【スペース・フォース/対エイリアン特殊部隊】RE-3446

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洋画

作品データ

公開年月 2021/01/21
ジャンル SF/サスペンス
原作  なし
監督 デレク・ティン
脚本 デレク・ティン
製作 デレク・ティン、チャド・フィンネリー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

突如発生した謎の赤い灰から漂う塵を吸った者は何者かに操られて人を襲い始めていたが、それは人類を支配しようとするエイリアンの作り出したモノと判明する。
元CIA分析官のジムだけは凶暴化する事なく、その代わりとして超人的な力を手に入れていた。
未曾有の危機的状況に対し、各地の特殊部隊や軍から優秀な人材が集められ、対エイリアンとの戦いを想定した訓練を開始するのだった。

登場人物&出演者

ジム・ヨン(演:デレク・ティン)

代表作に『ラルゴ・ウィンチ/宿命と逆襲』、『Agent』などがあります。

主人公。CIA分析官志望。香港の孤児院で育ち8歳でシカゴへ来た。無精子症で赤い塵を浴びても凶暴化しない。

赤い塵で友人を亡くし、ESUに保護されてあらゆる検査と訓練を施されるも凡人と嘆く。
リンデンから目をつけられてチーム戦で負けるが、ベルたちに認められるようになる。
アラステアからの瞑想でパワーアップし、赤い塵の正体について少しだけ分かっていく。
最後はエイリアンたちを倒して、アラステアが行きたかった場所へ他の兵士たちと向かう。

アンジェラ(演:マリカ・カニンガム)

代表作に『Eating Out: Drama Camp』、『Agent』などがあります。

研修医として病院に務めている。ジムとは恋人同士だったが、エイリアンの襲撃で別れてしまう。

「ESU」で治療を受けていて、なんとか回復するも患者を診察できる状態じゃないと知る。
ヤンセン博士から頼まれ、ジムがなぜ赤い塵に侵食されないのか調べるように頼まれる。
悩んでいたジムと再会して別れた理由を聞くが、裏切らないと強く主張して関係が戻る。
最後は赤い塵を吸ってジムを負傷させ、一瞬我に戻って自分を閉じ込めて別れを告げた。

アーロン(演:マシュー・ライアン・ブルネット)

本作が長編映画デビュー作となります。

対エイリアン特殊部隊「ESU」に所属する兵士。電気工学を専攻していた事で武器の開発も担当していた。

状況がよく分かっていないジムがやって来ると、軽く訓練プログラムについて説明した。
初心者とは思えないほどの動きに感心して、敵意を見せるリンデンには何も言えなかった。
電源を探す作戦では場所を突き止め、解除するジムにアドバイスするも途中で応戦した。
最後はエイリアンたちと銃撃戦を繰り広げ、アラステアが行きたかった場所へ向かった。

ビリー(演:ケイラ・ユーウェル)

代表作に『インパクト・ポイント/狙われたビーチの妖精』、『ザ・サイコ/異常な愛情』などがあります。

対エイリアン特殊部隊「ESU」に所属する女性兵士。管理システムや訓練プログラムの設定を担当している。

初心者のジムが楽々とクリアしていくと、ヤンセン博士の指示でレベルを上げていく。
ジムの驚異的な戦闘能力を素直に感嘆し、チーム戦のレベルを一人で戦った事を褒めた。
チーム戦や電源を探す作戦では兵士として戦い、場所を突き止めてジムに解除を任せた。
最後はエイリアンたちと銃撃戦を繰り広げ、アラステアが行きたかった場所へ向かった。

ベル(演:イヴ・マウロ)

代表作に『オゾンビ』、『暴動/バトル・プリズン』などがあります。

対エイリアン特殊部隊「ESU」に所属する女性兵士。何人の男も倒してきた自信を持っている。

ジムの調書をすべて読んでいて、会う前から興味を持っていたせいでリンデンが嫉妬する。
チーム戦でジムたちに勝利したが、引き分けだと話して、彼が特別な人間だと主張した。
電源を探す作戦で嫉妬するリンデンに呆れるが、結局は協力してもらって疑いが晴れた。
最後はエイリアンたちと銃撃戦を繰り広げ、アラステアが行きたかった場所へ向かった。

リンデン大尉(演:クリス・リード)

