【マザー/アンドロイド】VD-703

スポンサーリンク
洋画

作品データ

公開年月 2021/12/17
ジャンル SF/サスペンス
原作 なし
監督 マットソン・トムリン
脚本 マットソン・トムリン
製作 マットソン・トムリン、ビル・ブロック、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

アンドロイドが一般家庭に普及した近未来、突然として彼らが人類に反旗を翻してしまう。
数カ月後、週末を迎えた世界で臨月だったジョージアと、赤ん坊の父親であるサムが安全だと言われるボストン基地を目指していく。
その道中、アンドロイドに見つかってしまい、サムが囮となって逃げたジョージアと、生き延びていた謎の男に助けられるのだった。

登場人物&出演者

ジョージア(演:クロエ・グレース・モレッツ)

近年の出演作に『トムとジェリー』、『シャドウ・イン・クラウド』などがあります。

主人公。出産を控えた若い女性。サムとは結婚しておらず、妊娠が分かっても両親に言えないでいた。

アンドロイドが人類へ反旗を翻した日にサムと行動し、二人だけでサバイバルをしていた。
ボストンから韓国へ渡ろうとするが、道中でアンドロイドに見つかりサムが捕まってしまう。
逃げ出したところでアーサーと出会って、アンドロイドの目を欺く装置でサムの救出をする。
両足を潰されたサムをなんとか助け出して、後から来たアーサーによってボストンへ到着。
帝王切開で無事に赤ん坊を出産するが、保安係からの質問に答えるとアーサーの正体を知る。
ボストンをアンドロイドたちが襲撃して、アーサーと対峙するも顔面を銃で破壊して倒す。
韓国へ出る船に間に合ったが、赤ん坊だけしか連れ出せないと知って、サムに言われて従う。
最後はサムが失血死して一人でサバイバルをして、ポートランドの新たな基地に身を寄せた。

サム(演:アルジー・スミス)

代表作に『デトロイト』、『ヘイト・ユー・ギブ』などがあります。

ジョージアの恋人で赤ん坊の父親。ジョージアの両親から恋人として認識されるが、赤ん坊について黙っていた。

アンドロイドが人類へ反旗を翻した日にジョージアといて、二人で脱出して生き延びていた。
韓国が安全だというパンフレットから、生存者がいるボストンに行く為にジョージアと行く。
道中で別の基地に保護されるが、ボストン行きの車を賭けて警備隊員と対決してケガさせる。
そのせいでジョージアとともに基地を追い出され、誰もいない民家でバイクを見つけて修理。
アンドロイドに見つかってしまい、ジョージアと逃げられないと判断して囮となって捕まる。
アーサーと助けに来たジョージアに見つかるが、拷問の末に両足を潰された状態になる。
ボストンの基地まで生還するも両足を切断したが、生まれた赤ん坊を見て希望を持っていた。
最後は韓国へ行けないと分かって赤ん坊を別れを告げ、両足の失血が止まらずに死亡した。

アーサー(演:ラウル・カスティーヨ)

代表作に『アーミー・オブ・ザ・デッド』、『キャッシュトラック』などがあります。

無人地帯に住んでいた男性。ラスター・ロボティクスの元社員で、アンドロイドのAIのプログラミングをしていた。

偶然にも森でアンドロイドから逃げていたジョージアを見つけ、助ける為に協力してくれた。
隠れ家にジョージアを案内すると、プログラマーとしてアンドロイドの思考が分かると説明。
臨月だったジョージアを気になっていて、彼女のお腹を触って涙を流して感動していた。
アンドロイドから姿を隠すベストを作っていて、ジョージアがサムを助ける為に手を貸した。
両足を潰されたサムをジョージアが連れ出すも倒れるが、森から出てアンドロイドを破壊。
トラックに二人を乗せて目的地のボストン基地まで来ると、そのまま倒れて眠っていた。
その正体は感情をプログラムされたアンドロイドで、EMPを破壊しようとジョージアを利用。
最後はジョージアを追い詰めるが、顔面に銃弾を浴びて、頭にも食らって破壊された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『プロジェクト・パワー』の脚本を務めたマットソン・トムリンが監督と脚本をやっています。
この作品はHuluが米国配給権を獲得し、日本ではNetflixが独占配信しています。
物語としてはアンドロイドであるロボットが人間に反旗を翻して、人類との戦いが激化する中で主人公たちが生き延びようとする内容です。
他と決定的に違うのは主人公が臨月の状態であり、アンドロイドの襲撃を掻い潜りながら安全な場所を目指していくという事になります。
まず、内容としては同じような展開になっていて、主に主人公で若い妊婦のジョージアと、赤ん坊の父親であるサムが中心となっています。
若い二人なので冷静だと思ったら、妊婦という事もあってジョージアは感情的で、サムは頼りない部分がありました。
そんな二人がサバイバルをしていくけど、機械であるアンドロイドから逃げながら安全な場所を目指す事にムリがあるような気がしました。
相手は眠る事はないし、疲れを知らないし、死を恐れないなど、明らかに生身の人間では普通に勝てないはずです。
それなのに、銃とナタだけで生き抜いていた二人に説得力がなく、道中で何度も口論しているから、どうやって生き延びたのか分からない。
本作における最大の魅力はクロエ・グレース・モレッツだろうけど、個人的にそこまで好きじゃないので惹かれる部分はあまりなかったです。
物語が平坦であるし、インパクトのある場面もなく、似たような展開に面白味がないです。
結局、何を伝えたいのか今ひとつ分からないし、ジョージアが赤ん坊を別れた意味がよく分かりませんでした。
これを劇場公開していたら爆死が確実で、HuluやNetflixに権利を渡したのは結果的に良かったのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました