作品データ
公開年月 | 2023/01/06 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | グスタボ・エルナンデス |
脚本 | フマ・フォッデ、グスタボ・エルナンデス |
製作 | セバスチャン・アロイ、イグナシオ・ガルシア・ククコビッチ、ほか |
製作国 | アルゼンチン、ウルグアイ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ウルグアイの首都モンテビデオで、感染すると凶暴化する謎のウィルスが発生し、勤務先のスポーツジムにいたイリスと娘のタタは建物内で離れ離れになる。
イリスは生存者夫婦ルイスたちと出会うが、妻であるミミは身ごもっていたが感染していると知って警戒するようになっていた。
極限状態に追い込まれたイリスは、ゾンビが人間を襲った直後に32秒間だけ動きが止めると気付き、それを利用して娘を探し出そうとするのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は『未体験ゾーンの映画たち2023』にて上映された感染系ホラー映画です。
この作品は『108時間』で知られるグスタボ・エルナンデスが監督を務めています。
完全に『28日後…』と同じような設定であり、まるでゾンビ映画のような紹介だが、実際は感染しているだけの人間という事になります。
そこら辺も『28日後…』とまったく同じ展開であるが、圧倒的に予算が足りないから舞台のほとんどは廃墟みたいなスポーツジムとなる。
始まる前はショッピングモールに入っている最新設備のスポーツジムだと思っていたが、まさの廃墟みたいな場所で驚いてしまった。
多分、限られた予算で設備が揃ったスポーツジムじゃなく、この場所しかレンタルできなかったという製作側の事情を垣間見るような感じでした。
外で少しずつ異変が起きて、主人公たちがいるスポーツジムにも感染者が侵入するが、娘と離れ離れとなってしまって健常者の男が合流していく。
あからさまに予算がないのは仕方ないにしても、雰囲気や流れが『28日後…』すぎて二番煎じにしか見えなかったです。
しかも、低予算によくあるごまかす為に画面を暗くしている点も、何が起きているのか分からないから萎えてしまう。
もちろん、容赦なく襲ってくる感染者を描いているが、その中で普通の人間の方がヤバいという設定も忘れていません。
そして、最大の設定となる「32秒」が暴力を振るった感染者が止まる時間だが、これについての説明が一切ありませんでした。
なぜ「32秒」にしているのかというと、これはラストで主人公たちが逃げる為に用意された時間であって、感染とはほぼ関係ない製作側の都合だと分かります。
終盤では雰囲気やBGMの使い方がまんま『28日後…』すぎて、意識している事が見え見えなのに画面が暗くて見えない残念さしかなかったです。
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