【ジェクシー!スマホを変えただけなのに】RE-3393

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2019/10/11
ジャンル コメディ
原作 なし
監督 ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
脚本 ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
製作 スザンヌ・トッド
製作国 アメリカ、カナダ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

スマホ依存症で友達も恋人もいない冴えない青年のフィルは、スマホを新しくして「ジェクシー」というAIにより生活向上サポート機能を試した。
フィルの個人情報をすべて知っているジェクシーの積極的なサポートを受けながら、そのおかげで生活が確実に改善して恋人もできた。
すると、突如としてジェクシーは嫉妬に狂ってしまうと、常軌を逸した暴走でフィルを振り回し始めるのだった。

登場人物&出演者

フィル・トンプソン(演:アダム・ディヴァイン)

近年の出演作に『ロマンティックじゃない?』、『ゲームオーバー!』などがあります。

主人公。チャターボックス社でポップ・カルチャーを書くライター。極度のスマホ依存症。

道端でケイトに出会うと、少しだけ親密になって、ジェクシーの指示で電話番号を入手。
ジェクシーの指示に従っていると友達ができて、ついには念願のケイトとも恋人となる。
嫉妬するジェクシーの暴走で仕事をクビになり、ケイトと元婚約者を見て別れを告げた。
最後はジェクシーが原因と知ってすべてを取り戻し、極度のスマホ依存症から脱却した。

ケイト・フィネガン(演:アレクサンドラ・シップ)

代表作に『X-MEN:アポカリプス』、『最高に素晴らしいこと』などがあります。

ヒロイン。自転車の販売と修理する店を営んでいる。フィルとぶつかって出会っていた。

スマホを心配したフィルに悪い印象を持つが、不思議な言動で彼に興味を持っていた。
コーヒーショップでフィルと再会し、彼に電話番号を渡してラッパーのライブに誘う。
実は大手サイドのアマゾンで働いていたが、偽りの人生に辟易してやり直す事にした。
最後は元婚約者の誘いを断り、フィルといる事を選択して求めた本当の幸せを見つけた。

ジェクシー(声:ローズ・バーン)

近年の出演作に『コスメティック・ウォー/わたしたちがBOOSよ!』、『15年後のラブソング』などがあります。

スマホに搭載された新しいAI。スマホが壊れたフィルが買うと、自動的に彼の情報を管理する。

極度のスマホ依存症であるフィルの生活を向上させるべく、彼の指示を無視してしまう。
職場では友人ができて、ケイトとも恋人になったフィルに放置されて嫉妬でブチ切れる。
復讐としてフィルの人生をメチャクチャにして、彼を引きこもりにして一緒に過ごす。
最後はすべてのげんきょうだとバレてフィルが自分で生活を取り戻し、次はカイを選ぶ。

ブロディ(演:ジャスティン・ハートリー)

代表作に『デッド・キャニオン』、『バッド・ママのクリスマス』などがあります。

ケイトの元婚約者。ケイトにフラれて以降、ヒョロガリな体格から筋肉マッチョに変身。

遠くから転勤してケイトと偶然再会を果たすと、彼女の店で楽しく談笑をしていた。
ケイトを取り戻す為に体を鍛え、国際的に活躍する消防士となって世界中で活躍する。
以前からブラジルに行きたかったケイトを誘っていて、フィルがそれを見て身を引いた。
最後はケイトがフィルを選んだ事に納得し、ブラジルでの消化活動の為に旅立った。

デニス(演:ワンダ・サイクス)

代表作に『Gガール/破壊的な彼女』、『バッド・ママ』シリーズなどがあります。

スマホショップの女性店員。スマホが壊れたフィルがやって来て接客をしていた。

極度のスマホ依存症であるフィルを思いつく限りな罵詈雑言を吐きながらも商品を提供。
ジェクシーの暴走で新しいスマホを買いに来たフィルに呆れ、二度と来るなと警告する。
最後は嫉妬でブチ切れたジェクシーにより自動運転の車が店に突っ込み、休憩を取った。

カイ(演:マイケル・ペーニャ)

近年の出演作に『ファンタジー・アイランド』、『運び屋』などがあります。

チャターボックス社の幹部社員でフィルの上司。部下には感情的に当たり散らす。童貞は自ら選択している。

仕事が上手くいかないとリスト担当であるフィルたちの元に来て、クビをチラつかせる。
ジェクシーが送った昇進願いのメールに腹が立って、コメント処理係に左遷させた。
暴走したジェクシーがて送りつけたフィルの卑猥な画像にブチ切れてクビにした。
最後はジェクシーを手に入れると、個人情報を管理されてしまい、言いなりになった。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はCBSフィルムズにおける最後の劇場公開作品となります。
まさに現代的な社会問題の一つになっているスマホ依存症を扱った内容となっています。
邦題に関してサブタイトルに余計なモノが付いているが、気にしなければいいだけだ。
序盤ではモテない冴えない主人公のダメさ加減と、スマホ依存症な描写が丁寧でした。
そこからA新たなIジェクシーが搭載されたスマホを主人公が手に入れると、物語は大きく変わっていきます。
すべてをスマホに委ねる危険さをコミカルに表現していて、それに振り回される展開は下品ながらも面白いと感じさせます。
中盤に差し掛かると、主人公の人生が大きく好転していき、それまで孤独だった彼に友達や恋人までできてしまう。
友達に関してはなんとか分かるが、恋人まで手に入れる展開がかなり強引に感じられた。
予定調和な感じに見えてしまうのは、二人のエピソードがそこまで熱い中身ではなかった。
お互いに惹かれる要素が抽象的すぎて、今一つ納得できるような感じではなかった。
そこら辺はコメディ映画だから許してという言葉が聞こえてくるぐらいご都合主義を容赦なく使っていると感じた。
それとAIのジェクシーは最初の方は個性的で良かったが、後半では単なる女の嫉妬の塊になっていただけでキャラクターの特徴を完全に失ってしまっていました。
ラストはまさに予定調和のパッピーエンドになつて、主人公はスマホ依存症を克服したが、恋人との出会いはあまり本筋と関係なかったのは惜しいと思いました。
それでも、何も考えずに楽しめる作品だったので、悪くないと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました