【制服サバイガールⅡ】RE-3737

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アクション

作品データ

公開年月 2008/12/06
ジャンル アクション/ホラー
原作 なし
監督 金子大志
脚本 金子大志、古賀奏一郎
製作 松下順一
製作国 日本
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

残酷な殺し合いから数日後、無事に生き残った葵は政府に保護されていた。
しかし、葵はクラスメイトたちを“サバイバルランド”へ誘った責任を感じて、ゾンビたちを絶滅させる為に単身テーマーパークに乗り込む。
そんな中、葵の行動を知った恋人の勇平もわずかな手がかりを頼りにサバイバルランドへたどり着くとゾンビに襲われるが、戦っていた彼女と再会を果たすのだった。

登場人物&出演者

秋川葵(演:仲村みう)

近年の出演作に『テケテケ2』、『富江/アンリミテッド』などがあります。

主人公。テーマパーク“サバイバルランド”から生還した女子高生。入院するも何が起きたか一切話さない。

苦しんでいたさくらを見ると、責任を感じて調査員に同行を懇願するも足手まといとされる。
勝手に病院を出てテーマパークに着くと、ちょうど来た勇平と合流して蔦人間に襲われる。
勇平とイチャイチャしていると妊娠し、蔦人間に変化する彼の為に一人で助けを呼びに行く。
最後は蔦人間を倒して脱出し、赤ん坊の異様な姿に悲鳴を上げ、さくらたちに囲まれていた。

藍田勇平(演:白石隼也)

代表作に『彼岸島』シリーズ、『東京喰種/トーキョーグール【S】』などがあります。

ヒロイン。葵の恋人。スケッチから帰ってこない事を心配して、その場所に行くと葵の居場所を察知した。

“サバイバルランド”まで来て葵と合流し、一緒に中へ入ると原因となった花を摘み取った。
蔦人間の襲撃で葵と建物に避難し、やる事がなくなって二人でイチャイチャして妊娠させる。
体が徐々に変異して自分でも危険だと感じて、葵だけを逃がそうと説得して一人で残った。
最後は葵を襲う蔦人間を除草剤で倒し、別れを告げてテーマパークの中へ戻っていった。

工藤坩那(演:有末麻祐子)

代表作に『二重心臓』、『制服サバイガールⅠ』などがあります。

テーマパーク“サバイバルランド”から生還を果たした女子高生。外傷はほぼなかったが、精神が崩壊していた。

病院関係者が事情を聞こうとしても、意識が完全にぶっ飛んだ状態でマトモに会話ができず。
葵がいなくなった事に気付いて電話するも繋がらず、今度は勇平にかけてようやく繋がる。
追い詰められていた葵から助けを求められると、薄笑いを浮かべながら駆けつけると誓った。
最後は“サバイバルランド”の扉まで来て葵と再会するが、自衛隊の銃撃を食らって死亡。

夏目さくら(演:飛鳥凛)

代表作に『口裂け女2』、『殺人鬼を飼う女』などがあります。

テーマパーク“サバイバルランド”から生還を果たした女子高生。右半身が蔦人間となって苦しんでいた。

病院に運ばれて医者たちに囲まれるが、どうする事もできず苦しむ姿をみんな見せていた。
病原菌を突き止めないと何もできないと医者が話し、限界を迎えて緑色の血を吐いていた。
二度目の生還を果たした葵の前に立ち、彼女が生んだ赤ん坊を看護師に見せるように言った。
最後はベッドの上で朦朧とする葵の前に立ち、蔦人間となった姿で医者たちと見ていた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作は金子大志によるゾンビ映画前後編の後編となっています。
この作品は『クレーマー』で知られる金子大志が監督と共同脚本を務めています。
前後編の後編に当たる本作ですが、ほぼ前作の直後となっていて、状況から見ると数時間後の物語となっているようです。
前作ではさくらを演じた飛鳥凛と、坩那を演じた有末麻祐子がメインだったが、本作では脇役だった葵を演じる仲村みうが主人公となります。
蔦人間と戦った二人と違い、仲村みうの演じたキャラクターはほぼ隠れていただけで実際に起きた事をほとんど知らないはずです。
そのせいもあって調査員に続いて単独でテーマパークに来るが、そこに恋人もやって来て二人で中に入る事となります。
前作では頭数で尺稼ぎをしていましが、本作では主人公と恋人がメインとなって他は蔦人間としてウロウロするような感じとなりました。
そうなると、メインとなる二人の演技がすべてになるが、残念ながら両者とも下手すぎて何一つ入ってきません。
一生懸命覚えたセリフを言うだけで精一杯であり、そこに感情がまったく入っていないから素人レベルの演技にしか感じられない。
多分、脚本の段階ではカップルの物語を感動的に描いただろうけど、仲村みうと白石隼也には再現する実力はなかったようです。
途中で白石隼也が脱落して仲村みうが一人で戦う事になるが、もう物語を進めるには強引すぎる覚醒をして生還を果たしてしまうのです。
ずっと隠れていたヤツが急に覚醒して蔦人間の頭部を切断する攻撃、鎖鎌の分銅を蹴りで弾く芸当など、なんの前触れもないアクションに笑うしかないです。
確かに仲村みうは美形で画面のどアップに耐えられるほどだけど、声が緊張感あるはずの場面に合っていないせいでコントになってしまっている。
とにかく、この企画を通したのはスゴイと思うが、低予算だから集められた役者たちのレベルの低さに監督の嘆きが聞こえそうな気がしました。

コメント

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