【U.M.A.2002/レイク・モンスター】RE-3428

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洋画

作品データ

公開年月 1977/12/17
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ウィリアム・R・ストロンバーグ
脚本 ウィリアム・R・ストロンバーグ、リチャード・カーデラ
製作 ウィリアム・R・ストロンバーグ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ある夜、クレーター・レイクに隕石が落下し、それ以降、釣り人の失踪や家畜が消える不可解な事件が連続で発生していた。
地元の調査で原因が未知の巨大生物の仕業だと判明し、その正体は湖底で氷漬けだった太古の恐竜が落下した隕石の熱で蘇ったという。
太古の恐竜による被害が広がる中、地元の保安官や医者と学者たちが事態を収拾するべく立ち上がるのだった。

登場人物&出演者

スティーヴ・ハンソン保安官(演:リチャード・カーデラ)

本作が長編映画デビュー作となります。

クレーター・レイクの保安官。隕石が湖に堕ちる瞬間を見て慌てる事なく対応していた。

湖で行方不明者が出ても適当に捜査し、怪物が出たという電話を受けても無視していた。
強盗を湖まで追いかけると、首長竜を目撃して銃を発砲してドクターに相談していた。
ダンたちと相談してもぶっ殺す事しか考えず、現場に戻ってブルドーザーを動かした。
最後はアーニーが勝手に死ぬと、ブルドーザーのブレードで首長竜をあっさり倒した。

リチャード・カルキンス(演:ボブ・ハイマン)

本作が長編映画デビュー作となります。

ドクターと呼ばれるクレーター・レイクの医者。スティーヴやダンたちから頼られる存在。

洞窟の壁画を発見したダンたちに呼ばれるが、隕石のせいで崩壊してギリギリで逃げた。
湖で行方不明者の首を見つけたスティーヴから渡され、襲われたのは動物と断定させた。
スティーヴが怪物に襲われて相談されると、よく知っているダンたちに話すべきと主張した。
最後は殺したいスティーヴと捕獲したいダンを尊重し、妥協案を考えるも何か出てこず。

ミッチ・コワルスキー(演:マーク・シーゲル)

本作が長編映画デビュー作となります。

クレーター・レイクでボート貸し屋をアーニーと営んでいる。アーニーに振り回される。

ボートのモーターを修理する担当だが、面倒臭くてそのまま放置して手漕ぎだけしかない。
なんとかボートを修理すると、都会から来たカップルに貸すが、後悔して言い争っていた。
スティーヴが首長竜を殺そうとしたが、金のなる怪物とアーニーが言い出して賛同していた。
最後は首長竜を守ろうとしたアーニーが襲われると、呆然と見ていただけで何もせず。

アーニー・チャボット(演:グレン・ロバーツ)

代表作に『エビクターズ/惨殺の家』などがあります。

クレーター・レイクでボート貸し屋をミッチと営んでいる。ミッチと同レベルの頭の悪さ。

ボートのモーターが壊れたままだが、釣りに来た都会人に高い値段をふっかけて貸した。
ミッチとケンカしていると、行方不明の釣り人の頭部を発見してスティーヴから中止される。
金儲けをしたいので都会のカップルに貸すと、怯えていた彼らを見つけて救急車に送る。
最後は首長竜が金になるとして現場まで来るが、逃げようとして食われて死亡した。

スーザン・パターソン(演:ケイシー・コッブ)

本作が長編映画デビュー作となります。

洞窟でインディアンの伝説についてダンと調べている。洞窟で壁画を見つけて興奮していた。

隕石のせいで洞窟が崩壊すると、ギリギリでなんとか逃げ出すも資金が打ち切られた。
代わりとして湖に墜ちた隕石を調べるが、熱々でどうしようもなくて引き返した。
スティーヴやドクターから湖の怪物について相談され、壁画からヒントを主張していた。
最後は首長竜を殺そうとしたスティーヴを止めるが、ビビって何もできず見ていただけ。

ダン・ターナー(演:リチャード・ギャリソン)

代表作に『サンフランシスコ/連続殺人鬼』、『エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃』などがあります。

洞窟でインディアンの伝説についてスーザンと調べる考古学者。洞窟で恐竜の壁画を発見した。

隕石が墜ちた衝撃で洞窟が崩れてしまい、大学からの資金援助が打ち切られてしまう。
代わりに湖に墜ちた隕石をスーザンと潜って調べるが、とても熱くてすぐに諦めてしまう。
スティーヴやドクターから湖の怪物について相談され、それが恐竜だと断定していた。
最後は首長竜を殺そうとしたスティーヴを止めるが、ビビって何もできず見ていただけ。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は『U.M.A/レイク・プラシッド』シリーズとはまったく関係ありません。
元々の邦題は「魔の火山湖・甦えった巨大生物の恐怖」だったが、ソフト版になって今の邦題に変わりました。
そのせいでワニ映画シリーズの「U.M.A/レイク・プラシッド」と一本として間違えて借りてもらうようなやり口にしたのでしょう。
見事にツタヤディスカスに騙されて借りてしまったが、普通なら誰も干渉しません。
そもそも、邦題に「2002」という年数が書かれているが、実際は1977年のちょっと古い映画になっています。
実際に出てくる怪物は「恐竜」と言われているが、残念ながら別物の「首長竜」でした。
なので、水中で自在に動いても、陸の上ではかなり緩慢で怖さがまったくない。
ストップモーションによる怪物の動きはCGと比べると微妙ですが、当時としては最先端で意外にも悪くないと思います。
ただ、手間が非常にかかるので、怪物の登場は合わせても5分もなかったです。
そして、この作品のメインは怪物ではなく、ボート貸し屋の二人組で、ほとんどストーリーとは関係ないが、たっぷりと尺をとって時間稼ぎをしていました。
更に足りなかったのか、いきなり強盗が登場して保安官が湖まで追って、ようやく怪物の存在を知る強引すぎる展開に唖然とする。
あと、ちょっと気になったのは都会カップルが月とか星空とか言っていたが、明らかに太陽の光が当たっていて誤訳かと思えば、本当にそう言っていたので驚くしかない。
ボート貸し屋の二人によるコントで緊張感がなく、一人があっさりと殺される展開もギャグとしか思えなかったです。
90分程度の作品であるが、ほとんどがメインと関係ないエピソードであり、本題でも面白くないので鑑賞する価値はなかったです。

コメント

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