【アイス・ロード:リベンジ】VD-1079

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アクション

作品データ

公開年月 2025/09/03
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 ジョナサン・ヘンズリー
脚本 ジョナサン・ヘンズリー
製作 アル・コーレイ、ジュリー・ゴールドスタイン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

亡き弟の遺言に従い、遺灰をエベレストに撒く為にネパールを訪れたマイク。
標高3500メートルの高地を走る観光バスに山岳ガイドとどもに乗り込むが、そこで武装した傭兵集団に遭遇する。
マイクは自らだけでなく、旅行客や地元の村を守る為、再び決死の戦いに挑むのだった。

登場人物&出演者

マイク・マッキャン(演:リーアム・ニーソン)

近年の出演作に『プロフェッショナル』、『バッド・デイ・ドライブ』などがあります。

主人公。イラク戦争の帰還兵で現在はトラック運転手として働く。弟のガーティが亡くなって意気消沈している。

弟の願いだったエベレストを見たい事から、遺灰を手にして単身で叶えるべくカトマンズへ。
バスジャックでダニーと協力してヤッシュの手下を倒し、ヴィージェイを二度も救い出す。
ケガするもダニーの治療で回復して、追ってくるヤッシュたちをみんな迎え撃っていく。
最後は敵を全滅させ、エベレストで弟の遺灰を撒くと彼との思いを馳せながら残る事にした。

ダニー・ヤンチェン(演:ファン・ビンビン)

近年の出演作に『緑の夜』、『355』などがあります。

ヒロイン。山岳ガイド。シェルパでマレー系の血を持つ仏教徒。軍にも所属した経験を持っている。

スターが適当に荷物を置いたせいでマイクの荷物が落ちると、堂々と彼女に注意していた。
バスジャックが行われると、ダニーとともに倒して彼が只者じゃないと理解して協力する。
マイクのケガを簡単に治して、ダニーに戦い方を教えるなど裏での活躍を果たしていく。
最後は何度か失神するも敵を倒し、マイクとエベレストで遺灰を撒いて彼と一緒になった。

スター・マイヤーズ(演:グレース・オサリバン)

本作が長編映画デビュー作となります。

アメリカ人で父親のエヴァンと一緒にエベレストに来ている。無理やり連れて来られたせいで反抗的な態度。

母親が情緒不安定な状態となっているが、父親と気晴らしの為に来るもスマホを手放さず。
バスジャックでダニーの活躍を見て憧れるが、父親の先走った行動で失うも実感を持たず。
マイクがバス改造する際にヴィージェイと仲良くなり、ダニーから戦う術を学んでいく。
最後は応戦してダニーが教えた戦い方で敵を倒す手伝いして、アメリカへ帰国を果たした。

ヴィージェイ・ライ(演:サクシャム・シャルマ)

代表作に『Sahela』、『Dehati Disco』などがあります。

コダーリ村に住んでいる青年。一族が土地の所有者で、ヤッシュが買収しようとするも頑なに拒んでいた。

一族の長である祖父が不審な事故死を経て、命の危険から父親とともに隠れようとしていた。
バスジャックで気絶させられると、マイクたちの活躍で助かるも地元警察に捕まってしまう。
マイクたちによって助け出されると、父親との暗号の約束で無事に再会を果たす事になる。
最後はヤッシュたちを倒すと、一族の長になって小さなダムを作って村人たちに慕われる。

エヴァン・マイヤーズ教授(演:バーナード・カリー)

代表作に『インパクト・アース』、『リブ・オア・ダイ/絶体絶命』などがあります。

アメリカ人で娘のスターと一緒に来ている。人権監視団体の代表で無理やり娘を連れてきて不機嫌になっている。

バスジャックで何もする事ができず、地元警察がタイミング良く来た事で疑ってしまう。
ヴィージェイとヤッシュの揉め事を知っていて、マイクたちと相談して悪事を暴こうとする。
拷問を受けているヴィージェイを助け出し、ヤッシュたちと銃を向ける状況に割り込む。
最後はデタラメを簡単に見抜かれてしまうと、ヤッシュによってあっさりと殺されていた。

ガネーシュ・ライ(演:シャプール・バトリワラ)

