作品データ
公開年月 | 2019/09/14 |
---|---|
ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ジェフリー・A・ブラウン |
脚本 | ジェフリー・A・ブラウン |
製作 | アンドリュー・コーキン、タイラー・デヴィッドソン、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
休暇を過ごす為にビーチの別荘まで来た若いカップルのエミリーとランドルは、借りていたミッチとジェーンのターナー夫妻と遭遇した。
4人は一緒に食事をしていたが、水道水がネバネバしているような感触を不思議に感じながらも一夜を過ごした。
翌日、エミリーはビーチに打ち上げられた奇妙な生物を見かけ、足に何かが寄生した事実を知ると、変異したジェーンに襲われてしまうのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は超低予算で作られたモンスター映画となります。
この作品はロケーション管理を務めていたジェフリー・A・ブラウンが初の長編映画の監督を務めています。
厳密に言えばボディ・ホラーというジャンルで、人間の体が徐々に変異して恐怖を与える展開となっています。
これは何度も実写映画化された『盗まれた街』を原作にした『SF/ボディ・スナッチャー』を彷彿とさせるような内容でした。
ただ、本作は圧倒的に低予算で作られているので、当然ながらやれる事が限定されてしまっているのは仕方ないだろう。
世界規模で起きている何かの感染か、寄生か説明がほぼない状況で主人公たちが徐々に寝食されていく様子を描いています。
本来なら世界規模で起きている事なので、主人公たち以外の描写があるべきだが、残念ながら本作はそこまで手が出なかったと思います。
なので、主人公たちの身の回りで起きている事しか描けないので、これが世界規模だと言われる少し説得力に欠けます。
もちろん、人間が変異して何か変わっていく様子を見せているけど、ごまかす為に暗黒画面で見えづらくする演出がとても微妙でした。
あと主人公が宇宙生物学を学びたいという設定が空回りしていて、結局は誰でもできるような行動しかしていません。
その宇宙生物学の知識を会話で披露しているが、興味のない人間からするとうっとうしいだけ単なる尺稼ぎにしか感じられなかった。
だったら、主人公は医療系の知識を持っている方が本作に意味があったので、単なる監督の趣味だけだろうと思いました。
ただ、唯一本作で良かったグロテスクな描写は生々しさがあって、クリーチャーがギョウザに見えてしまうのは日本人を含めたアジア人辺りだろう。
コメント