【ロボシャークVSネイビーシールズ】RE-2734

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洋画

作品データ

公開年月 2015/07/18
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ジェフリー・ランドー
脚本 ジェフリー・ランドー、フィリップ・ロス
製作 ジェフリー・ランドー、フィリップ・ロス、ほか
製作国 カナダ、ブルガリア
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

未確認飛行物体“UFO”が謎のマシンを宇宙から地球へと放出し、それを呑み込んだ巨大なサメが一瞬にして“ロボシャーク”に変身する。
一方、シアトルで夫と娘とともに暮らす報道レポーターのトリッシュは、アメリカ海軍が厳戒態勢を敷いていると知る。
特ダネを掴もうとトリッシュは強引に現場に向かうが、そこで巨大な生物兵器と化したロボシャークに遭遇するのだった。

登場人物&出演者

トリッシュ(演:アレクシス・ピーターマン)

代表作に『City Slacker』、『サバイバー』などがあります。

主人公。お天気リポーター。過去にガセネタを取材してしまい、次期キャスターを逃す。

大雪の取材をする道中、海軍が地元に集まっている事を知り、特ダネを掴もうとする。
コーヒーショップでロボシャークが現れ、次の現場に駆けつけるもライバルに取られる。
メロディのおかげで先回りしてロボシャークの動画を撮り、YouTubeに投稿していた。
最後はヴェロニカが暴走するのを止めるが、結局は目の前で彼女がタワーに潰されてしまう。

リック(演:マット・リッピー)

代表作に『デイ・オブ・ザ・デッド』、『ブギーマン3』があります。

トリッシュの夫。水道局の副局長。毎朝朝食を作るのが日課だが、ベーコンを焦がしている。

のんびりと仕事を始めていたが、シアトルの水道管に異常が発生し、トリッシュに伝える。
対応にてんてこ舞いとなっている時、ブラック中将が登場して強制的に協力する事に。
その裏ではメロディがパソコンにハックされ、会話をすべて聞かれてしまい慌てていた。
最後はスペースニードルからロボシャークを倒す作戦に参加し、倒れる前に脱出した。

メロディ(演:ヴァネッサ・グラッセ)

代表作に『レザーフェイス/悪魔のいけにえ』、『アンツ・パニック/巨大蟻襲来』などがあります。

トリッシュとリックの娘。スマホで動画を見るのが趣味で、食べる事よりも優先している。

出かける前に飛行機がサメに食われている動画を見せるも、両親はまったく信じなかった。
ロボシャークの姿を撮った動画をトリッシュに送り、自身も現場に行こうとしていた。
得意のSNSを駆使してロボシャークの居場所を突き止め、動画をYouTubeにも投稿していた。
最後は棒立ちとなるが、89万人のフォロワーを使ってヴェロニカにギャフンと言わせた。

ルイ(演:アイザック・ヘイグ)

代表作に『アナコンダ vs 殺人クロコダイル』などがあります。

トリッシュとともに同行していたスタッフの一人。トリッシュにガセネタを提供した張本人。

コーヒーショップで買い物していた時にロボシャークが店内で暴れるも無傷で助かる。
トリッシュが次の現場に急行しようとした時、一緒に特ダネを手に入れようと同行した。
ショッピングモールではロボシャークが人を食っているシーンを確実に撮っていた。
最後は棒立ち要員となるが、しっかりとカメラにロボシャークと海軍が戦うシーンを撮った。

ヴェロニカ(演:ローラ・デイル)

『アナコンダvs殺人クロコダイル』などがあります。

報道リポーター。トリッシュよりも若くライバル心を剥き出しにして現場を横取りする。

トリッシュを「お天気ギャル」と茶化すほどバカにして、カメラが回っていないと口が悪い。
次の現場に急行していち早く駆けつけたトリッシュから再び横取りするも文句を垂れる。
またも先を越された事に腹を立てるが、ロボシャークを前にしてプロ根性を見せようとする。
最後は死んだと思われたロボシャークをカメラで撮影するも、倒れたタワーに潰されて死亡。

ビル・グレイツ(演:スティーヴ・サイアーズ)

代表作に『ソーシャル・ネットワーク』などがあります。

シアトルの大富豪。パソコン事業によってシアトルを代表する世界的な著名人である。

ロボシャークに唯一対抗できる人物として、大統領が直接交渉して現場にやって来た。
ブラック中将とは過去に協力しているが、お互いにそこまで仲が良いワケじゃない。
ドローンによってロボシャークを止めようとするが、すべて呆気なく食べられて破壊される。
最後はロボシャークの素晴らしい技術に見取れていると、そのまま食われてしまった。

ネイサン・ブラック中将(演:ナイジェル・バーバー)

代表作に『ザ・カプセル/米英ソ・大攻防戦』、『タワーリング・ダウン』などがあります。

海軍司令官。最初に指揮を執った潜水艦が行方不明となり、その原因を突き止めようとする。

水道管の異常を追跡していた水道局にやって来ると、無断で部下たちが占領してしまう。
常にエナジードリンクを飲んでいて、考え方が極端すぎて暴走するも誰も止めない。
一度はロボシャークを倒したと思っていたが、結局は失敗してまたも部下を失ってしまう。
最後はスペースニードルから指揮を執り、最終的にタワーごとロボシャークを押し潰した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はサメ映画の可能性をまたも広げた探求心の高い作品となりました。
まず、宇宙船から落とされた球体を呑み込んだサメが機械の体となって暴れ回るという設定。
二重にも三重にもぶっ飛んだアイディアを詰めこんでいるが、これはサメ映画だからこそできる芸当だろう。
真面目に鑑賞しちゃいけないタイプの作品であり、雰囲気としても緩いコメディタッチとなっていました。
主人公はお天気リポーターがスクープを狙うという事だが、ほとんどの功績は娘と夫で本人は何もしていません。
その娘も現代っ子らしく、ツイッターやYouTubeなどを使ってロボシャークを追っていく。
ハッキリ言って、本作は単純にツイッターとYouTubeを出したいだけにしか思えなかった。
途中で一瞬だけロボシャークよりも、SNSの方に比重が傾いてしまったのは言うまでもない。
そして、本作で最も笑うポイントは「ビル・グレイツ」という大富豪が登場します。
これは同じシアトルに本社を構えるマイクロソフトの創業者として知られる「ビル・ゲイツ」のパロディです。
本作の中では大統領よりも格上で「本当の実力者」という風に演出しています。
確かに雰囲気は似ているけど、本作では登場した時から噛ませ犬にしか見えず、結局は面白い感じで食われて退場しました。
本作は適度なおふざけがあって悪くないけど、肝心のストーリーが付いて行っていないのが残念でした。
もう少しストーリーラインを練れば、本作の雰囲気は悪くないので良作になっていた可能性がありました。
しかし、結局はストーリーラインが微妙だったせいで、せっかくの良い雰囲気も活かしきれていなかったです。
それでも、サメ映画の新たなる可能性を追求した本作はそこまで悪くない作品だと思います。

コメント

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