作品データ
公開年月 | 2011/10/21 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | 阿見松ノ介 |
脚本 | 阿見松ノ介 |
製作 | 石原由紀 |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
突然発生したゾンビで孔助は意識のない娘と雑居ビルまで逃げて、そこへ逃げてきた洋平とナミ、それに盾倉たちを匿った。
それぞれが雑居ビルまで逃げてきた経緯を話し、外で大量に発生しているゾンビたちの存在について推測していた。
洋平たちが外へ出ようとして大量のゾンビが侵入してしまい、孔助とともに屋上へ逃げた時に真実を知っていくのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は洋画のカルト作品を専門にするWHDジャパンが製作したゾンビ映画です。
この作品は『サイコ・イコール』や『怪異伝承/鬼殻村』で知られる阿見松ノ介が監督と脚本を務めています。
超低予算で作られたゾンビ映画ほど脚本や演出、それに演技が高いレベルじゃないと面白い作品は絶対に作れません。
これは何本も鑑賞してきた経験から導いている答えですが、本作にはその3つの要素は1つもありませんでした。
まず脚本が素人レベルで演出も超低予算という事も理由にならず、一定の評価を受けている監督が作っているとは思えないようなつまらなさです。
3つ目の要素となる作品の面白さを決定する役者たちの演技が軒並み大根であり、かなりヒドイ部類に入るレベルでした。
如何にも演技をしている雰囲気が出ているのはまだいいとして、それ以前に演技として成立していない役者もいました。
ただでさえ面白くない脚本と演出なので、せめて役者の演技でフォローできるところがあるのに、妥協点があまりにも低くて熱意をまったく感じられない。
特に面白いのは大手映画サイトのレビューがほぼないに等しく、なぜかアマゾンの方が多くて、明らかに関係者と思われる高評価の感想に笑ってしまう。
お金をもらっているのか、関係者だから宣伝の為にやっているのか分からないが、ウソをついたおかげで何人か騙していました。
三途の川に迷い込んだ設定はそれなり面白いかもしれないが、それを生かそうとする脚本と演出、演技がないから意味がなくなっていました。
唯一、良かったと思ったのはエンドクレジットで役者たちのインタビューがあって、こっちの方が生き生きした表情で好感が持てました。
つまり、出演している役者たちは演技を辞めた方がいいというぐらい、素でしゃべっている方が良かったとなってしまうのです。
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