【ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密】RE-3757

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洋画

作品データ

公開年月 2022/04/08
ジャンル ファンタジー/アクション
原作 J・K・ローリング 『幻の動物とその生息地』
監督 デヴィッド・イェーツ
脚本 J・K・ローリング、スティーヴ・クローヴス
製作 デヴィッド・ハイマン、J・K・ローリング、ほか
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ニュート・スキャマンダーは調査で訪れた先で魔法生物「麒麟」と出会い、目の前で出産するも突然現れた魔法使いたちにより子供が連れ去られる。
その頃、魔法界では指導者フォーゲルの任期満了に伴い、次期指導者を決める選挙が行われようとする中、勢力を伸ばす闇の魔法使いグリンデルバルドが立候補する。
グリンデルバルドは麒麟の死体を使い観衆を跪かせようとするが、それを知ったニュートやダンブルドアたちは阻止しようとチームを結成するのだった。

登場人物&出演者

ニュート・スキャマンダー(演:エディ・レッドメイン)

近年の出演作に『シカゴ7裁判』、『イントゥ・ザ・スカイ/気球で未来を変えたふたり』などがあります。

主人公。魔法動物学者。麒麟の出産現場に立ち会い、生まれた双子の片方を保護してダンブルドアのチームを結成する。

グリンデルバルドの野望を打ち砕く為にダンブルドアの代わりにチームを指揮していく事に。
兄がドイツの牢獄に囚われて助け出し、ホグワーツ魔法魔術学校でチームと合流を果たした。
攪乱作戦でカバンを持ち歩くも奪われてしまうが、バンティが本物を持ち出して不正を暴く。
最後はジェイコブの結婚式でティナと再会を果たし、ダンブルドアとの協力を約束していた。

ジェイコブ・コワルスキー(演:ダン・フォグラー)

代表作に『燃えよ!ピンポン』、『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどがあります。

マグルのイギリス人。ニュートのおかげで夢だったパン屋を経営する。クイニーとの結婚を望んでいる。

クイニーがグリンデルバルドの側に付いてしまい、パン屋の経営が傾いているような状況に。
ラリーが迎えに来ると、最初は断ろうとしたが、クイニーを取り戻す為にチームへ参加する。
パーティでクイニーから無視され、グリンデルバルドに杖を向けて暗殺者にされてしまう。
最後はグリンデルバルドが追われる身となった事で、クイニーと念願の結婚を果たしていた。

テセウス・スキャマンダー(演:カラム・ターナー)

代表作に『ヴィクター・フランケンシュタイン』、『アサシン クリード』などがあります。

ニュートの兄。魔法省のイギリス闇祓い局長を務める。グリンデルバルドへの復讐の為にダンブルドアのチームに参加。

弟とはあまり仲は良くないが、婚約者をグリンデルバルドに殺された為に協力を申し出る。
歪すぎるチームの面々に対して皮肉を言っていたが、あくまで真剣で弟とともに行動した。
ドイツで捕まって牢獄に収容されるが、迎えに来た弟とともに怪物から逃げて脱獄を果たす。
最後はグリンデルバルドを撹乱する作戦を実行して成功させ、ジェイコブの結婚式に参加。

ラリー/ユーラリー・ヒックス(演:ジェシカ・ウィリアムズ)

代表作に『コーポレート・アニマルズ』、『ブックスマート/卒業前夜のパーティーデビュー』などがあります。

イルヴァーモーニー魔法魔術学校の女性教師。ティナとは友人の関係でジェイコブの事が聞かされている。

パン屋の経営に力が入らないジェイコブの前に現れ、協力するように勧誘して彼を連れ出す。
主にジェイコブとともに行動していて、本を使って瞬間移動や攻撃などの魔法を操っていた。
パーティでジェイコブがグリンデルバルドに杖を向けると、戦闘になって一緒に脱出した。
最後は麒麟が入ったカバンの撹乱作戦を展開させ、勝利してジェイコブの結婚式に参加した。

バンティ・ブロードエーカー(演:ヴィクトリア・イェイツ)

代表作に『Magic Hour 4』、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などがあります。

ニュートの助手を8年と164日を務めている。普段は家を空けるニュートの代わりに魔法動物たちの世話をしている。

グリンデルバルドを倒すダンブルドアのチームに参加し、重要なメモをニュートからもらう。
麒麟が入ったニュートのカバンを預かると、まったく同じカバンを5個を作ってもらった。
グリンデルバルドを撹乱させる作戦の為に用意して、残されたカバンを持ちブータンに行く。
最後は参列者に紛れ込んでニュートに本物のカバンを渡し、グリンデルバルドの不正を暴く。

ユスフ・カーマ(演:ウィリアム・ナディラム)

代表作に『ホワイト・マテリアル』、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などがあります。

セネガルの純潔一族で名門魔法族の末裔。リタの兄。グリンデルバルドを倒すダンブルドアのチームに参加する。

妹を殺害したグリンデルバルドに強い復讐心を持ち、迷う事なくダンブルドアに協力する。
純潔一族としてグリンデルバルドの側に赴いて、動向を探る為に堂々と彼の前に登場した。
ダンブルドアの差し金あと疑念を持たれたが、妹の記憶を消される代わりに認められた。
最後はダンブルドアを裏切る事なく、グリンデルバルドを追い詰める事で野望を打ち砕いた。

クイニー・ゴールドスタイン(演:アリソン・スドル)

代表作に『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『ラスト・フル・メジャー/知られざる英雄の真実』などがあります。

