【シン・アナコンダ/捕食領域】RE-3793

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作品データ

公開年月 2018/09/04
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 リン・ツェンハオ
脚本 リン・ツェンハオ、チャン・シェンファン
製作 ファン・ルールー、チャン・リャンリャン
製作国 中国
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

生物学者のリン・チーの元を訪れた巨大企業ワンホン社の斉藤会長は、彼女が存在を唱えた「命の果実/血の海棠』を探しに行く為に同行をお願いする。
その果実はガン細胞を抑える成分があるとされ、ガン研究委員会を立ち上げ、自らもガンに侵される斉藤はどうしても手に入れたかった。
斉藤の研究チームがジャングルの広がる無人島「復活島」で発見し、病に冒されるリン・チーは治療費を稼ぐ為に果実を求めて向かうのだった。

登場人物&出演者

リン・チー(演:ファン・カイルン)

代表作に『The Fulcrum』、『リスタート・アース』などがあります。

主人公。生物学者。妻をすでに亡くし、病気の娘を養うべく生活の為に小学校の教師を務めるがクビにされた。

自費出版した「古生物百科」に記した血の海棠が実在し、斉藤会長とともに復活島へ向かう。
ランルオと隊長から嫌われるが、空飛ぶピラニアを察知してパンズたちを助け出していた。
陸は危険と警告するも隊長にブチ切れられ、仕方なく付いて大蛇と遭遇するも倒していた。
最後は暴走する会長が大蛇に殺され、血の海棠を手に入れてランルオを助けて生還を果たす。

ランルオ(演:ジャン・ユエ)

代表作に『Snake Move』などがあります。

ヒロイン。世界ガン科学研究協会の女医。斉藤会長の主治医を務めており、復活島に同行して診察していた。

リン・チーに紹介されるも冷たくあしらい、会長には血の海棠より医療が必要と言い放つ。
空飛ぶピラニアを見て呆然としてリン・チーに助けられ、大蛇を見ても棒立ちで助けられる。
リン・チーの事情を知って仲良くなっていき、暴走する会長に意見するも銃を見て引いた。
最後は大蛇から逃げようとして会長に足を撃たれ、リン・チーに助けられて生還を果たした。

パンズ(演:タン・シン)

代表作に『スノー・モンスター』、『シン・ジョーズ/最強生物の誕生』などがあります。

地質調査の専門家。肥満体の陽気な男。自分の名前をCKと名乗るが、実際は太っちょという意味のパンズで呼ばれる。

濃い霧の中に入っていく事を危惧するリン・チーを横目に、空飛ぶピラニアを見て怖がった。
船から降りて作成した地図に従って血の海棠の場所まで行くが、大蛇の襲撃で逃げ回った。
血の海棠を見つけるが、もう一匹の大蛇が傭兵たちを全滅させ、リン・チーが助けられた。
最後は斉藤会長が絞め殺され、リン・チーとアオシーが大蛇を倒して生還を果たした。

アオシー(演:シー・メイリー)

代表作に『Bunshinsaba Vs. Sadako 2』、『シン・ジョーズ/最強生物の誕生』などがあります。

斉藤会長が雇った傭兵部隊のメンバーで紅一点。一度も口を開く事なく、困難に対して冷静に対処する。

空飛ぶピラニアの襲撃をナイフだけで迎え撃ち、捌ききれないと箱の中に入って避けていた。
陸に上がってから大蛇の襲撃を食らうと、食われそうになった時にリン・チーに助けられた。
血の海棠を見つけるが、もう一匹の大蛇が襲って単独で戦いを挑むも遠くへ吹き飛ばれた。
最後は大蛇を倒そうとしたリン・チーの前に現れ、爆発する果実の爆炎の中で爆死を果たす。

隊長(演:アン・ジュンチ)

代表作に『Born to Be the King of Comedy』、『Your Beauty』などがあります。

斉藤会長が雇っている傭兵部隊の隊長。高い報酬をもらって未知の無人島に知識もなく部下たちを引き連れていく。

空飛ぶピラニアの集団に部下たちが襲われ、船室に入ってきた一匹を投げナイフで仕留めた。
船の故障で陸に上がると、危険だと警告するリン・チーになぜかブチ切れた様子で拒否した。
大蛇が襲ってきて応戦していき、リン・チーが囮となって手榴弾を食べさせて爆死させた。
最後はもう一匹の大蛇に部隊が全滅し、単独で戦うも勝てず、手榴弾で自爆するも効かず。

斉藤会長(演:ヤン・ヨン)

代表作に『パンデミック・エクスプレス/感染無限列車』、『シン・ジョーズ/最強生物の誕生』などがあります。

巨大企業「ワンホン社」の会長。末期ガンを患い、血の海棠を探し求めるべく再生計画を始動させている。

血の海棠について書いたリン・チーの元にやって来て、見つける為に復活島への同行を依頼。
復活島までやって来ると、空を飛ぶピラニアに数人の傭兵を失い、陸に上がって探していく。
一人が怖気づいて逃げようとして射殺し、血の海棠を手に入れる為に手段を選ばなくなる。
最後は血の海棠を守る大蛇に狙われ、逃げようとするも捕まってゆっくりと絞め殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はみんな大好きアルバトロス・フィルムが配給した中国映画です。
この作品はシリーズ物の1作目で、『メガ・パイソン/人間捕獲』が2作目、『ジュラシックアース/新たなる覇者』が3作目となります。
現在では中国製の低いクォリティーのモンスター映画が横行しており、非常にタチが悪くて個人的に避けている部分があります。
どの作品も中身のないストーリーと中途半端な人間ドラマ、雑なCGばっかりでどれを観ても変わらないような内容ばっかり。
しかも、ブログでのレビューを書く上で情報が非常に少なく、価値がない作品の感想を書く為に相当の時間を取られるという割に合っていない事が多いです。
そんな本作は敢えて中華製のヘビ映画を借りてみたが、まさかの5年前の作品とは知らず、しかも過去に鑑賞した事があるシリーズ物とも知らなかった。
なぜなら全部が邦題が違うし、レンタルする時期もおかしな事になっているので、そりゃ分かるワケがないという答えになります。
何より現在において、中華製のモンスター映画マニアはいないだろうし、いたとしても片手で数えるぐらいだと思います。
それぐらい面白い作品がなく、ネタにもならない似たモノばかりだから世間に出回っている日本語での情報が少ないだろうと思われます。
本作は5年前の作品という事でマシな部類であるけど、訓練を受けた傭兵よりも学者である主人公の方がサバイバル能力が高いのは本当に勘弁して欲しい。
あとは女性たちの扱いも悪く、ヒロインのポジションにいる女医は棒立ちがほとんどで主人公に何度も助けられるという役立たずでした。
ただ、本作では無口で戦う女性の傭兵がいるので、その分だけ救われているが、結局は主人公の引き立て役にしかならなかったのは残念でした。
中華製のモンスター映画はやたらと家族の絆を入れたがるが、本作はそれがなかっただけで大蛇に襲われるシーンに力を入れたのかもしれない。
どっちにしても、アルバトロス・フィルムが配給してまくっている中華製のモンスター映画はもう止めて欲しいです。

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