作品データ
公開年月 | 2022/04/06 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | エヴァン・ジェイコブス |
脚本 | エヴァン・ジェイコブス、マイク・ハーツフィールド |
製作 | エヴァン・ジェイコブス |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
泥沼の戦いとなったベトナム戦争の最中、第一歩兵師団に従事していたブレットの元に弟がトイレで変死した訃報が届く。
終戦後、失意のまま母国へと帰ったブレットは、弟の死の真相を知るべく彼が遺した家の調査を始めていく。
ブレットはトイレが狂暴な悪魔に取り憑かれていると知り、ディングルベリー神父に悪魔祓いを依頼するのだった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はコンマビジョンから配給されている作品となります。
この作品は上映時間が51分という事で、映倫管理委員会の規定からすると中編映画となる。
いつもは長編映画しか鑑賞していないが、今回はコンマビジョンが配給した作品という事で特別枠で鑑賞しました。
残念ながらDVDによるレンタルがなく、アマゾンプライムビデオでの配信で鑑賞してみた。
さすがにコンマビジョンが送り出す作品というだけに、カメラとトイレさえあれば、誰でも撮れるような内容の作品となっています。
キャストは4人の名前がクレジットされていますが、実際は主人公と神父の二人だけがしっかりと顔出ししているだけでした。
しかも、神父は終盤に登場して悪魔祓いしかしないので、基本的に主人公がトイレと睨めっこしているような展開になります。
超低予算の映画なのでレプリカの銃や手榴弾すら用意できず、明らかにオモチャであっても演技と雰囲気で乗り切ろうとする気力が素晴らしいです。
悪魔に取り憑かれたトイレは用を足している時にナイフが出てきて、男ならば金玉を切り落とすという凶悪すぎる所業をやってくれます。
あとは神父がやって来た時、ダメージを与えない爆発を何度も起こすだけで、使わなければ特に問題がない感じとなっています。
主人公が住んでいる家はかなり広く、トイレが2個あるはずなのに、なぜか2階にある方をこだわって使う事にツッコミを入れるのは野暮だろうか。
ドラマ性についてもベトナム戦争の帰還兵が抱えるトラウマを使っているが、なぜその時代にしているのかよく分かりません。
そもそも、1970年代とは思えない感じであるが、そこは超低予算映画という事を考えれば仕方ないだろうと思います。
驚くべきはシリーズ化されており、現在は4作まで作っているが、いつ日本に上陸してくれるのか違う意味で楽しみとなります。
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