【INTERCEPTOR/インターセプター】VD-725

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アクション

作品データ

公開年月 2022/05/26
ジャンル アクション/サスペンス
原作 なし
監督 マシュー・ライリー
脚本 マシュー・ライリー、スチュアート・ビーティー
製作 マイケル・ボーゲン、マシュー・ストリート、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

上官を訴えたせいで出世街道から外れたコリンズ大尉は、太平洋に浮かぶ迎撃ミサイル基地「SBX-1」に左遷という形で配属された。
ロシアの核ミサイルが何者かに盗まれ、アメリカ本土を守るもう一つの迎撃ミサイル基地が襲撃された情報が入って危機感が高まってしまう。
コリンズ大尉は素早い状況判断で清掃員に扮したテロリストに対処し、司令室を狙う彼らからアメリカを守るべく奮闘していくのだった。

登場人物&出演者

J・J/ジョアンナ・フリオ・コリンズ大尉(演:エルサ・パタキ)

代表作に『スネーク・フライト』、『ワイルド・スピード』シリーズなどがあります。

主人公。アメリカ軍の兵士で出世街道から外れてしまう。過去に上官のセクハラ問題を訴えるも裏切り者と言われる。

迎撃ミサイル基地「SBX-1」に戻ると、司令室を狙ったアレグザンダーの察知して対処した。
ビーバーの裏切りで一度司令室を明け渡したが、反撃によって彼らを追い出して取り戻した。
ラウルの犠牲で基地の沈没が伸びて、ビーバーを殺害し、核ミサイルをすべて撃ち落とす。
最後はアレグザンダーがロシアに射殺され、父親と再会し、国家安全保障局の職員となる。

ラウル・シャー伍長(演:マイエン・メフタ)

代表作に『Timeslow』、『Dead』などがあります。

迎撃ミサイル基地「SBX-1」に従軍する兵士。インド系アメリカ人でヒンドゥー教。妻と子供三人を養っている。

アレグザンダーたちによる襲撃で司令室を守ったJ・Jと残り、核ミサイルの様子を監視。
目覚めたビーバーの裏切りで拘束され、アレグザンダーから差別について聞かれるも答えず。
J・Jが司令室を取り戻すと、アレグザンダーが基地を海に沈める強硬手段を伝えていた。
最後は沈没する基地のバルブを手動で締めて、やって来たビーバーに抵抗せず殺された。

ビーバー・ベイカー伍長(演:アーロン・グレナン)

代表作に『ドリフト』、『キリング・グラウンド』などがあります。

迎撃ミサイル基地「SBX-1」に従軍する兵士。自分の任務に対して真面目に考えず適当にこなしている。

J・Jが基地に帰ってくると、以前のような小バカにした態度と言動を出すも注意を受ける。
アレグザンダーたちの襲撃で流れ弾が頭に当たり、気絶している間に危機的な状況になる。
実はアレグザンダーたちの仲間でJ・Jたちを制して、彼らを司令室に迎え入れていた。
最後はシャーを殺害してJ・Jを狙ったが、有刺鉄線を首に巻かれ、落下して首切断で死亡。

マーシャル大佐(演:リース・マルドゥーン)

代表作に『不貞探偵ジャック・アイリッシュ/2人の父への鎮魂歌』、『ソウルガールズ』などがあります。

迎撃ミサイル基地「SBX-1」に従軍する兵士。以前からJ・Jを知っていて、戻ってきた彼女を歓迎していた。

出世街道を外れたJ・Jの気持ちを理解していて、全面的にサポートすると意思を示した。
別の迎撃ミサイル基地が何者かに襲撃を受け、ロシアの核ミサイルが奪われた事を知る。
J・Jが素早い判断と分析でSBX-1しか迎撃できないと分かり、対処しようと動き出した。
最後は清掃員に扮したアレグザンダーの部下が襲撃し、反応する前に頭を撃たれて死亡した。

J・Jの父親(演:コリン・フリールズ)

