【ピッチ・パーフェクト/ラストステージ】RE-3369

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洋画

作品データ

公開年月 2017/12/22
ジャンル ミュージカル/コメディ
原作 なし
監督 トリッシュ・シー
脚本 ケイ・キャノン、マイク・ホワイト
製作 ポール・ブルックス、マックス・ハンデルマン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

バーデン大学を卒業し、社会人として羽ばたいていったベッカたち“ベラーズ”の面々だったが、厳しい現実の前に挫折を味わう日々を送っていた。
そんなある日、USO(米軍慰問団)の海外ツアーでベラーズ再結成の話しが持ち上がった。
かつての栄光を取り戻そうと、ベッカたちメンバーは大張りきりで練習に挑むのだった。

登場人物&出演者

ベッカ(演:アナ・ケンドリック)

近年の出演作に『シンプル・フェイバー』、『ザ・コンサルタント』などがあります。

主人公。ベラーズの元共同部長。レコード会社でプロデューサーとして働いている。

アーティストに従うプロデューサーにうんざりして辞職し、べラーズの面々と再会する。
慰問ツアーに参加するも、相手がバンド形式で太刀打ちできずに失敗を繰り返していく。
DJキャレドに音楽性を認められ、彼の前座に選ばれるが、べラーズを思って断った。
最後は捕まったべラーズをエイミーと助け、後押しを受けてレコード会社で歌手となる。

ファット・エイミー(演:レベル・ウィルソン)

近年の出演作に『ロマンティックじゃない?』、『ワタシが私を見つけるまで』などがあります。

ベラーズの元メンバー。天性の明るい性格と物怖じしない。ベッカの家に居候している。

べラーズが再会して軍の慰問ツアーに参加するが、手強い相手ばっかりに弱気となる。
犯罪者の父親と再会し、親子の絆を取り戻そうとするが、口座が目当てと知って激怒。
べラーズのメンバーが捕まると、ベッカに時間を稼がせて、爆弾で破壊して救出した。
最後は父親を倒してべラーズを救出し、ベッカが歌手になる事を誰よりも後押しした。

エミリー(演:ヘイリー・スタインフェルド)

代表作に『エンダーのゲーム』、『バンブルビー』などがあります。

ベラーズの現役メンバーで大学生。大会で常勝チームのエースで、作曲家を目指していた。

大学院への進学で勉強が忙しく、最近は作曲をほとんどできず、ベッカたちが残念がる。
妊娠中のステイシーの代わりに軍の慰問ツアーに参加し、エイミーにバカ扱いされる。
バンドの力に押されてヘコむメンバーをなんとか励まし、前座を勝ち取ろうとしていた。
最後はエミリーの父親に捕まるが、ベッカたちに救出され、彼女のステージで歌った。

クロエ(演:ブリタニー・スノウ)

代表作に『ヘアスプレー』、『ブッシュウィック/武装都市』がある。

ベラーズの元メンバー。私生活は上手くいかず、将来について迷っているような状態。

気晴らしにべラーズを再結成して楽しもうとして、軍の慰問ツアーでやる気を出す。
案内する若い軍人が気に入ると、なんとか近寄るが、ツアーでの勝利を優先してしまう。
ベッカに聞かれ獣医として就職が決まると、将来はその道に進むとメンバーに宣言した。
最後はエミリーの父親に捕まるが、ベッカたちに救出され、彼女のステージで歌った。

オーブリー(演:アンナ・キャンプ)

代表作に『ヘルプ/心がつなぐストーリー』、『アメリカで最も嫌われた女性』などがあります。

ベラーズの元メンバー。クロエと同じく私生活が上手くいっておらず、将来に迷っている。

父親のコネを使って軍の慰問ツアーにべラーズを参加させるが、強敵を前に引いていた。
父親が来ないと知ってガッカリするが、実は来て歌を聞いていた事に喜んでいた。
ベッカに聞かれ、エーゲ海で助産師として赤ん坊を取り出す仕事でもやろうと話した。
最後はエミリーの父親に捕まるが、ベッカたちに救出され、彼女のステージで歌った。

テオ(演:ガイ・バーネット)

代表作に『キラー・ハンター』、『チャーリー・モルデカイ/華麗なる名画の秘密』などがあります。

DJキャレドに付いているレコード会社の幹部。なぜかベッカを一目見てすぐ気に入る。

べラーズのアカペラに関心を抱いていくが、なぜかベッカだけを特別視して接近する。
キャレドのミニスタジオをベッカに貸すと、彼女の作り出した音楽に才能を感じる。
キャレドにベッカの凄さを伝え、前座にすると話して、更に契約まですると説得した。
最後はべラーズのメンバーに後押しされたベッカを受け入れ、専属のスタッフとなった。

ファーガス(演:ジョン・リスゴー)

代表作に『クリフハンガー』、『インターステラー』などがあります。

エイミーの父親。犯罪者で世界中を逃げ回っている。スペインでエイミーを見つける。

思い出であるウサギのぬいぐるみで存在を示し、パーティで再会して親子の絆を戻す。
何度も裏切ってきた過去から、エイミーに疑われて置いていかれるも諦めずに探した。
実は口座が凍結され、エイミーが持つ莫大な金がある口座を手に入れるべく接近した。
最後はべラーズのメンバーを捕まえるが、エイミーたちの活躍で潰され逮捕された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は1作目はわずか335の映画館で限定公開され、瞬く間にヒットして全米拡大しています。
人気シリーズの最終作となるが、個人的に必要性はないような気がしています。
あくまでシリーズとして全員が大学生のベラーズだから意味があって、卒業した時点で物語は完結していると思います。
それをワザワザ社会人になってから引き戻す事に意味があるのか微妙に感じられた。
元々、このシリーズは個人的にあまり好きじゃないので、余計に蛇足感を持った。
結局、この中で成功を掴んだのはベッカとエイミーだけで、あとはオマケみたいな扱い。
相変わらず登場人物が多く、棒立ち要員が増えているだけに感じた。
それに分かりやすいラブロマンスのヘタクソな仕掛けは、もはやワザと見えてしまった。
このようにシリーズの完結作とは言っても、ベッカとエイミー以外は誰でもいいという内容で本当にいいのかと問いたいです。
結局、べラーズの存在意義に説得力はなく、ラストなんてお情けでステージに上げてもらったのも痛々しい印象を持ちました。
劇中で使用される音楽に関してもグッと来るモノがなく、演出の一部以上の良さはほとんど感じられなかったです。
それに悪党が登場して倒していくシーンなんて、完全に迷走しているように思えた。
最後だからってなんでもやっていいワケじゃないし、そもそもネタ切れだから三作目の意味合いは薄かったような印象でした。

コメント

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