【ブラック・ウィドウ】VD-571

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アクション

作品データ

公開年月 2021/07/08
ジャンル アクション
原作 スタン・リー、ドン・リコ、ドン・ヘック 『ブラック・ウィドウ』
監督 ケイト・ショートランド
脚本 ジャック・シェイファー、ネッド・ベンソン
製作 ケヴィン・ファイギ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス(購入Blu-ray)

あらすじ

ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは、S.H.I.E.L.D.のエージェントからアベンジャーズのメンバーとしてスーパーヒーロー活動をしていた。
アメリカ政府を裏切った事からロス国務長官に追われる日々を送るが、ひょんな事から過去の家族と再会を果たす。
そこで潰したはずのレッドルームが現存していると判明し、ナターシャは未だにあの悪夢が繰り返されていると知って潰そうと決意するのだった。

登場人物&出演者

ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(演:スカーレット・ヨハンソン)

近年の出演作に『ジョジョ・ラビット』、『マリッジ・ストーリー』などがあります。

主人公。元S.H.I.E.L.D.のエージェント。アベンジャーズの紅一点。過去に“レッドルーム”で訓練を受けている。

ロスに追われるような状態になって、ドレイコフの洗脳を解くガスによりエレーナと再会。
家族が再集結するも本物じゃないと口にして、レッドルームを潰す為に協力を求めていた。
ドレイコフの洗脳を解き、世界中のブラック・ウィドウのデータを手にして脱出した。
最後はレッドルームを潰して、アベンジャーズを仲直りさせる為に一人で行動に出ていく。

エレーナ・ベロワ/ブラック・ウィドウ(演:フローレンス・ピュー)

近年の出演作に『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、『ミッドサマー』などがあります。

“レッドルーム”にて訓練を受けたスパイ。家族の妹を務める。20年後にはブラック・ウィドウとして活動する。

洗脳を解くガスを吸い込んで自我を取り戻すと、ロスから逃げていたナターシャと再会した。
レッドルームを潰す為に家族が再集結するが、大事な思い出だとして誰よりも大切にする。
ナターシャの作戦でレッドルームを潰し、逃亡しようとしたドレイコフを爆死させた。
最後はソウルストーンの為に犠牲となった姉の為、犯人がホークアイという情報を得ていた。

メリーナ・ヴォストコフ/ブラック・ウィドウ(演:レイチェル・ワイズ)

近年の出演作に『女王陛下のお気に入り』、『喜望峰の風に乗せて』などがあります。

レッドルームにて何度も訓練を受けたスパイ。科学者でナターシャとエレーナの母親を務めている。

ロシアのスパイとしてオハイオ州で家族を演じて、目的が達成すると負傷しながら脱出した。
未だにドレイコフの部下として働いていて、豚をコントロールする実験を行っていた。
アレクセイたちに助けを求められ、家族である事を思い出し、ナターシャたちに協力する。
最後は洗脳されている世界中のブラック・ウィドウを助ける為に仲間と旅立っていった。

アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン(演:デヴィッド・ハーバー)

近年の出演作に『タイラー・レイク/命の奪還』、『フランケンシュタインの怪物の怪物』などがあります。

ロシア初のスーパーソルジャーで人間の限界まで身体能力が上がっている。家族の父親役を務めている。

三年間に渡るアメリカでのスパイ活動で目的のデータを入手し、なんとかロシアに帰った。
現場で戦う事を希望したが、ドレイコフに用済みとされ、ずっと刑務所に入っていた
ナターシャたちと再会して家族を自覚して、彼女たちの為にタスクマスターと戦った。
最後は洗脳されている世界中のブラック・ウィドウを助ける為に仲間と旅立っていった。

リック・メイソン(演:O・T・ファグベンル)

代表作に『こわれゆく世界の中で』、『フライト・ゲーム』などがあります。

調達屋。業界でもトップクラスだと言われている。ナターシャに借りがあって何かと面倒をみている。

ロスから逃げていたナターシャから接触を受けると、寝泊まりできる場所を提供した。
アレクセイを脱獄させるオンボロの大型ヘリを用意したが、エレーナに文句を言われる。
ナターシャに協力していると仲間に知られ、ロスにも周辺を嗅ぎつけられて不満を漏らす。
最後はたっぷりの金と時間をもらって、ナターシャにジェットを与えて借りをすべて返した。

サディアス・“サンダーボルト”・ロス(演:ウィリアム・ハート)

近年の出演作に『ラスト・フル・メジャー/知られざる英雄の真実』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』などがあります。

ブルース・バナー/ハルクを軍事利用しようとした元アメリカ陸軍将軍。現在はアメリカ合衆国国務長官。

キャプテン・アメリカの味方となって裏切ったブラック・ウィドウを総力上げて追っている。
もう少しのところで追い詰めたが、結局は逃げられてしまい、情報を収集しながら追う。
最後はレッドルームが墜落して現場に向かい、またしてもナターシャを逃してしまう。

タスクマスター/アントニア・ドレイコフ(演:オルガ・キュリレンコ)

近年の出演作に『サンティネル』、『ザ・ベイ・オブ・サイレンス』などがあります。

“レッドルーム”にとって最優先の任務をこなす暗殺者。相手の動きを一度見ただけで完璧にコピーできる。

自我を取り戻したエレーナが持ち去ったガスを取り戻す為、独自のルートで追っていた。
ナターシャの荷物に紛れていると分かって追撃するも逃げられ、今度は二人を追撃していた。
その正体はドレイコフ殺害に巻き込まれ、一命を取り留めるも顔の半分が酷い状態となる。
最後はナターシャと対決してガスにより自我を取り戻し、エレーナたちに助けれる事になる。

ドレイコフ(演:レイ・ウィンストン)

近年の出演作に『キャッツ』、『キング・オブ・シーヴズ』などがあります。

“レッドルーム”の支配者。世界各地から才能ある少女を誘拐して、レッドルームで暗殺者として訓練する。

過去にアレクセイをロシア初のスーパーソルジャーとして誕生させるほどの実力を持つ。
あくまでレッドルームは世界のバランスを自在に操る為で、逃げたナターシャを追っている。
ナターシャがレッドルームに乗り込んでくるが、見事に彼女の作戦にハマってしまう。
最後は逃げようとしてエレーナに飛行機を落とされ、爆炎の中でようやく死ぬ事となった。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作は『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズにおいて、第24作目となります。
この作品はディズニープラスにて、プレミアアクセスで動画配信サービスが公開されています。
新型ウイルスの影響で映画業界にも大きなダメージを与えまして、本作に関しても三度も延期されてしまいました。
結果的にようやく公開されましたが、当初の規模よりも縮小しているが、代わりに動画の配信をプラスにしています。
今回は動画配信サービスを利用して鑑賞しましたが、MCUシリーズのフェーズ4における初の映画となりました。
物語としては『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後で、現行のMCUにとって過去の作品となっています。
本作の主人公であるナターシャ・ロマノフはすでに亡くなっているが、なぜ今になって単独映画が公開されたのか意味があると思います。
まず、単純に映画として非常に面白いですし、これまであったMCUシリーズの作品とはまた違った雰囲気がありました。
ずっと気になっていたナターシャ・ロマノフの過去に向き合って、彼女が抱えている闇を精算して『アベンジャーズ/エンドゲーム』での犠牲に繋がる。
ロシアから送り込まれた仮の家族であっても、ナターシャたちにとって大きな意味を持ち、ラストで本当の家族になる展開は熱いと感じました。
アクションに関しては超人的なキャラクターは出てきませんが、満足させようとする構成であるが、個人的にはもう少し欲しかったです。
本作ではナターシャのブラック・ウィドウ以外は新キャラとなっていて、それぞれがしっかりと個性を出していました。
特に公開前から気になっていたタスクマスターだが、予想していたモノとは少し違っていたけど、アクションの面については満足できた。
ただ、タスクマスター自体は様々なキャラクターとの関わりがあるので、その設定を継承していないように感じました。
今後のMCUシリーズで幅広く活躍を期待しているキャラクターなので、今回の正体については少し不満を持ってしまいました。
しかしながら、原作にある設定をそのまま捨てるはずないと思われるから、今後の動きについて期待しています。
敢えてブラック・ウィドウの物語を持ってきた意味合いとして、ナターシャは死んでも、ブラック・ウィドウは世界中にいると分かりました。
何より妹であるエレーナの登場が非常に大きな意味を持っていて、今後はMCUシリーズでナターシャの代わりに暗躍していくだろうと予想ができます。
最初に単独映画化を聞いた時は不安を持っていましたが、本作の内容についての意味が分かったが、まだフェーズ4の全容が分からなかったです。
今後はMCUシリーズがどう変化していくのか予想がつかないところだが、それもまた面白いところだろうと思わせる作品でした。

コメント

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