作品データ
公開年月 | 2015/09/16 |
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ジャンル | パニック/アクション |
原作 | なし |
監督 | セルゲイ・A、イワン・ヤコヴィディッシュ |
脚本 | セルゲイ・A |
製作 | セルゲイ・A |
製作国 | ロシア |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
ゼレノグラーツクのビーチでは多くの人たちが海を楽しんでいたが、突如、サメの襲来で6人が犠牲となってしまう。
そこですぐに海軍がやって来ると、人々を襲ったサメを見事に退治する・
しかし、その夜、嵐が発生して雷が海へ落ちると、死んだはずのサメがゴーストとなって再び姿を現すのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はツイッターでサメ映画に詳しいフォロワーさんから教えてもらった作品です。
完全なる自主製作映画ですが、サメ映画を作りたいという方々によって頑張って形にした作品となっています。
本作はロシア製作のサメ映画となっていますが、基本的には『ゴースト・シャーク』と似たようなサメの設定となります。
冒頭で軍によって呆気なく排除される人喰いサメですが、雷に打たれた事で幽霊として復活して物理的に人間を食い殺します。
しかも、それはロシアだけに限らず、周辺国まで及んでいて、被害が甚大となります。
ハッキリ言って、本作は真面目に観てしまうと1分程度で見切りを付ける人が多いでしょう。
何よりDVD媒体ではなく、YouTubeに本編がそのままフリーで鑑賞ができるので、敢えて観るのはよほどの好事家しかおりません。
そんな自分もその一人ですが、案外『ゴースト・シャーク』よりも楽しめたと思います。
『ゴースト・シャーク』は普通に製作していますが、本作は完全なる低予算というレベルを超えた自主製作映画なので色々と雑です。
肝心のサメは切り絵が画面の中を縦横無尽に動いているだけで、それを見た瞬間に楽しくなりました。
今まではオモチャや着ぐるみを使って演出していたマーク・ポロニア監督に度肝を抜かれましたが、本作はそれを超えるだけの衝撃でした。
本作を最後まで鑑賞した人間ならば、もはや、世間で言われているクソ映画は面白く感じられるかもしれません。
それぐらい本作はかなりの衝撃度であり、サメ映画好き、クソ映画好きじゃなければ最後まで耐えられないでしょう。
本ブログではあくまで真面目に映画として鑑賞し、きちんと作品の内容についての情報を整理しています。
ゾンビ映画も数多くのゴミみたいな作品がありますが、サメ映画にも懐の深さを感じさせる作品でした。
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