【誰も眠らない森2】VD-642

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洋画

作品データ

公開年月 2021/10/27
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 バルトシュ・M・コヴァルスキ
脚本 バルトシュ・M・コヴァルスキ、ミレッラ・ザラドキェヴィッチ
製作 ヤン・クフィェチンスキ、ミレッラ・ザラドキェヴィッチ、ほか
製作国 ポーランド
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

オフライン・キャンプ“アドレナリン”で森に入って、食人双子に遭遇したゾーシャが警察の留置所に収容されていた。
ヒーローに憧れる気弱な若い警察官のアダムが事情を知ると、怯えていたゾーシャに声をかけて気にしていた。
ゾーシャが現場で事情聴取を受けるが、隕石から出てきた黒い液体が体を侵食した事で殺人モンスターに変異するのだった。

登場人物&出演者

アダム巡査(演:マテウシュ・ヴィエンツワヴェク)

代表作に『クリスマスの夜に』、『みんな死んだ』などがあります。

主人公。バラノボ警察署で巡査として働く。ヒーローのような警察官を思い描くも実際は真逆で気弱。

警察署の留置所にゾーシャと食人双子が収容され、大事になっている事実に驚いていた。
現場に行った主任からの連絡がなく、ヴァネッサと向かうと死体を見つけるもビビっていた。
キャンプ場でヴァネッサの作戦が失敗し、ゾーシャに襲われるも仲間入りして殺人を楽しむ。
最後はゾーシャと仲違いして彼女が死ぬと、特殊部隊に捕まってそのまま連行されてしまう。

ゾーシャ(演:ジュリア・ヴィエニアヴァ・ナルキェヴィッチ)

代表作に『みんな死んだ』、『誰も眠らない森』などがあります。

ヒロイン。オフライン・キャンプ“アドレナリン”に参加していた少女。地元警察署の留置所に収容される。

ナタと車で食人双子を殺して警察に駆け込んだが、信じてもらえず地方警察に引き渡される。
主任と現場に向かうが、隕石の液体を吸収して変異し、人を殺害するモンスターに変わる。
アダムを気に入って彼を襲わず仲間入りさせ、自分たちが人類を絶滅させる存在だと話した。
最後はアダムと仲違いして警察署の外に出ると、特殊部隊の車に轢かれて呆気なく死亡した。

ヴァネッサ巡査長(演:ソフィア・ヴィフワチュ)

代表作に『リベリオン/ワルシャワ大攻防戦』、『残像』などがあります。

バラノボ警察署の女性警察官。ゾーシャの話しを聞いて、主任と一緒に警棒とスタンガンで食人双子を逮捕した。

主任から本部へ送る報告書を任せられ、ゾーシャと現場に行く間に提出するよう書いていた。
アダムから主任の連絡がないと分かると、現場で死体を見つけてゾーシャの逮捕を敢行する。
マリウシュたちを呼ぶもゾーシャの動きに対応できず、襲われたアダムを見捨ててしまう。
最後は武装して警察署で待ち構えるが、ゾーシャに顔の皮膚を剥がされ、頭を潰されて死亡。

ヴァルデマール主任(演:アンジェイ・グラボウスキー)

代表作に『マイティ・エンジェル』、『ブレスラウの凶禍』などがあります。

バラノボ警察署のベテラン警察官。朝から出勤する前のアダムに飯を買ってこいと命令していた。

状況が分からないアダムの為にゾーシャと食人双子について説明し、本部に任せると話す。
現場で改めて詳しい状況を知る為、ゾーシャとともに食人双子の家まで連行していく。
怯えていたゾーシャに事情聴取をするが、アダムの持ってきた食べ物で腹を下してしまう。
最後はトイレから戻ると、隕石により食人鬼と化したゾーシャに下半身を引きちぎられ死亡。

マリウシュ(演:セバスティアン・スタンキェヴィッチ)

代表作に『ヒヤシンスの血』、『デュアル・ラブ』などがあります。

弟のスワヴェクとともに領土防衛軍の志願兵をしている。トレーラーハウスで暮らして出動要請を待っている。

ゾーシャの暴走によって危険だと判断したヴァネッサの連絡を受け、弟と現場へ向かった。
プロとしてゾーシャの追跡をするが、弟が罠で両腕を切断され、キャンプ場に運ぶ助からず。
弟の死体を家に戻そうと言い出したが、ブチ切れたアダムの一致団結という言葉に納得した。
最後はヴァネッサの作戦でゾーシャの殺害を試みるが、背後から襲われて呆気なく死亡した。

スワヴェク(演:ロベルト・ヴァビッフ)

代表作に『ルージャ/薔薇』、『マイティ・エンジェル』などがあります。

兄のマリウシュとともに領土防衛軍の志願兵をしている。普段は兄とトレーラーハウスで暮らしている。

主任の死で危険だと判断したヴァネッサから要請の電話を受けて、兄とともに現場へ向かう。
不平不満しか言わないアダムと違い、プロとしての自覚を持ってゾーシャの後を追跡する。
兄の指示でトラバサミを仕掛けようとして油断し、両腕を誤って切断して助けを求めた。
最後はキャンプ場に到着するも治療ができず、多量出血によって静かに息を引き取った。

ヤネツカ(演:イザベラ・ドンブロフスカ)

代表作に『イーダ』、『マザー!』などがあります。

地元の娼婦。ほとんどの地元男性を相手に商売している。

キャンプ場のオーナーで商売をしていたが、ゾーシャの襲撃を察知してタンスの中に隠れる。
外から避難してきたアダムたちと合流し、1時間もタンスの中に隠れていたと話して安堵する。
最後はヴァネッサがゾーシャを倒す作戦で囮になるが、捕まって手足と首を切断されて死亡。

食人双子(演:ミハウ・ズブロヤ)

代表作に『Pitbull: Tough Women』、『Alzur’s Legacy』などがあります。

森の中にある家で暮らしていた食人双子。ゾーシャの通報を受けてヴァルデマールやヴァネッサに逮捕された。

二人で大人しく留置所にいて、特に暴れるような事せず、出勤してきたアダムを見ていた。
変異したゾーシャがやって来て扉を開けてもらうが、彼女に賛同する事なく動かなかった。
最後は不発の手榴弾を拾い、特殊部隊の突入前に警察署ごと爆破させて行方不明となる。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は前作のラストからすぐに物語が開始するが、唐突な展開に驚かされます。
まず、前作で猛威を奮った食人双子が簡単に捕まっていて、大人しく留置場にいる時点で少しおかしかったです。
食人双子があれだけ脅威的な存在だったのに、事情をよく分かっていない警察官に捕まるのはちょっとムリがあるように感じました。
そこから前作で唯一生き残った主人公が出てくるが、まさか序盤でいきなり隕石によって変異する流れになるとは思わなかった。
前作がオリジナリティが乏しい殺人鬼映画となっていたが、本作は大きく趣向を変えてきたという印象があります。
いよいよ食人双子が本領発揮すると思えば、終盤まで二人とも留置場で大人しくしていた意味がよく分からなかったです。
前作の主人公が殺人鬼になる展開は嫌いじゃないし、しっかりとグロテスクな描写にも力が入っていたと思います。
本作における主人公が気弱な警察官となるが、どういう形で対決して終盤を迎えていくのか期待していました。
しかし、なぜか本作の主人公も殺人鬼の仲間入りをして、急に作品のテイストがホラーからコメディに変わってしまいました。
そこから殺人鬼の行動を描写をしていくが、殺害する裏側を見せるのはいいが、あまりにもテンポが悪くて一気につまらなさが溢れました。
残念ながら持ち直す事ができず、意思疎通する殺人鬼をコミカルに描いた意味がまったく分からず、戸惑うしかなかったです。
確かに予想のつかない展開という意味でいいと思うが、残念ながら完全に方向性を間違えたとしか言えないです。
しかも、続編を意識したような終わり方になったが、コメディ路線を進んでいくなら、せめて食人双子を出すべきだと思います。

コメント

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