、せっかくのオリジナリティを自分で壊していくスタイルにはガッカリしました。
いつ本物のブラームスが出てくると思っていたら、魂が人形に宿るという『チャイルド・プレイ』みたいな事をするのは一番の失敗だったと思う。
なんとかオリジナリティを出そうと超常的なパワーを発揮するが、前作を考えると本当に無意味な設定になったとしか言えません。
どうやって工夫していくのかと期待した分、あまりにも安易すぎる展開にしてしまったのは本当に残念という感想しか出ない。

コメント

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