作品データ
公開年月 | 1994/02/04 |
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ジャンル | コメディ |
原作 | なし |
監督 | トム・シャドヤック |
脚本 | ジャック・バーンスタイン、トム・シャドヤック、ほか |
製作 | ジェームズ・G・ロビンソン |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
スーパーボウル開幕まで2週間、マイアミ・ドルフィンズのマスコットであるイルカのスノーフレイクが何者か誘拐された。
チームの管理責任者であるメリッサは、ペット専門の探偵エース・ベンチュラに事件の調査を依頼する。
エースは天才的な勘でスノーフレイクで調査を始めると、チームの関係者に疑惑が持ち上がる中、自殺する者が現れて事件は思わぬ方向になっていくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は『第15回ゴールデンラズベリー賞』にて最低新人賞をノミネートされています。
この作品はジム・キャリーの知名度を大きく上げていて、上記のラジー賞を受賞したという面白い経歴があります。
同年には世界的に大ヒットした『マスク』が公開されているが、どうやらジム・キャリー自身はエース・ベンチュラの方がキャラクターとして完成されてという。
翌年に続編が公開されるなど、この作品はジム・キャリーにとって大きな意味があります。
エース・ベンチュラをタイトルにするほど、圧倒的にキャラクターが立っていて、そこにジム・キャリーの顔芸が加わると強烈なインパクトを生み出します。
主人公はペット専用の探偵で動物好きであるけど、同時に依頼者が女性ならば構う事なく手を出すところに男としての願望を垣間見る事ができる。
そもそも、ラジー賞の最低新人賞にノミネートされるぐらいインパクトが強く、決してヘタクソな演技ではないと思います。
単純に強烈すぎるキャラクターだったからこそ、ラジー賞の最低新人賞にノミネートされたのは嫉妬としか思えないです。
物語としてもエース・ベンチュラが鋭い勘を発揮するおかげで、テンポよく展開していくから非常に鑑賞しやすい感じになっています。
あくまで主人公はペット専用の探偵であるけど、決して人とのコミュニケーションは苦手ではないが、人と仲良くしようとしていないところも良かったりする。
予算は多くあるワケじゃない内容であるけど、そこはジム・キャリーという俳優の演技力に委ねて面白くしています。
現在ではジム・キャリーは引退状態になってしまっているが、またも本作のようなインパクトが強い演技をまた見てみたいと思わせます。
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