【クネクネ】VD-746

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作品データ

公開年月 2010/10/29
ジャンル ホラー
原作 都市伝説 『クネクネ』
監督 吉川久岳
脚本 吉川久岳
製作 小田泰之
製作国 日本
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

夏休みのある日、千里は母・良子と再婚相手の浩平、その娘の遥とキャンプへ連れ出される。
車でキャンプ場に向かう途中、道に迷った浩平は通りがかりの村人に目的地を尋ねるも「帰った方がいい」と言われるだけで道を教えてもらえずにいた。
浩平たちが適当な場所でキャンプをする中、神社を訪れた千里は別の村人に遭遇すると、またも「帰れ!」という強い言葉を浴びせられ、それは村を呪っているクネクネから守る為であった。

登場人物&出演者

千里(演:しほの涼)

代表作に『こわい童謡/表の章』、『時空警察ハイペリオン』などがあります。

主人公。母親と再婚相手の浩平、その娘で年上の遥とキャンプに行くも、実際は行くつもりは一切なかった。

そのせいでずっと不貞腐れた態度を見せていて、気を使う浩平や遥たちに悪態をついていた。
神社に行くと少女を見るも村人とぶつかり、すぐに「帰れ」と言われるも気にしなかった。
翌日、母親が死体で発見されて悲しんでいたが、別の村人からクネクネの話しを聞いていた。
最後は復活した母親に襲われるも村人に助けられ、遥を助け出すも雨を見て絶望に陥った。

(演:熊谷美香)

代表作に『みんな~やってるか!』、『武士道シックスティーン』などがあります。

浩平の娘。千里よりも年上で義姉となっている。家族の絆を深める為にキャンプの提案をした。

終始に渡って不機嫌な千里を気にしていて、空気をなごまそうとする良子に気を使っている。
良子がクネクネの呪いを受けて、死体を見つけると千里に見せないように気を使っていた。
神社で泣いていた千里を慰めると、父親と合流して警察まで歩いて行くと言われて同行した。
最後はクネクネに呪いをかけられた父親に襲われるが、戻ってきた千里に助けられ山を出た。

浩平(演:中野剛)

代表作に『甘い鞭』、『眼球の夢』などがあります。

遥の父親で良子の再婚相手。遥からキャンプを提案されると、意気揚々と車を出すも道に迷ってしまう。

カーナビがなく地図で確認しながらキャンプ場に向かい、村人の遭遇するも無視されていた。
村外れでキャンプを始めるが、翌日に良子が死体で見つかり警察へ連絡しようと悪戦苦闘。
同じ村人の家まで電話を借りに行くが、両目を潰した顔を見てビビって歩いて警察に向かう。
最後はクネクネを見て呪いを受け、復活すると遥を襲っていくが千里によって倒された。

良子(演:所里沙子)

代表作に『肉食系女子。』、『リアル人狼ゲーム/戦慄のクラッシュ・ルーム』などがあります。

千里の母親。浩平と再婚してキャンプで家族の絆を深めようとするが、千里の不機嫌さに手を焼いていた。

遥や浩平が気を使っていたが、ずっと携帯をいじっていた千里に対して苛立ちを覚えていた。
テントを張ってバーベーキューをしていたが、ずっと不貞腐れる千里にビンタしてしまう。
夜に車で寝ていた千里を確認していくと、クネクネを見てしまい、翌日に死体で発見された。
最後は呪いによって復活して、目の前にいた千里を襲うも村人によって首を切断されて死亡。

村人(演:三島ゆたか)

代表作に『なま夏』、『純喫茶磯辺』などがあります。

夜叉神村の村民。茶色のフードを被っている。クネクネの呪いを受けない為に自ら両目を潰している。

神社を興味本位で訪れた千里と遭遇すると、有無を言わさず「帰れ」と言って立ち去った。
クネクネによって呪いをかけられた良子の死体を運び出し、千里に見られて気絶させていた。
目を覚ました千里に敵意はないと話すと、村に起きた悲劇について丁寧に説明していた。
最後は復活した良子が千里を襲うと、持っていたナタで首を切断して助けて強く忠告した。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は都市伝説として有名な「くねくね」を題材にした作品となります。
この作品は『賃走談』シリーズなどで知られる吉川久岳が監督と脚本を務めています。
都市伝説の妖怪と言えば、『口裂け女』や『テケテケ』などを思い出しますが、本作も一応はその一つとなっています。
主にインターネット上で広がった都市伝説であるが、どうやら本作はちょっとだけアレンジしているようです。
本作ではクネクネを見てしまうと、目から血の涙を流して、強制的に体をクネクネさせて死んでしまいます。
数分後に復活して近くの人間を襲うゾンビのような状態になるが、相手を食べるという行為はしないと思われます。
作品の尺が40分程度しかなく、長編映画ではなく中編映画の部類に入ってくると思います。
本ブログでは基本的に長編映画しか取り扱っていませんが、都市伝説の妖怪をテーマにした作品という事で今回は特別枠でレビューしています。
以前から気になっていましたが、今後は都市伝説の妖怪に関する記事を書きたい為だけに本作を鑑賞したと言っても過言じゃありません。
上記で都市伝説の妖怪をテーマにした実写映画が何本か作られていますが、基本的には低予算の場合がほとんどです。
そんな本作はそれ以上の超低予算であり、登場人物も片手で数えるぐらいで、家族のドラマについてもオマケみたいな感じになっています。
主人公が母親と再婚した相手を認めない理由の説明がなく、継父は別に悪そうな人間に見えなかったから単なる反抗期にしか感じられなかったです。
ストーリーもあってないようなモノなので、予定調和に進んでいくが、基本的に登場人物たちはハイキングしているような状態でした。
物語のスケールが小さいのに山を舞台にしているせいで、歩いたり、走ったりする描写が何度も繰り返されるから工夫して欲しかったです。
40分程度の中編映画と言っても、内容があまりにも退屈なのでもっと長く感じました。

コメント

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