【レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/隠市奇聞録】RE-3376

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作品データ

公開年月 2020/05/23
ジャンル 武侠/ファンタジー
原作 ヘン・イェ 『隐市奇闻录』
監督 シュエ・ウェンホワ
脚本 ヘン・イェ
製作 アーディ・ラム
製作国 中国
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

開封市の郊外にある森の中に人間や人ならざる者が行き交うある隠された町があり、滞在するには看守である雷公と電母の許可が必要。
隠された町に向かう途中、医師のチンルオは珍しい鳥を探している風変わりな旅人のリンと出会い、共に町へ向かっていく。
その夜、目の病に悩む塩商人に使用人が新たな薬を飲ませると、多数の怪鳥に体中を食われ、骨だけを残す凄惨な事件を目撃するのだった。

登場人物&出演者

バイ・チンルオ(演:ガオ・スーウェン)

代表作に『レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/妖舞炎奇譚』などがあります。

主人公。女性医師。超人的な嗅覚を持ち、あらゆるニオイを嗅ぎ分ける事ができる。

患者が自分の薬で死んだ罪で拷問を受けるが、無罪と判明するも人間不信となっていた。
隠された町で他人との距離を保つが、大蛇の病に冒されたシー・ションだけと交流する。
バイ・リンと出会って友達になっていくが、シー・ションが追う事件の関係者と知る。
最後はバイ・リンが記憶を消したい薬を与え、自分の見てきた物語を本にしていた。

シー・ション(演:ツァイ・ペイチー)

代表作に『レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/妖舞炎奇譚』などがあります。

開封府の刑事。投獄され拷問を受けていたチンルオが無実の罪と知って助けていた。

妖怪との戦いで大蛇の毒を食らってしまい、興奮すると暴走するも今は自制できている。
不帰鳥での事件を捜査している間に、リンが犯人だと断定してチンルオの師兄を助ける。
トゥとの戦いで毒を食らっても耐性で倒れず、バイ・リンの解毒にも助力していた。
最後は記憶を薬で消したバイ・リンの百鳥図を完成させるとチンルオと約束する。

バイ・リン(演:チャン・チン)

代表作に『レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/妖舞炎奇譚』などがあります。

鳥の絵師で旅人の女性。珍しい鳥を探しながら百鳥図を完成させるべく旅をしている。

森でチンルオに遭遇すると、隠市の場所を教えて欲しいと頼み、連れて行ってもらった。
町に住む為の交換するモノがなかったが、チンルオが肩代わりして一緒に住む事になる。
実は過去に両親が海賊に殺され、姉とともに復讐する相手をずっと探し回っていた。
最後は姉を目の前で亡くしてしまい、すべてを忘れる薬をチンルオに頼んで去った。

バイ・トゥ(演:ジャン・ウェンウェン)

代表作に『レジェンド・オブ・ヒドゥンタウン/妖舞炎奇譚』などがあります。

謎の女性。不帰鳥を操って塩商人を襲わせて殺している。鳥の鳴き真似と剣術を使う。

その正体はバイ・リンの姉であり、両親が海賊に殺された時の記憶を持っている。
長年に渡って妹とカタキである三人の海賊を探し、ようやく見つけて復讐を始める。
バイ・リンがチンルオたちと仲良くなって復讐ができず、一人でイライラしてしまう。
最後はバイ・リンに助けられ、チンルオの言葉で目を覚まし、不帰鳥に食われて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は中国の古代神話が元になっているようだが、詳細については不明です。
いわゆる「お金アルヨ、チャイニーズ・ファンタジー」と思ったら、そこまでの予算をかけていないと思われる。
どうやら二部構成となっていて、そのせいで時間が70分台と中国映画として短いです。
ただ、短い作品という事で余計なモノがかなり削られていて、主要の人物も片手で数えるぐらい分かりやすい展開でした。
やはり、どんな作品でもあっても中国の映画というのはキレイな女優が多いと再認識する。
本作での主人公であるチンルオを演じるガオ・スーウェン、旅人のリンを演じるチャン・チン、それに謎の女を演じるジャン・ウェンウェンは全員キレイです。
もう女優たちの美しさだけでも充分に楽しめるし、彼女たちが画面に映り込んでいるだけでもフォローはできています。
肝心のストーリーはサスペンス調に事件を解決していくモノだが、チャイニーズ・ファンタジーの要素が強いです。
そこに香港映画で何度も見てきたワイヤーアクションが少しあって、クォリティがあまり高くないCGとの融合に少しだけ可能性を感じさせる。
あと物語の説明が多く省かれていて、構造や世界観についてよく分からないまま終わってしまったような印象を持ちました。
一応、続編がすでに作られているようなので、下手な「お金アルヨ、チャイニーズ・ファンタジー」よりは楽しめると感じました。

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