【アベンジャーズ/1998】VD-683

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アクション

作品データ

公開年月 1998/08/14
ジャンル アクション/コメディ
原作 『おしゃれ㊙探偵』
監督 ジェレマイア・チェチック
脚本 ドン・マクファーソン
製作 ジェリー・ワイントローブ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

イギリスは豪雪や猛暑の極端な異常気象に見舞われ混乱に陥る中、何者かが極秘研究中の気象シールドを破壊する事件が発生する。
そこでイギリス政府の極秘諜報機関「ミニストリー・オブ・シークレット・サービス」のエージェント、ジョン・スティードは調査を依頼される。
ジョンは早速と気象シールドを開発した気象学博士のエマ・ピールに連絡を取るが、彼女に犯行の容疑がかけられた為、二人で協力して捜査する事になるのだった。

登場人物&出演者

ジョン・スティード(演:レイフ・ファインズ)

近年の出演作に『キングスマン:ファースト・エージェント』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などがあります。

主人公。極秘諜報機関「ミニストリー・オブ・シークレット・サービス」のエージェント。常にコウモリ傘を持つ。

訓練を終えてマザーに呼び出されると、プロスペロを盗んだ容疑者のピールと捜査を協力。
オーガストの豪邸にピールが時間稼ぎして、単独で調べるも彼女のそっくりに倒された。
ピールが犯人じゃないと分かると、誘拐された彼女を助け、オーガストの豪邸に再び行く。
最後は世界支配を企むオーガストと対決して倒し、ピールと脱出して二人でデートを楽しむ。

エマ・ピール博士(演:ユマ・サーマン)

近年の出演作に『グランパ・ウォーズ/おじいちゃんと僕の宣戦布告』、『ダーク・スクール』などがあります。

ヒロイン。気象学博士で気象防護プログラム「プロスペロ」の元研究主任。剣術も使いことなす文武両道。

プロスペロを何者かが盗んだとして参考人として来るが、映像に自身が映るも無実を主張。
無実を晴らす為にスティードと組んで捜査すると、オーガストこそが黒幕だと突き止めた。
ファーザーの裏切りで誘拐されるが、熱気球から脱出してスティードと合流してアジトへ。
最後はベイリーを倒してプロスペロを破壊すると、スティードと脱出してデートしていた。

アリス(演:アイリーン・アトキンス)

代表作に『エクウス』、『パディントン2』などがあります。

極秘諜報機関「ミニストリー・オブ・シークレット・サービス」のベテランエージェント。見た目は老婦人。

エージェントの訓練では乳母車を押していくが、スティードが来ると機関銃を斉射していた。
スティードとピールを狙うベイリーたちを見つけると、彼らを助ける為に機関銃で応戦した。
オーガストのアジトに向かうが、先手を取られて捕まるもメッセージを渡されて帰還した。
最後は首相と連絡していたマザーにメッセージを持ってきて、ファーザーの裏切りを話した。

マザー(演:ジム・ブロードベント)

代表作に『未来世紀ブラジル』、『アイリス』などがあります。

極秘諜報機関「ミニストリー・オブ・シークレット・サービス」の局長。初老の男性で車椅子。

訓練を終えたスティードを呼び出し、プロスペロが何者かに盗まれたとして捜査を依頼する。
ピールそっくりの女性にプロスペロが盗まれる映像があり、無実を晴らす為に捜査を許す。
ファーザーにピールが容疑者であると決めつけられるが、黒幕に行き着くとして監視させる。
最後はファーザーの裏切りで逃げられ、スティードたちがプロスペロを破壊して任務完了。

ファーザー(演:フィオナ・ショウ)

近年の出演作に『アンモナイトの目覚め』、『エノーラ・ホームズの事件簿』などがあります。

極秘諜報機関「ミニストリー・オブ・シークレット・サービス」の副局長。初老の女性で盲目。

プロスペロの技術を盗まれた事実について、犯人が開発者のピールだとマザーに話していた。
マザーの判断でスティードとピールを組ませた事に不安を持つが、黒幕に行き着くと納得。
実は黒幕であるオーガストと繋がっていて、ミニストリーの情報をすべて彼に流していた。
最後はピールを誘拐し熱気球で逃げるが、バーナーを破壊され、看板にぶつかって死亡した。

ベイリー(演:エディー・イザード)

代表作に『ベルベット・ゴールドマイン』、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』などがあります。

オーガストの忠実な部下。動きを探っているスティードとピールの様子を手下と監視していた。

豪邸に侵入しようとしたスティードとピールを見つけると、ハチ型のドローンで追い詰めた。
突然現れたアリスの銃撃によって手下たちが倒され、一人だけなんとかアジトへ逃げ出す。
アジトに侵入したピールがプロスペロを止めるべく、オーガストに始末する指示を受けた。
最後はピールと高所で宙吊りになりながら戦い、結局は力及ばずそのまま突き落とされた。

オーガスト・デ・ウィンター卿(演:ショーン・コネリー)

晩年の出演作に『エバートゥエクセル』、『ビリーじいさんのミラクル救出作戦』などがあります。

極秘諜報機関「ミニストリー・オブ・シークレット・サービス」の元エージェント。英国降雨保護協会の会長。

ウェザー社の社長も勤めていて、協会の会員たちにテディベアの着ぐるみで正体を隠させる。
スティードとピールが来ても、特に問題なく二人を追い返してプロスペロで支配を企む。
世界に向けて天気を掌握したと大々的に発表し、多額の資金で購入するように脅していた。
最後はアジトに乗り込んだピールに装置を破壊され、スティードと対決して倒された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作は1960年代に製作されたTVシリーズ『おしゃれ㊙探偵』を映画化した作品となります。
この作品は『第19回ゴールデンラズベリー賞』にて最低リメイク、最低続編を受賞しています。
上記のようにゴールデンラズベリー賞を受賞していますが、雰囲気としてはコミカルな『007』シリーズという感じです。
主人公であるジョン・スティードを演じるレイフ・ファインズは、ジェイムズ・ボンドを思わせる立ち振舞いだが、特徴的なのはコウモリ傘を常に持っている事です。
舞台はイギリスなので、雨の多い地域で傘は必需品と言えるので、まさにイギリス紳士というイメージだろうと思います。
キャラクターとしてもピンチになっても慌てる事なく、余裕を持った感じでかわしていくから緊迫感とは無縁です。
それに対して、ヒロインを演じるユマ・サーマンも完璧な女性という設定で、美しく頭脳明晰でジョン・スティードと同等の剣術を使うチートな存在です。
つまり、主人公とヒロインは少し現実離れした存在となっているが、悪役を演じるショーン・コネリーの設定は少し地味でした。
あくまでショーン・コネリーが演じているからキャラが立っているのであって、主人公とヒロインと比べてしまうと格落ちしてしまって魅力がないです。
ゴールデンラズベリー賞を受賞したほどの悲惨さはないけど、これだけの有名な役者を使って微妙な内容なのは素材からして悪いと言えるだろう。
個人的にはMCUシリーズの『アベンジャーズ』とタイトルが被ってしまうので、そこだけは迷惑な存在と思っています。

コメント

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