代表作に『The 10 Year Plan』、『My Penance』などがあります。

対エイリアン特殊部隊「ESU」に所属する兵士。兄弟をエイリアンに殺されて恨みを持つ。

初心者でレベル5の訓練プログラムを突破したジムに声をかけ、先輩風を吹かせていた。
チーム戦でどっちが上か競うが、ジムに対してベルが気になっている事に嫉妬した。
基地の電源を突き止めたジムたちの作戦に賛同し、最後の訓練プログラムを突破した。
最後はエイリアンたちと銃撃戦を繰り広げ、アラステアが行きたかった場所へ向かった。

ヤンセン博士(演:キャロル・ヴァイヤース)

代表作に『ウィッシュ・ルーム』、『サンティネル』などがあります。

対エイリアン「ESU」の責任者。エイリアンが放つ赤い塵の研究し、耐性を持つジムについて検査していた。

エイリアンの赤い塵によって姉を失ってしまい、なんとか取り戻したくて焦っている。
唯一、赤い塵の影響を受けないジムの可能性を見出し、アンジェラに検査を任せていた。
実はアラステアのやり方に反対していて、エイリアンと通じて彼を始末してしまう。
最後は姉を取り戻す約束をエイリアンに求めたが、赤い塵を吸わせて行方不明となった。

アラステア(演:マイケル・ドーン)

代表作に『ロッキー』、『テッド2』などがあります。

対エイリアン特殊部隊「ESU」の創設者。ネット企業を立ち上げて世界有数の資産家である。

金持ちだけのパーティーでエイリアン「キニアン」に出会い、従った事に後悔している。
実は海兵隊にいた息子が任務でエイリアンに捕まり、赤い塵を利用されて無残に殺された。
憎しみによる復讐の為にESUを作ったが、資金調達に苦労していて内心は焦っていた。
最後はジムに瞑想を施してパワーアップさせ、裏切ったヤンセン博士に撃たれて死亡した。

ジョン(演:テレンス・クリストファー・ジョーンズ)

代表作に『イン・ハー・シューズ』、『Agent』があります。

ジムの友人。エイリアンに肉体を支配され、仲間たちを次々と襲っていたが止められた。

対エイリアン特殊部隊「ESU」に連行されると、余裕の態度でヤンセン博士を挑発した。
ジムがやって来ると、すべてを悟ったような言動を取り、本来のジョンは安全と話した。
再びジムと会っても真意を話さず、逆にアンジェラが弱点として余裕の態度で指摘する。
最後はジムが瞑想で本当のジョンと再会し、無欲になるべきとアドバイスを送った。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は『アメイジング・スパイダーマン』などのVFXスタッフが集結して製作した作品となります。
宣伝では大きくエイリアンと特殊部隊の戦いを描いた作品だと言っているが、実際に鑑賞するとまったく違いました。
ちゃんとしたカメラを使って、CGは一瞬だから低クォリティさを感じさせなかったので、途中まで悪くないと思っていました。
しかし、物語が中盤を過ぎても一向にエイリアンが出ず、ほとんど主人公の出生と訓練という名のサバイバルゲームしかしていなかった。
残り時間が少なくなっても肝心のエイリアンが出てくる気配がなかったので、これはヤバい作品だと確信しました。
まず、主人公がアジア人なのはいいとして、もっとマシなヤツがいたんじゃないかと思うほどブサイクで華がありません。
そもそも、主人公が登場した時に「お前が主人公!?」と大声で驚くほど、ミスキャストだと言えるようなレベルです。
ただ、そんなブサイクなアジア系主人公と違って、女優陣の方は美人ばっかりを揃えたところに救いがありました。
物語の大半がつまらない会話劇をしていて、ほとんどが説明ばっかりで面白さが皆無で90分未満なのに時間が永遠と感じてしまう。
同じようなパターンの繰り返しで、アクションがサバイバルゲームみたない遊びしかしておらず、緊張感もクソもありません。
地球を内側から侵略するエイリアンとの緊張感ある駆け引きすら描けず、主人公のどうでもいい幻覚とも付き合わないといけない。
そのクセに登場人物がやたらと多く、単なる尺稼ぎの為だけに出てきているだけでキャラクターとしての魅力はほぼない。
ラストの5分ぐらいでようやくエイリアンが登場するが、メインはサバイバルゲームみたいな緊張感のない銃撃戦で何も面白くない。
瞑想でパワーアップした主人公がエイリアンを倒したが、根本的に何も解決しておらず、続編があるような終わり方になりました。
このゴミみたいな作品に続編を作る価値はないが、もし作るならば、仕方ないので鑑賞をするけど期待はしません。

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