代表作に『グランド・ゼロ』、『監禁アマゾネス』などがあります。

元アメリカ軍の軍人。現在は退役軍人の老人ホームで暮らしている。自殺未遂をした娘を助けて励ましていた。

仲間である軍人たちから裏切り者と罵られても、最後まで戦い抜くべきだと娘に助言した。
「SBX-1」に戻った娘が気持ちを強く持つべく、メッセージを送って遠くから見守っていた。
アレグザンダーに父親だとすでにバレていて、彼の仲間に捕まって拷問を受けてしまう。
最後は軍人仲間たちに助けられ、アメリカを救った娘と再会し、シャーの亀を渡していた。

ウォレス大統領(演:ゾーイ・カリディス)

代表作に『ザ・リトル・デス』、『OSIRIS/オシリス』などがあります。

アメリカ合衆国の女性大統領。ロシアのテロリストが核ミサイルを奪い、迎撃ミサイル基地の状況を確かめていた。

アレグザンダーの襲撃を辛うじて回避して、司令室を守ったJ・Jと連絡をして情報を渡す。
ビーバーの裏切りで司令室がアレグザンダーに渡ると、全世界に状況を放送されて困惑する。
J・Jが司令室を取り戻す無謀な作戦に賛同し、核ミサイルが撃ち落とされて安堵していた。
最後は病院に入院していたJ・Jの病室を訪れ、国家安全保障局の職員としてスカウトした。

アレグザンダー・ケッセル(演:ルーク・ブレイシー)

代表作に『G.I.ジョー/バック2リベンジ』、『ハクソー・リッジ』などがあります。

元アメリカ軍の情報部に所属していた兵士。ロシアを担当して、主に心理戦と拷問の専門家として活躍していた。

ロシアと組んで核ミサイルを16個でアメリカを破壊しようとして、基地を抑え込もうとした。
J・Jの邪魔で司令室が奪えず、あらゆる心理戦を使って追い込もうとする失敗していた。
ビーバーのおかげで一度は司令室を手にするが、反撃を受けて基地を海に沈める機能を作動。
最後は核ミサイルをすべて迎撃され、J・Jを追い詰めたが、ロシアの裏切りで射殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品はクリス・ヘムズワースが製作総指揮として参加し、カメオ出演もしています。
なぜクリス・ヘムズワースが製作総指揮をしているか疑問だったが、妻のエルサ・パタキが主演を務めていると分かれば納得です。
本作は構成として王道のアクション映画となっていて、確かにツッコミどころ満載だが、90年代を思い出させるようなハラハラした展開でした。
とにかく、主人公を演じるエルサ・パタキの鍛えられた肉体が強い女性として説得力があり、何があっても任務を貫く精神力の強さも素晴らしかったです。
王道のアクション映画として時間制限のある演出が上手く連動しており、適度な緊張感を与える意味で上手く連動していました。
ボロボロになりながらテロリストを倒す姿は、『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーンを彷彿とさせてくれます。
決して莫大な予算を使っているワケじゃなく、物語の大半は司令室となっているが、時間制限やアクションなどでフォローしていました。
それとカメオ出演で出てくるクリス・ヘムズワースの存在感も大きいが、ちょっとばかりしつこいような印象を持ってしまった。
もう少し遠慮して欲しかったが、妻の主演作に出ているという嬉しさがあったのか、サービス精神で目立ってしまったような感じだろう。
よくある悪役のパターンは少しもったいなかったので、これをもっと個性的に練り上げてくれていれば、作品全体の印象も変わっていただけに惜しい感じがしました。
それと、現代的な映画というワケで、性差別、外国からの移民、ロシアとの軍事衝突などを含めた問題はちょっと浅かった気がします。
これらの要素を取り込まないと映画が作れないのかと思ってしまい、とりあえず入れてみたというポリコレ配慮を感じたのは残念でした。
個人的にはシリーズ化してもいいぐらい面白かったので、ポリコレ配慮さえを捨ててしまえば、確実にもっと面白くなると期待しています。

コメント

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