ティナの妹でジェイコブと恋に落ちていた。グリンデルバルドの思想に傾倒してジェイコブと距離を保つ。

パン屋を営んでいたジェイコブの前に現れるが、グリンデルバルド側として別れを告げた。
得意の開心術を使ってユスフの心を読み取り、仲間としてグリンデルバルドが迎え入れた。
実はジェイコブへの思いを断ち切る事ができず、ブータンで再会するも捕まってしまう。
最後はグリンデルバルドが追われる身となって自由になり、ジェイコブと結婚を果たした。

アバーフォース・ダンブルドア(演:リチャード・コイル)

代表作に『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』、『5デイズ』などがあります。

アルバスの弟。ホッグス・ヘッドを経営する。元不死鳥の騎士団の創立メンバー。兄とは微妙な関係となっている。

グリンデルバルドを倒す拠点として兄が居座っていて、多くを語りかけずに静観していた。
クリーデンスから鏡にメッセージが刻まれても何もできず、兄が心配しないようにしていた。
兄からクリーデンスこそが過去に愛した女性の息子だと知らされ、会う為にブータンへ行く。
最後は命が尽きかける息子の元に行き、一緒に帰る事を告げて親子として絆を確かめあった。

クリーデンス・ベアボーン/アウレリウス・ダンブルドア(演:エズラ・ミラー)

近年の出演作に『ジャスティス・リーグ/ザック・スナイダーカット』、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などがあります。

グリンデルバルドを信奉する一人。闇の力「オブスキュラス」を体内に秘めているオブスキュリアル。

自分がダンブルドアだとグリンデルバルドから明かされ、アルバスに敵対心を持っていた。
ホッグス・ヘッドの鏡に何度もメッセージを送るが、思いは届かずに怒りが増してしまう。
刺客としてアルバスの前に立つが、アバーフォースこそが父親だと聞かされて衝撃を受けた。
最後はグリンデルバルドを裏切って不正を暴き、父親がやって来て一緒に家へ帰っていった。

アルバス・ダンブルドア(演:ジュード・ロウ)

近年の出演作に『不都合な理想の夫婦』、『リズム・セクション』などがあります。

ホグワーツ魔法魔術学校の教授。グリンデルバルドから血の誓いを奪い去るが、破壊できず縛られていた。

ニュートたちを使ってチームを結成させ、グリンデルバルドの野望を阻止する為に動き回る。
刺客として派遣されたクリーデンスと戦うが、弟の息子だと説明して彼の心を救っていた。
クリーデンスで不正がバレたグリンデルバルドが攻撃すると、防御する為に魔法が交差した。
最後は血の誓いが破壊されグリンデルバルドと戦うが、そのまま見逃して必ず倒すと誓う。

ゲラート・グリンデルバルド(演:マッツ・ミケルセン)

近年の出演作に『カオス・ウォーキング』、『ライダーズ・オブ・ジャスティス』などがあります。

闇の魔法使い。国際魔法使い連盟のトップを狙う。信奉者たちに生まれたばかりの麒麟の赤ん坊を捕まえさせる。

麒麟を一度殺害してから、魔法を使って擬似的に生き返らせて有利に進めようと画策する。
ダンブルドアとは血の誓いで直接戦えず、代わりにクリーデンスを刺客に送るも失敗した。
生き返らせた麒麟でトップになろうとするが、クリーデンスの裏切りで不正がバレてしまう。
最後は血の誓いが破壊され、ダンブルドアとは戦わず、またも追われる身となって逃亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作はシリーズの三作目で「魔法ワールド」におけるフランチャイズで11作目となります。
この作品はグリンデルバルドを演じたジョニー・デップが名誉毀損訴訟により、ワーナー・ブラザースから降板を求められ、マッツ・ミケルセンが代役となりました。
どうやら原作者のJ・K・ローリングは三部作の予定から五部作にすると発表しているが、このシリーズはそこまで儲かるのかと思っています。
まず、大前提として個人的に『ハリー・ポッター』シリーズは一度も面白いと思わなかったし、子供騙しな世界観はあまり好きではないです。
それを前提にこの『ファンタスティック・ビースト』シリーズを仕方なく鑑賞しているが、確か1作目は少し違ったアプローチとして少しだけ面白いと感じました。
ただ、前作から登場するグリンデルバルドはシリーズの主人公であるニュートとはそこまで因縁があるというワケじゃないです。
『ハリー・ポッター』シリーズでは主人公のハリー・ポッターとヴォルデモートとの因縁があって、決着が最終的なゴールという明確さがある。
しかし、このシリーズでは主人公のニュートは魔法動物の学者であり、グリンデルバルドとは直接的な因縁がなく、どっちかと言えばダンブルドアの方が因縁はある。
つまり、前作から続くグリンデルバルドとの戦いではニュートは参加しているだけで、元から個人的な事情じゃないから今ひとつと感じます。
それが本作で顕著になってしまい、ニュートの存在が薄くなって逆にダンブルドアの存在が大きくなったせいで微妙な印象を受けました。
そもそも本シリーズは決定的なインパクトのあるような内容じゃなく、ストーリーが記憶に残らないような薄っぺらいモノだと感じました。
やたらと登場人物が増えていくけど、それぞれの役割が非常に小さく、統合しても問題がないぐらい個々のキャラクターに魅力が感じられなかった。
どうしても物語のスケールを大きくして派手な印象を与えたいだろうが、主人公のニュートにそこまでの役割は果たせるほど因縁を持ってないが痛いです。
しかも、今後は2作も作っていくようだが、このまま『トランスフォーマー』シリーズのように先細りになりそうな気がしてなりません。

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