作品データ
公開年月 | 2024/04/09 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | ドナルド・ファーマー |
脚本 | ドナルド・ファーマー、ジェッサ・フラックス |
製作 | トッド・コンディット、ルディ・レッドベター、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
あの人喰い悪魔ザメの死闘が忌まわしい過去になったと思われた頃、世界に恨みを持つ修道女たちがサタンに祈りを捧げていた。
修道女たちの懸命な祈りの末に退治されたはずの「人喰い悪魔ザメ」が復活し、ビーチや湖だけに限らず、ところ構わず人々を襲うようになっていく。
そんな中、この悪魔ザメを倒すと誓った一人の神父ダニエルは、神の力を借りて十字架を手に立ち上がるのだった。
登場人物&出演者
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代表作に『The Little Ponderosa Zoo』、『He Comes to Kill』などがあります。
主人公。数年前に弟が悪魔ザメに挑んで倒すも相討ちとなった。今でも引きずっている。
またもビーチで人がサメに襲われたと知ると、悪魔ザメの仕業として調査をしていく。
襲われそうになった女性を助けるも翌日食い殺され、止められなかった事を悔いていた。
ビーチを散策しているとケイシーが悪魔ザメに襲われると、間一髪で助け出していた。
最後は背後から恨みを持ったアンに刺されてしまい、生死不明でケイシーに放置された。
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代表作に『Slumber Party Slaughter Party 2』、『Debbie Does Demons』などがあります。
肥満体の女性。悪魔ザメが出現するビーチの近くで友達と一緒に遊園地までやって来ていた。
女友達がジップラインに乗りたいと言うが、自身は一緒にいたいだけで拒んでしまう。
帰りの車で女友達に彼氏を作るべきだと助言するが、彼女からキスされて告白を受けた。
女友達がビーチで悪魔ザメに襲われそうになり、ダニエル神父が助けて事情を聞いた。
最後はビーチに来たケイシーに警告をして、女友達を追うように海へ消え去っていった。
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代表作に『Murdercise』、『Curtains for Christmas』などがあります。
パーティーダンサー。有名なデスティンというビーチに行きたくて夜の仕事を始めていた。
彼氏がマトモに働かないクズで不満を撒き散らし、愛想を尽かして家を出ていってしまう。
初めての仕事で会った客の男とデスティンに向かうが、車に乗りっぱなしで不機嫌となる。
ビーチに来るもジェシカに違うと言われ、悪魔ザメが襲うもダニエル神父に助けられる。
最後はダニエル神父を刺したアンに聖水をかけて倒し、別の男とデスティンを目指していく。
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代表作に『ボディ・スナッチャーズ』、『Dorm of the Dead』などがあります。
修道女。ウルスラ修道院で妹と修道女をしていた。妹が妊娠して子供を生むも二人とも失くしている。
妹が犠牲となって召喚した悪魔ザメとともに、世の中のクズ男をエサにして殺害していた。
ヒッチハイクするクズ男を悪魔ザメの生贄にして、目撃した別の男をナイフで刺し殺す。
ダニエル神父が聖なる十字架によって悪魔ザメが地獄へ送り返され、背後からナイフで刺す。
最後はケイシーに聖水をかけられて顔が爛れてしまい、そのまま消え去ってしまう。
感想
[個人的な評価]
本作は一部でカルト的な人気を博した『エクソシスト・シャーク』の続編となります。
この作品はドナルド・ファーマーが監督と共同脚本を務めています。
前作は内容をほとんど覚えていないような感じであるが、何度も鑑賞するようなレベルの作品ではありません。
まさしくサメ映画ブームに乗っかっただけのクソ映画であるけど、一部のカルト的なファンに支えられているようです。
満を持しての続編となった本作ですが、当然のように作品がレベルアップするはずもないと思いながら鑑賞しました。
唯一本作の褒めるべき点は上映時間が80分以下であり、その苦しみは思っている以上に短いと言えます。
しかし、あまりにも破綻した内容でツギハギなストーリーのせいで、何を見せられているのか途中で分からなくなります。
もちろん、前作と同様に出演者の演技レベルがあまりにも酷く、自分に暗示をかけないと最後まで鑑賞はできません。
こういう映画では脱ぎ専門の女優が登場するけど、残念ながら本作は寸止め程度で色気シーンがほぼ皆無でした。
本当に一部のファンだけの為に作られた作品であって、最初から万人受けを狙っていないところは潔いと感じました。
最初から最後までしっかりと鑑賞できる人は前作のファン、よほどの好事家じゃない限りは苦行としか言えません。
肝心の神父と悪魔ザメの戦いも1分程度しかなく、ただ十字架を翳して追い返しているだけで呆気なさ過ぎて拍子抜けとなります。
いくら一部のカルト的なファンがいるとしても、さすがに3作目は作られる事はないと思っています。
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