作品データ
公開年月 | 1999/10/06 |
---|---|
ジャンル | ホラー |
原作 | 村上龍 『オーディション』 |
監督 | 三池崇史 |
脚本 | 天願大介 |
製作 | 福島聡司、陶山明美 |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
ビデオ制作会社を経営する青山は7年前に妻を亡くし、一人息子の重彦と寂しい日々を過ごしていた。
そんなある日、青山の身の上を案じた友人の吉川は、映画制作と称したオーディションで彼の再婚相手を探そうと提案される。
4000通の応募から選んだ女性、麻美に魅了されていく青山は、次第に彼女から何か違和感を覚えていくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は村上龍が「PENTHOUSE JAPAN」に連載っされた同名小説を実写映画化しています。
この作品は『第29回ロッテルダム国際映画祭』にて国際批評家連盟賞、オランダジャーナリズム連盟賞を受賞しています。
更にSNSで「ホラー映画好きたちによるホラー映画ベスト100」の44位に選ばれており、思い切りハードルを上げている感じになります。
当然ながらホラー映画を多く鑑賞している人間として、見逃すワケにはいかないと思ってようやく鑑賞しました。
監督がどんなジャンルでも撮っている三池崇史という事なので、ホラー映画としてもそう言った成分が出てくると思っていました。
ホラー映画好きが選んでいるので、それなりのハードルが高くなりましたが、単純にオッサンが職権乱用して嫁探ししているという内容です。
主人公が再婚相手を選ぶ為にオーディションをやるが、そこに来た魅力的な女性こそ、危険すぎるサイコパスというオチになります。
まず、主人公を演じる石橋凌の演技と、ヒロインを演じる椎名英姫の演技がちょっとばかり下手だったという印象がありました。
全体的に声が小さかったが、意図的な演出にしても、字幕がないと何を言っているのか分からないレベルでした。
終盤では三池崇史監督らしいグロテスクな描写が出てくるが、作品の雰囲気もあってインパクトがそこまでなかったです。
やはり、ヒロインでサイコパスを演じた椎名英姫の演技力が足りなかったせいで、ギャップの差があまり感じられなかった。
本作はもっとクセが強く演技力のある役者が演じれば、もっと面白いモノになる可能性は充分に感じられました。
ホラー映画好きが選んだ作品は個人的に全部が全部アタリじゃなく、本作は残念ながら微妙な印象しかなかったです。
コメント