作品データ
あらすじ
カナダの森林地帯、キャンプに来ていたエイプリルは、カヌーで川下りをしていたロックバンドのメンバーでバカンスに来ていたミッチたちと出会う。
意気投合したエイプリルたちは同行する事になり、4人森の奥地へと進んでいき、そこは先住民の伝説が残る“聖なる地”と知らずにやって来る。
すると、森の中から彼らを関しする何者かの視線を感じ取り、奇怪な減少が続くと一人、また一人と仲間が姿を消していく中でミッチたちは想像を絶する怪物に遭遇するのだった。
登場人物&出演者
・ミッチ(演:ジョシュ・コリンズ)
代表作に『After Eden』、『Hoax: The Kidnapping of Sherri Papini』などがあります。
ロックバンド「スレッド・ドッグ」のボーカリスト兼ベーシスト。ヒット曲「バックファイア」を作っている。
エリックが作った曲がヒットせず、彼がインスピレーションを得る為に川下りに同行した。
エイプリルが頭痛の末に血が飛び出して死亡し、自身も頭痛を起こして事実を知っていく。
小屋に到着してエリックに額の中にいる虫を取り出してもらい、怪物から隠れて過ごした。
最後は一人だけ通りすがりの男の車に乗るが、仲間の死体を見て怪物が来るのを目撃した。
・エリック(演:ロブ・ラコ)
代表作に『A Beauty & the Beast Christmas』、『A Hundred Lies』などがあります。
ロックバンド「スレッド・ドッグ」のギタリスト。「バックファイア」以降はヒット曲に恵まれずスランプ状態。
尊敬するギタリストに酷評され、先住民の川下りでインスピレーションを得ようと来ていた。
心配するリヴの言葉が保身だと分かっていて、ミッチの前にぶち撒けて機嫌が悪くなった。
エイプリルが死んで小屋に急ぐと、今度はリヴが捕まり、たどり着くも怪物たちが来ていた。
最後は怪物たちに見つかって彼らの音楽がクソだとぶち撒けて、背後から襲われて死亡した。
・リヴ/オリヴィア(演:サマンサ・カーリー)
代表作に『Disintegrate』などがあります。
ロックバンド「スレッド・ドッグ」のドラマーで紅一点。エリックの楽曲が酷評された事を心配している。
自分探しの旅に出るエリックを放っておけず、ミッチを巻き込んで一緒に川下りをしていく。
インスピレーションの為にドラッグを頼る事になるが、エリックの同行について見ている。
バンドが崩壊しないように慎重な態度を見せるが、すでにエリックから見抜かれていた。
最後は小屋へ急ぐ途中でカヌーが引っかかると、背後から怪物に掴まれてそのまま退場した。
・エイプリル(演:パーミス・セハト)
代表作に『Cradle Did Fall』、『Golden Delicious』などがあります。
川で女友達とキャンプしていた女の子。ミッチたちが川下りしていると合流し、彼らが人気バンドだと知る。
「スレッド・ドッグ」のヒット曲を3年間も着信にするが、メンバーの顔は覚えておらず。
すぐにミッチと仲良くなるなどミーハーな部分が出て、彼らの川下りに参加する事となった。
調子に乗ってドラッグを飲みすぎてしまい、ミッチに注意されるも翌日は頭痛に苦しんだ。
最後は額が変色して盛り上がり、悲鳴とともに大量の血を吹き出してそのまま死亡していた。
感想
[個人的な評価]
本作はアルバトロス・フィルムが配給しているアクション映画となります。
この作品は『Black Mountain Side』で知られるニック・ゾスタキフスキーが監督、脚本、製作などを務めています。
ジャケット詐欺も甚だしいというぐらい、本作は騙すレベルの次元が違いすぎて久しぶりにレンタルを失敗した作品でした。
森の中に何かの怪物がいて、そこに来たバカたちが騒いだせいで怒りを買ってやられるというパターンを想像していました。
どれだけ出来が悪くても笑えるようなネタになる内容なら、許せる部分もあって酷評しても気分は悪くなりません。
しかし、本作は本当に無意味な作品で、ほとんどが会話劇とカヌーによる川下りのシーンしかありません。
いつ怪物が出てくるか待っていたら、完全なる着ぐるみで正体不明すぎて何がしたいのかまったく分からない。
こんなにくだらない内容で中身がなく、スローテンポな上に怪物も面白くないから最悪のウンコとも言えます。
褒めるところが一切ない上に、ネタになるようなところもなく、途中で観るのを止めたくなるぐらいつまらないです。
タイトルとジャケットである程度の駄作を予想していましたが、本作はそれを軽く超えてしまう内容だったので時間と金のムダだと感じました。
せめて着ぐるみの怪物にキャラクター性や設定があれば良かったですが、監督や脚本は三流以下のクソだったから仕方ありません。
このクソを借りてしまい、90分の時間を使ってしまった自分のダメに気付かされるゴミ以下の映画でした。
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