作品データ
公開年月 | 2020/04/16 |
---|---|
ジャンル | ファンタジー/アドベンチャー |
原作 | なし |
監督 | エンリコ・デ・パロ |
脚本 | エンリコ・デ・パロ、アドリアーノ・パローネ |
製作 | フィル・ゴーン |
製作国 | アメリカ、イタリア |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
神々と悪魔が地上の支配を巡って戦っていた時代、ゴーラン王は魔王シャドワーを封印し、平和な王国を作り上げていた。
だがある時、王子のイルマが罠に落ち、復活したシャドワーに囚われると、弟のマイロック王子は王国の命運を背負って冒険の旅に出る。
激しい戦いの果て、マイロックは“聖なる甲冑”を手に入れるが、その前に立ちはだかったのはシャドワーに操られた兄のイルマの姿だった。
登場人物&出演者

本作が長編映画デビューとなります。
主人公。アンセストラル・ワールドのゴーラン・モールの第二王子。敵にも甘い性格を持つ。
イルマとシャドワーの残党狩りをして、王国に平和をもたらすも目の前で兄が誘拐された。
兄を助けるべく聖なる甲冑を見つける旅でラントリスと肉体関係を結び、あっさり入手する。
イルマが登場するもすでにシャドワーに乗っ取られ、甲冑を奪われて殺されてしまう。
最後はラントリスの不死身パワーで蘇り、急に覚醒してシャドワーとの殴り合いで勝利した。

代表作に『Ex inferis』、『ザ・ヴァーチャリスト』がある。
ヒロイン。アマゾン王国の女王。過去にシャドワーと戦うも負けて不死身の呪いを受ける。
甲冑の呪われたパワーで数世紀に渡って城で暮らし、早く死にたいとずっと願っていた。
マイロックがやって来ると、一目惚れして、不死身という理由でピックニック気分で旅立つ。
石をすべて集めて聖なる甲冑を召喚したと同時に呪いが解かれ、普通の人間に戻っていた。
最後はマイロックがシャドワーに殺されるが、不死身パワーを移して生き返らせて死んだ。

本作が長編映画デビュー作となります。
アンセストラル・ワールドのゴーラン・モール王国にいる千里眼を使う女性の魔術師。
シャドワーが復活する事をまったく予知できず、イルマが誘拐されてからようやく知った。
唯一、シャドワーに対抗できる聖なる甲冑について説明し、マイロックに魔術をかけた。
聖なる甲冑を探すマイロックを監視して、何かあるとすぐに国王にテレパシーで伝えていた。
最後はマイロックが見事にシャドワーを打ち倒すと、新たな時代が始まると誰かに語った。

本作が長編映画デビューとなります。
シャドワーが暴れていた時代、アンセストラル・ワールドを守る最後の砦として戦った。
戦士たちがあっさりと消される中、配下の魔術師が放った魔法でシャドワーを消滅させた。
ほとんど何もしていなかったが、生き残ったおかげで息子たちに残党狩りをさせていた。
マイロックが聖なる甲冑を手に入れるが、シャドワーに殺されて彼に連れ出される。
最後はシャドワーの一撃を食らって悶絶する間、復活したマイロックが倒してそのまま死亡。

代表作に『Il divo』、『La stanza del sorriso』があります。
ゴーラン・モールの国王に仕えていた老年の魔術師。シャドワーとの戦いを語っていた。
国王の戦士たちが時間稼ぎの為に戦う中、呪文を完成させてシャドワーを消し去った。

本作が長編映画デビュー作となります。
アンセストラル・ワールドのゴーラン・モールの第一王子。敵に情けをかけない性格。
父親に命じられて弟のマイロックとシャドワーの残党狩りをして平和を手にしている。
マイロックとの訓練で敵に情けをかける彼を注意するが、シャドワーに誘拐されてしまう。
最後は聖なる甲冑を手に入れるべくマイロックを騙し、シャドワーに肉体を乗っ取られた。
感想
[個人的な評価]
本作はWOWOで放映され、その時の邦題は『レジェンド・オブ・キングダム』だけでした。
こんなに長いサブタイトルは必要だったのか疑問だが、そのおかげで内容がすぐに分かる仕様になったと思う。
まず、こういう低予算映画で戦士や魔法などの世界を扱う作品で、今までの経験上で面白いモノは何一つもなかったです。
大抵は予算がなくなってしまい、ラストに向かうほど物語が雑になっていくパターンがほとんどで、やりたい事と実際にできる事が乖離してしまっている。
結局、魔法などを含めたファンタジー映画は特殊効果やCGは必須であり、その予算を抑えてしまうとヒドイ事になります。
逆に凝ってしまうと、すぐに予算がオーバーしてしまい、あらゆるところで削って全体的に残念な出来になる結末が非常に多いです。
そんな本作が選択したのはスケールの大きな物語だが、30人程度しか出さず、主要人物なんて片手で数えられるぐらいになる。
主人公の王国はたった4人しか出てこないし、途中で合流するヒロインは16人、敵もほとんど単独で使い回しの可能性もある。
庭先だけで展開する世界スケールの物語に当然のように説得力がないし、リアリティもないから学芸会にしか見えない。
戦争をしている雰囲気がまったくないし、最たる状況として世界を救う旅なのに、主人公がとヒロインがイチャイチャし始める展開はギャグすぎました。
それにエピソードがほとんどないから、主人公とヒロインの関係もワンナイトラブにしか見えず、とても愛情があるようには見えないです。
やはり、本作もちゃんと練った設定じゃないから、ラストに行くと主人公が謎のパワーアップをして旅の意味合いを台無しにしているのもギャグかと思った。
あれだけ悪を倒すのは聖なる甲冑しかないと言いながら、ヒロインの不死身パワーと父親からもらったアームガードさえあれば倒せる事実に笑いが止まりません。
これはゴミ映画の部類にしてもおかしくない内容であるけど、ネタにもできる展開だからギリでクソ映画になると思います。
ちゃんとした映画を観たい人にはゴミ映画に感じるが、好事家にとっては色々と楽しめる作品になっているだろう。
コメント