【デス・バレー/ブラッディ・ビルの復讐】RE-3553

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洋画

作品データ

公開年月 2004/10/05
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 バイロン・ワーナー
脚本 ジョン・ユアン、マシュー・ユアン
製作 デヴィッド・マイケル・ラット、デヴィッド・リマゥイー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ディベート大会に向けて出発した教師と生徒たちの車に、銃を持った男が乗り込んできた。
男の目的は金を持った仲間を見つめる事で、車の形跡をたどっていくとサンセット・バレーという村に到着する。
この村には殺人鬼ブラッディ・ビルの伝説がある場所で、夕暮れが長らく続く中で手下のゾンビたちが一行に襲いかかるのだった。

登場人物&出演者

グウィン(演:チェルシー・シーン)

本作が長編映画デビュー作となります。

主人公。弁論大会に出場する生徒の一人。ジェリーと1ドルを賭けた勝負で車の運転を勝ち取って金ももらう。

居眠り運転していたところでアールの罠に引っかかり、サンセット・バレーに行く事になる。
サンセット・バレーに到着してジェリーの話しを聞いて、自分そっくりの写真を見つけた。
みんなを助けたいと無茶振りして、かすり傷を追わずに他を犠牲にして教会へ逃げ込んだ。
最後は前世の記憶を取り戻し、ビルの妹になりすまして剣を奪って倒し、一人だけ生還した。

マンディ(演:デニース・ブーテ)

代表作に『Her Only Choice』、『Never and Again』などがあります。

弁論大会に出場する生徒の一人。弁論大会に行くだけなのに、他の人より荷物を多く持っていく。

それに対してジェリーが文句を言うが、言い返さない反論をして彼に荷物を車に積ませた。
アールの脅迫を受けて一緒にダレルが乗り捨てた車を確認し、すぐに戻って平静を装う。
サンセット・バレーに到着してから泣き言しか言わず、助からないとして文句を言っていた。
最後はアールの顔の皮膚を被ったビルに気付かず、油断して剣で腹部を貫かれて死亡した。

ジェリー(演:マット・マラシーニ)

代表作に『Believers Among Us』、『Gone Astray』などがあります。

弁論大会に出場する生徒の一人。グウィンと仲が良く、二人で良く1ドルを使って賭け事をする。

グウィンが車の運転をするとコーチに頼む賭けをして、見事に負けてあっさりと1ドルを払う。
アールの脅迫でサンセット・バレーに到着すると、何も知らないみんなに言い伝えを話す。
忠告に来たダレルによって腕を噛まれ、ゾンビ化が進行してグウィンに逃げるように言った。
最後は完全に暴走としてアールに襲いかかると、グウィンによって撃たれて処理された。

バック(演:スティーヴン・グリン)

代表作に『Killers 2:The Beast』、『Supercroc』などがあります。

弁論大会に出場する生徒の一人。南部出身。テンガロンハットを被っている。

車の運転で居眠りをしていたグウィンの邪魔をして、アールを轢いてしまう原因を作る。
アールの脅迫で相棒を追ってサンセット・バレーに来ると、ダレルの忠告を聞いていた。
正体不明の何かに襲われ、サンドラの悲惨な状態を見て、パニクって一人で逃げ出した。
最後は町から逃げられないと判明して、途方に暮れている時にゾンビの襲撃で食い殺された。

サンドラ(演:キャンディス・エリクソン)

代表作に『アパートメント』、『ヒップスター』などがあります。

弁論大会に出場する生徒の一人。バックとは恋人のような関係。荷物を車に積んでもらった。

グウィンが運転する最中はずっと眠っていて、アールのせいで目を覚まして固まっていた。
サンセット・バレーに到着しても棒立ちをして、ダレルが暴れてグウィンに言われて逃げた。
ゾンビ化した住民に遭遇して襲われ、全身を噛まれてバックたちに発見されるも消えた。
最後はゾンビ化した状態で逃げたバックの前に現れ、逃げ回っていたグウィンの前にも出た。

アヴェリー(演:スコット・カーソン)

