【尻怪獣アスラ】RE-2526

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洋画

作品データ

公開年月 2013/10/03
ジャンル パニック/コメディ
原作 なし
監督 マーク・ピロー
脚本 マーク・ピロー
製作 マーク・ピロー、ジム・レイネイ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

バカンスで訪れたメキシコのティファナで青年ヴォルドーは、シリクイウシガエルにレイプされ、肛門科の医者から前立腺に毒が浸食している事実を告げられる。
ヴォルドーは日本人の医者ワンサムサキによる日本に伝わる呪術を頼りに治療を試みるが、それが原因で尻が彼の体を離れ、意思を持つようになる。
ロサンゼルスを飲み込むほど巨大化したヴォルドーの尻に対し、ワンサムサキは従兄弟の怪獣退治の専門家タシラを日本から呼び寄せるのだった。

登場人物&出演者

ウォルドー(演:ビル・デブリン)

代表作に『ブリザード・エッジ』、『Rage of Innocence』などがあります。

主人公。郵便局に務める。妻と同じ職場だが、夜の営みが三年もご無沙汰である。

何かと妻に命を狙われているが、まったく気づいておらず同僚に言われた初めて気づく。
メキシコのカエルにレイプされた事で尻がおかしくなり、日本人医師の治療で更に悪化する。
尻の放射性物質を中和させる塩水に漬け込まなかったせいで怪獣アスラを生み出す事に。
アスラが退治されたせいで尻を失うが、テロリストの尻を移植するも今度は金玉が怪獣へ。

ヴァルヴィータ(演:ダニー・レオン)

代表作に『Turn of the Blade』、『The God Complex』などがあります。

ウォルドーの妻。ウォルドーとは三年間も夜の営みがなく、彼に対して嫌悪感を持っている。

実は上司であるジョニーと浮気をしていて、隙あらばウォルドーを殺すとしている。
ついに浮気がウォルドーにバレてしまい、ジョニーの家にいるとアスラにうんこ殺人される。

 ・シポーラ(演:ジーン・ブラック)

代表作に『The Low Budget Time Machine』などがあります。

刑事。ハムスターを殺した男と尻に対して外傷性ストレス障害を患い停職中だった。

心理分析官で担当した男のせいで自身をジョディ・フォスターと勘違いしている。
うんこ殺人事件で優秀な彼女を現場復帰させるべくショック療法として指名される。
男の尻に対するトラウマを持っていたが、なぜか急に克服してアスラ退治に参加する。

コサッカ(演:ジム・レイニー)

代表作に『Color-Blinded』、『Snuffing Cinderella』などがあります。

刑事。精神的に不安定で停職中だったシポーラとうんこ殺人事件の捜査で組まされる。

うんこ殺人事件の犯人がウォルドーだと知り、彼を尋問するがその答えに怒りを持つ。
そのせいでアスラに襲われ、一命を取り留めるも罪の意識が過剰になってしまう。

ワンサムサキ(演:アレックス・W・チャン)

本作が長編映画デビュー作です。

日本人医師。ウォルドーが肛門科の先生に紹介された怪しい人物。ジョークが好き。

ワンというギザギザの歯を持つ助手とともにどんな病でも治せる研究をしている。
ウォルドーの尻の病気を放射能のある棒を刺して治療するが、ケアしなかったせいで悪化。
怪獣アスラとなったウォルドーの尻を退治するべく、従兄弟のタシラを紹介する。

タシラ(演:デヴィッド・Y・チャン)

代表作に『Emmanuelle』シリーズがあります。

怪獣退治の専門家。ワンサムサキの従兄弟で、ゴジラやモスラを退治した頼れる人物。

早速と怪獣アスラを退治する作戦を披露するが、あくまで獲物は自分のモノと主張する。
見事に作戦が成功してアスラを退治し、犠牲となったテロリストの尻をウォルドーに移植。
ウォルドーがまたしても放射能の中和を怠った為、今度は金玉の怪獣が誕生すると知る。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

某動画サイトでネタにされ、一部では有名になったクソ映画。
残念ながらまったく知らなかったので、当然のように借りたのは言うまでもない。
もうタイトルからにじみ出るクソ映画感だが、これが果たしてバカ映画としてレベルアップしているのか気になるだろう。
本作は確かにバカさ加減が全体を支配しているが、どうにもバカ映画としては不完全である。
製作側はストーリーや登場人物の設定で遊んでいるけど、なんだかバカに徹しきれない部分があったように感じられた。
そもそもスタートがバカすぎるけど、あくまで製作側が楽しんでいるのであって、それは決して観ている側を意識しているワケじゃない。
この違いによって本作がバカ映画になり損なった大きな原因だと感じました。
バカ映画というのは基本的に設定や物語がぶっ飛んでいるが、その根底には観ている側を楽しませようという工夫が随所にみられる。
しかし、単純に製作側のおふざけだけで作った映画では観ている側に退屈さを与えてしまう。
いわゆる芸人の内輪ネタトークと同じで、本人たちが楽しんでいるだけで、第三者である観ている側が蚊帳の外にいる。
そうなってくると、現場と作品を観ている側との熱量に差が生じ、結果として一番優先するべき箇所を喪失している。
本作は製作側だけが楽しんでいるように見え、後半で盛り上がるはずなのにグダグダとなったのはかなり痛いです。
バカにバカを重ねてとんでもない展開になるべきだが、本作では予定調和になりすぎて面白味に欠けてしまっている。
製作側は整合性を取ろうとした結果、このような事態を引き起こし、更に内輪ネタで盛り上がった要因も加わって、なんだか微妙な流れになった。
その根底にあるのは怪獣映画だからどうしてもベースを崩したくなかったのだろう。
でも、そこを破壊してこそバカ映画なので、この微妙なバランスが悪い方に出てしまったのは非常に残念であった。
ただし、ここまで下ネタを堂々と怪獣映画にしたのは素晴らしい試みだと思います。
クライマックスでの失速、内輪ネタで満足した点などを鑑みても、本作の設定や構成は決して悪いモノではありません。
何より珍しく配給元であるアルバトロスがちゃんとした邦題をつけたのは素晴らしい。
原題は『Rectuma』で意味は「直腸」だが、邦題はちゃんと『怪獣アスラ』となっている。
多分だが、アスラは英語で尻を意味する「ass」からもじったセンスのある邦題です。
更にキャッチコピーにも「世界に“明日”はない」と何かと尻にかけています。
このように本作はアルバトロスも本気を出した文字通りのクソ映画と言えるだろう。

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