【エスケイプ・フロム・リビングデッド】RE-3479

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あ行

作品データ

公開年月 2006/10/29
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 マイケル・バーレット、ケヴィン・ゲイツ
脚本 マイケル・バーレット、ケヴィン・ゲイツ
製作 マイケル・バーレット、ケヴィン・ゲイツ
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

アジアで謎のウイルスが発生し、ドキュメンタリー映画製作の為にイギリス各地で取材をしていたロンドンの撮影クルー。
彼らはとある村へ取材の為にやって来るが、民家に上がり込むと死人が動いていると知って急いで森へ逃げ込む。
地元の住民はどこに逃げたのか分からず、ついにロンドンまでウイルス感染が広がり、彼らは森で一夜を過ごすのだった。

登場人物&出演者

アンディ(演:クレイグ・ストーヴィン)

代表作に『World of the Dead: The Zombie Diaries 2』、『The Paranormal Diaries: Clophill』などがあります。

ドキュメンタリー映画の撮影クルーの一人。プロデューサー的な立場としてスケジュール管理をしていた。

とある村で取材しようとするが、ロンドンでの渋滞に巻き込まれてイライラがピークになる。
取材する予定の家で誰も出ず、一夜を過ごそうとしたところでゾンビの存在を知って逃げる。
近くの森で待機していると、奥から来たゴークたちと合流して彼らの事情を聞いていた。
最後は正体を暴いたゴークたちに捕まってしまうと、抵抗もできずに頭を撃ち抜かれた。

ヴァネッサ(演:アンナ・ブレーズ)

代表作に『At the Foot of a Tree』、『ノエル/クリスマスに生まれた奇跡』などがあります。

ドキュメンタリー映画の撮影クルーの一人。ディレクターとして映画の構成を考えている。

いつもアンディと意見が衝突して、彼の言う事に反対するも特に代案があるワケじゃない。
取材する予定の家で電話番号も忘れていて、そのせいでアンディと意見の衝突していた。
ゾンビの存在を知って森に避難していたが、ゴークたちと合流して一夜を過ごすべきと話す。
最後は本性を現したゴークたちに捕まり、上着を脱がされ、思考停止でずっと泣いていた。

リアン(演:ヴィクトリア・サマー)

代表作に『トランスフォーマー/ロストエイジ』、『ジュラシック・リボーン』などがあります。

ドキュメンタリー映画の撮影クルーの一人。感染に対して意見をする一般人のインタビュアーを担当する。

とある村で取材しようとするが、ロンドンの渋滞に巻き込まれるもほとんどしゃべらない。
取材する予定の家で事前にヴァネッサと打ち合わせするが、誰も出てこず一夜を過ごした。
暗い森の中で不安が爆発してしまい、アンディたちと離れてどこかへ去っていってしまう。
最後は生存者を救助するイギリス軍に民家で呆然としているところを発見されて保護された。

アナ(演:ソフィア・エリス)

代表作に『宇宙人の解剖』、『Jack and the Cuckoo-Clock Heart』などがあります。

農場に暮らしている生存者の一人。生存者の中で唯一の若い女性でずっとゴークに狙われていた。

周辺のゾンビを仲間たちと一掃した後、何かと衝突するスーとゴークを見ていただけ。
家にいる間はずっとゴークから下心満載で誘われるが、ジェフの元に逃げて助けを求めた。
薄暗い時間に遠くで何か動いたと発砲し、スーたちが確認すると子供を重傷にさせていた。
最後は農場でゾンビが溢れる中で、ジェフの死体を見つけてパニック状態となって消えた。

ジェフ(演:ジェームズ・フィッシャー)

代表作に『フーリガン』、『吸血鬼』などがあります。

農場に暮らしている生存者の一人。生存者たちのサブリーダーとして現場をしっかりと管理する。

周辺のゾンビを仲間たちと一掃した後、ゴークと言い争うスーをなんとか落ち着かせていた。
ゴークは戦力になると否定的な仲間たちを説得するが、見回りの甘さを知ってブチ切れた。
納屋で縛られた女性のゾンビを発見し、ゴークの仕業だと分かってようやく危険だと知った。
最後は農場での生活に飽きたゴークがゾンビを引き連れ、ドサクサに紛れて射殺された。

スー(演:イモジェン・チャーチ)

代表作に『NightDragon』、『ハートレス』などがあります。

農場に暮らしている生存者の一人。生存者たちのリーダー的な存在で感染に対して敏感となっている。

周辺のゾンビを仲間たちと一掃した後、血を洗い流す事に誰より強くこだわっていた。
指示に従わないゴークに対して機嫌が悪くなり、そのせいで何度も意見の衝突をしていた。
食料調達に出かけた恋人が帰ってくるが、車に血が付着してもまったく気にしなかった。
最後は農場での生活に飽きたゴークにゾンビを引き入れると、抵抗できずに殺されてしまう。

ゴーク(演:ラッセル・ジョーンズ)

代表作に『NightDragon』、『World of the Dead: The Zombie Diaries 2』などがあります。

農場に暮らしている生存者の一人。他の生存者よりも後から合流して勝手な行動をしてしまう。

感染する危険性を軽視していて、少し血で汚れても問題ないとスーと何度も揉めていた。
農場の見回りを任されるが、実はゾンビ化した女性を捕まえて仲間となぶり殺しをしていた。
焚き火を見てアンディたちと合流すると、医者を探しているとウソをついて近寄っていた。
最後は本性を現してアンディを射殺し、ヴァネッサを裸にして、リアンを探そうとしていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作はいわゆるPOV手法で製作されたゾンビ映画となります。
登場人物が手持ちカメラで常に状況を映し出し、その視点のみで物語が展開していきます。
低予算とPOV手法は非常に相性が良く、更に夜が舞台となれば限られた予算で演出が可能となる。
これまで何度も書いてきましたが、POV手法は嫌いであり、そこに暗黒映像が加わると鑑賞する気が失せます。
残念ながら本作はそのような演出を分かりやすいぐらいに使っていて、途中から鑑賞する意味を感じられなかったです
本作で登場するゾンビはクラシック型でノロノロを動くが、この作品はほとんど動かないから怖さがまったくない。
ほとんど棒立ちしている状態で、襲ってくるような演出がほぼ見られず、とてもサバイバルしている感じがありません。
そんなノロノロと人間を襲う気がないようなゾンビに噛まれる登場人物のマヌケさが際立ってしまっています。
一応、消毒しないと家に戻れないぐらいに警戒心を持っているのに、食料調達へ出かけた恋人の状態を調べずに家へ招き入れる矛盾さも目立つ。
とにかく、本作はゾンビパニックが起きたような緊張感がなく、この作品で何がしたいのか分かりません。
あまりにも矛盾点が多すぎるし、登場人物の行動に一貫性がなく、必死に生きている雰囲気がまったくなかったです。
ジャケットでは斬新な演出でやっていると言っているが、残念ながらPOV手法のゾンビ映画と何が違うのは分かりませんでした。
あとは登場人物がほとんどイライラしている言動に観ている側としてイライラしてくるので、ある意味、製作側の狙いだったら間違っていない。
そして、時系列の順番を変えてしまっているので、すぐに分からないが、改めて細かく確認しようとは思えないレベルでした。

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