代表作に『オフィス・ラブ/淫妄』、『情熱のバラード』などがあります。

弁論大会に出場する生徒のコーチを務める。ホテルの予約が間に合わず車の運転をグウィンに任せた。

走行中に助手席に座っていたが、居眠りをしてグウィンのせいでアールを轢いて目を覚ます。
相棒のダレルを探していたアールに銃を向けられ、彼が消えたサンセット・バレーに着く。
アールと銃の取り合いをして、ゾンビに囲まれて仕方なく協力してグウィンたちの元に来る。
最後は意見が割れる中で的確な答えを導き、行動しようとして現れたビルに殺された。

ダレル(演:ディーン・N・アレヴァロ)

代表作に『Jolly Roger/レジェンド・オブ・パイレーツ』、『The Apocalypse』などがあります。

アールと組んでいるギャング。アールから大金とコカインと車を盗んで荒野を走っていた。

コカインを楽しんでいたところで女性の刑事に見つかり、カーチェイスを繰り出して逃げた。
車がガス欠になって立ち往生すると、そのまま乗り捨てて大金と武器を持って歩いていた。
ようやくサンセット・バレーの町を見つけるが、ブラッディ・ヒルに捕まって殺された。
最後は変身する寸前にアールたちの前に来て、ジェリーの腕を噛んでアールに撃たれ消えた。

アール(演:グレゴリー・バスティアン)

代表作に『バッドボーイズ2バット』、『Anointed』などがあります。

ダレルの相棒。ドラッグの売人で泥棒。ダレルに大金とコカインと車を奪われて追っていた。

グウィンの居眠り運転を利用して轢かれた演技をして、銃で脅してダレルの追っていく。
乗り捨てられた車を見つけて、サンセット・バレーまで到着するとゾンビの存在に気付いた。
アヴェリーたちと協力して対抗するが、ゾンビ化したジェリーに噛まれて残る事を決意する。
最後はビルと対決するも通じず、手榴弾で自爆するも効かず、顔の皮膚を剥がされていた。

ブラッディ・ビル(演:ジェレミー・ブーヴェ)

代表作に『The Works』、『Koreatown』などがあります。

南北戦争で北軍に属した兵士。戦場で敗戦してサンセット・バレーに到着して町を作った。

武力で町を支配していたが、住民よって捕まって自分の剣に刺され、焼き殺されて死亡した。
住民たちを呪って悪魔に魂を売ると、住民をゾンビにして、訪れる人間を仲間にしていた。
グウィンとそっくりの妹がいて、彼女も呪いを受けて町から出られず、ずっと追い求めた。
最後はグウィンが妹を装って騙され、剣を奪われた末に頭部を切り落とされて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はみんな大好きアサイラムが製作と務めた作品となります。
この作品は『案山子男』で知られるバイロン・ワーナーが監督を務めています。
アサイラムの製作なので、全体的にグダグダな展開は当然という感じで進んでいきます。
ストーリーはないようなモノとなっていて、主人公たちが巻き込まれる形になります。
ただ、実は主人公だけが訪れた伝説の町に関わりがあるという特別感は相変わらずです。
序盤から主人公だけはその他大勢とは扱いが違っていて、ゾンビが出現したところで顕著になっていきます。
とにかく、何もできないクセに自分がリーダーのように振る舞って、更に偽善者ぶるところにイラッとさせられました。
多分、これは主人公を善人に描こうとした結果、明らかな弱者を助けるような主張するのは本当に好きじゃないです。
結局はほとんど口だけであまり行動せず、気付いたら最後になって、悪役と戦うと有利すぎる条件で一方的に勝つ展開も見飽きました。
本作の主人公は最初から最後まで鼻につくような言動で、かすり傷一つもなく生還する点でも特別扱いでした。
今回は個人的に見飽きたような主人公の設定で、悪役に関しても在り来たりで面白味がまったくなかった。
一応、ゾンビ映画と言えるだろうけど、ちゃんと設定や世界観を練っていないせいで微妙な作品となったのは当然だろうと思います。

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