【ザ・ビーチ(2019)】VD-877

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洋画

作品データ

公開年月 2019/09/14
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ジェフリー・A・ブラウン
脚本 ジェフリー・A・ブラウン
製作 アンドリュー・コーキン、タイラー・デヴィッドソン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

休暇を過ごす為にビーチの別荘まで来た若いカップルのエミリーとランドルは、借りていたミッチとジェーンのターナー夫妻と遭遇した。
4人は一緒に食事をしていたが、水道水がネバネバしているような感触を不思議に感じながらも一夜を過ごした。
翌日、エミリーはビーチに打ち上げられた奇妙な生物を見かけ、足に何かが寄生した事実を知ると、変異したジェーンに襲われてしまうのだった。

登場人物&出演者

エミリー(演:リアナ・リベラト)

代表作に『陰謀のスプレマシー』、『呪怨館』などがあります。

主人公。女子大生。現在は有機化学を専攻し、次にワシントン大学で宇宙生物学を学ぼうと考えている。

ランドルとは上手くいっておらず、話し合う為にビーチの別荘に来たがターナー夫妻と遭遇。
空気や水に対して違和感を持ちながら、ランドルが持ってきたマリファナ食品で寝てしまう。
ビーチでミッチに遭遇して彼が海に入ると、浜辺に打ち上げられた謎の生物で寄生される。
最後は避難するもランドルが変異し、一人になって逃げるも結局は自身も変異してしまう。

ランドル(演:ノア・ル・グロス)

代表作に『ラスト・パニッシャー』、『ガンズ・アンド・キラーズ』などがあります。

エミリーの恋人。同じ大学に通っていたが、なぜか辞めてしばらくエミリーと連絡が取れず仲違いしていた。

父親の別荘までエミリーと行くが、ターナー夫妻がいた事を知らず遭遇して一緒に過ごす。
大学を辞めた理由が通っている意味を見失い、何をすればいいのか探していると話した。
翌日になってジェーンが変異した襲われ、エミリーと一緒に逃げ出すも体調が悪化していく。
最後は無人の家まで避難したが、体の変異が急激に進みエミリーを襲おうとして逃げられた。

ミッチ・ターナー(演:ジェイク・ウェバー)

代表作に『ドーン・オブ・ザ・デッド』、『モンタナの目撃者』などがあります。

ランドルの父親の友人。妻と一緒に週末を過ごす為に友人の別荘に滞在していた。エミリーたちの事を知らなかった。

エミリーたちを迎えて4人で食事するが、ランドルが大学を辞めた理由に納得できずにいた。
妻の病気が重く元に戻らない説明し、ビーチでの時間を大切にするとエミリーに話した。
翌日になって姿を消していたが、どこからともなくエミリーの前に現れて笑顔で話していた。
最後は心配がなくなったという表情になって、エミリーが見ている中で海に入って消えた。

ジェーン・ターナー(演:マリアン・ナゲル)

代表作に『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』、『クラウンタウン』などがあります。

ミッチの妻。夫と週末にビーチの別荘に来ていたが、エミリーたちの事を知らず遭遇して最初は心配していた。

いくつも薬を飲むほど病魔に冒された状態であり、夫とビーチに来て束の間の時間を過ごす。
ランドルたちが勝手に家へ来て最初は戸惑っていたが、一緒に食事をして調子が良くなった。
夜にビーチへ出て不思議な光景を見かけるが、何かを吸い込んだせいで急激に体調が悪化。
最後は翌日になって体が変異し、心配したランドルを襲おうとしてエミリーたちが逃げた。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は超低予算で作られたモンスター映画となります。
この作品はロケーション管理を務めていたジェフリー・A・ブラウンが初の長編映画の監督を務めています。
厳密に言えばボディ・ホラーというジャンルで、人間の体が徐々に変異して恐怖を与える展開となっています。
これは何度も実写映画化された『盗まれた街』を原作にした『SF/ボディ・スナッチャー』を彷彿とさせるような内容でした。
ただ、本作は圧倒的に低予算で作られているので、当然ながらやれる事が限定されてしまっているのは仕方ないだろう。
世界規模で起きている何かの感染か、寄生か説明がほぼない状況で主人公たちが徐々に寝食されていく様子を描いています。
本来なら世界規模で起きている事なので、主人公たち以外の描写があるべきだが、残念ながら本作はそこまで手が出なかったと思います。
なので、主人公たちの身の回りで起きている事しか描けないので、これが世界規模だと言われる少し説得力に欠けます。
もちろん、人間が変異して何か変わっていく様子を見せているけど、ごまかす為に暗黒画面で見えづらくする演出がとても微妙でした。
あと主人公が宇宙生物学を学びたいという設定が空回りしていて、結局は誰でもできるような行動しかしていません。
その宇宙生物学の知識を会話で披露しているが、興味のない人間からするとうっとうしいだけ単なる尺稼ぎにしか感じられなかった。
だったら、主人公は医療系の知識を持っている方が本作に意味があったので、単なる監督の趣味だけだろうと思いました。
ただ、唯一本作で良かったグロテスクな描写は生々しさがあって、クリーチャーがギョウザに見えてしまうのは日本人を含めたアジア人辺りだろう。

コメント

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