代表作に『Stan and George’s New Life』、『ミッドナイト・プリズナー』などがあります。

ヴィージェイの父親でライ一族の長となった。父親がバスの転落事故で亡くなって後を受け継いでいる。

ヤッシュが進めているダム建設計画に反対しており、土地は絶対に売らないと拒否していた。
父親が不慮の事故ではなく、ヤッシュが仕掛けた事だと判断して息子と身を潜めると決断。
息子とのやり取りに暗号を使う事でヤッシュだと見抜き、手下を殺害して無事に再会する。
最後は息子たちを逃す為にクレーン操作し、反撃するも通じずあっさりと殺されてしまう。

スパイク(演:ジェフ・モレル)

代表作に『マンイーター』、『ブレイキング・ゴッド』などがあります。

カトマンズでバスの運転手をしている。独自に改造した古いディーゼル車を使い、軽快なトークを得意とする。

同業者とも言えるマイクに声をかけられると、ユーモアたっぷりで返して彼らを送り届ける。
バスジャックに遭遇すると、走った事がない道へ銃で脅された事で仕方なく行ってしまう。
マイクたちがヴィージェイを助け出すと、なぜか敵の銃弾を普通に浴びて重傷を負った。
最後は自らの意思でバスから降りて、追いかけたヤッシュたちに見つかって射殺された。

シャンカール警部(演:モニッシュ・アナンド)

代表作に『リバーワールド』、『Gupta vs Gordon』などがあります。

州警察。すでにヤッシュの買収によって手下となっている。誘拐されたヴィージェイを捕獲する。

マイクたちにはタイミング良く巡回で遭遇して、コダーリ村まで連れてバスの手配をした。
エヴァンに疑われてマイクたちに拷問中に邪魔されると、逃げる彼らをヤッシュと追う。
ガネーシュのメールを見て返信させるようにするが、すぐにバレて手下を失っていた。
最後はマイクたちのバスに乗り込むが、骨壺で殴り倒されて轢かれた上で崖下に落ちて死亡。

ルードラ・ヤッシュ(演:マヘーシュ・ジャドゥ)

代表作に『タイム・ラヴァーズ/時空を繋ぐ指輪』、『アイ・フランケンシュタイン』などがあります。

コダーリ村を買収してダム建設しようとしている実業家。地元のマフィアや警察を買収して手下にしている。

土地の所有者であるライ一族が買収に応じず、まずは祖父を殺害して次に親子を狙っていく。
手下にヴィージェイの誘拐を任せると、シャンカール警部が捕まえると同意させようとする。
マイクたちのせいで逃げられると、シャンカール警部たちと追うも手下を失っていく。
最後はバスによって崖下に押し出されると、抵抗する事なくそのまま突き落とされて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『アイス・ロード』の続編となっています。
この作品は前作に引き続きジョナサン・ヘンズリーが監督と脚本を務めています。
誰も予想もしなかったし、誰も望んでいなかったシリーズの続編となりました。
つまり、前作において完結している作品であり、それ以上の伸び代はあまりないです。
それに一作で完結している時点で、続編を作ると無理やりすぎるせいで前作すら貶める可能性も出てしまう。
まさに本作はその典型となっていて、無理やり続編を作った感じしかしません。
まだまだリーアム・ニーソンが使える事から、強引にひねり出した続編もタイトルとの関連性がほとんどなくなっていました。
リーアム・ニーソンはそろそろアクションから引退する状態であり、本作での動きが非常に悪いのもごまかし切れていないです。
これは同様にずっとスタントマンなしでやって来たジャッキー・チェンと同じで、引退間際のアクションは見ていて痛々しかったです。
前作と比べてアクションが増えているけど、その分だけリーアム・ニーソンの痛々しさが悪い方に伝わってきました。
前作はそれなりのオリジナリティを出していたが、本作は完全にリーアム・ニーソンが出ているだけのアクション映画となりました。
そして、何より最悪の展開として中国の資本が入っていて、明らかに無理な描写がある事で萎えてしまいます。
近年ではさすがの中国資本も小さくなっているので、露骨な推しがなくなっているが、本作で思い出すと思わなかったです。
あまりにも不自然な展開に中国をねじ込んでいる点で、中国資本だとすぐに分かってしまうのは本当に残念でならない。
最近では珍しくなったタイプの作品であるが、ハッキリ言って、こういうのは絶滅してもいいぐらい価値がないと思っています。
この作品については中国資本とリーアム・ニーソンで続編が作られたが、別に必要性も記憶にも残らないような駄作でした。

コメント

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