作品データ
公開年月 | 2008/12/06 |
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ジャンル | アクション/ホラー |
原作 | なし |
監督 | 金子大志 |
脚本 | 金子大志、古賀奏一郎 |
製作 | 松下順一 |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
残酷な殺し合いから数日後、無事に生き残った葵は政府に保護されていた。
しかし、葵はクラスメイトたちを“サバイバルランド”へ誘った責任を感じて、ゾンビたちを絶滅させる為に単身テーマーパークに乗り込む。
そんな中、葵の行動を知った恋人の勇平もわずかな手がかりを頼りにサバイバルランドへたどり着くとゾンビに襲われるが、戦っていた彼女と再会を果たすのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作は金子大志によるゾンビ映画前後編の後編となっています。
この作品は『クレーマー』で知られる金子大志が監督と共同脚本を務めています。
前後編の後編に当たる本作ですが、ほぼ前作の直後となっていて、状況から見ると数時間後の物語となっているようです。
前作ではさくらを演じた飛鳥凛と、坩那を演じた有末麻祐子がメインだったが、本作では脇役だった葵を演じる仲村みうが主人公となります。
蔦人間と戦った二人と違い、仲村みうの演じたキャラクターはほぼ隠れていただけで実際に起きた事をほとんど知らないはずです。
そのせいもあって調査員に続いて単独でテーマパークに来るが、そこに恋人もやって来て二人で中に入る事となります。
前作では頭数で尺稼ぎをしていましが、本作では主人公と恋人がメインとなって他は蔦人間としてウロウロするような感じとなりました。
そうなると、メインとなる二人の演技がすべてになるが、残念ながら両者とも下手すぎて何一つ入ってきません。
一生懸命覚えたセリフを言うだけで精一杯であり、そこに感情がまったく入っていないから素人レベルの演技にしか感じられない。
多分、脚本の段階ではカップルの物語を感動的に描いただろうけど、仲村みうと白石隼也には再現する実力はなかったようです。
途中で白石隼也が脱落して仲村みうが一人で戦う事になるが、もう物語を進めるには強引すぎる覚醒をして生還を果たしてしまうのです。
ずっと隠れていたヤツが急に覚醒して蔦人間の頭部を切断する攻撃、鎖鎌の分銅を蹴りで弾く芸当など、なんの前触れもないアクションに笑うしかないです。
確かに仲村みうは美形で画面のどアップに耐えられるほどだけど、声が緊張感あるはずの場面に合っていないせいでコントになってしまっている。
とにかく、この企画を通したのはスゴイと思うが、低予算だから集められた役者たちのレベルの低さに監督の嘆きが聞こえそうな気がしました。
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