【口裂け女VSカシマさん】RE-3674

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作品データ

公開年月 2018/02/22
ジャンル ホラー
原作 都市伝説 『口裂け女』、『カシマさん』
監督 浅沼直也
脚本 西貴人、我妻正義
製作 張江肇、鈴木ワタル
製作国 日本
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

恋人として互いに未練を残しながらも、心のすれ違いから分かれる事を決めた稲村八重子と大森省吾。
二人は最後の別れになる時を過ごしていたが、同じ頃、八重子と省吾それぞれの新しい恋人が、口の裂けた女と下半身のない女に惨殺される事件が起きる。
口裂け女とカシマさんという二体のバケモノに追われる八重子と省吾は、夜の街を必死に逃げ回りながら、かつての絆を取り戻していくのだった。

登場人物&出演者

稲村八重子(演:永尾まりや)

アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで、映画の代表作に『ゴーストマスター』などがあります。

主人公。省吾と付き合っていた。お互いに好きな人ができた事から別れる。合鍵を渡してデートに行こうとした。

省吾とは気まずい雰囲気になりながら、新しい恋人から電話を受けて待ち合わせ場所へ。
待ち合わせ場所に到着すると、新しい恋人がカシマさんに襲われ、省吾に連れ出された。
人がいない街中を省吾と逃げ出していると、駅の方がいいという判断で一人走っていく。
カシマさんに襲われて省吾と再び合流し、車に乗った青年に助けを求めるもまた襲われた。
駐車場やビルの中に逃げていき、なぜか口裂け女とカシマさんの気持ちが分かると話す。
屋上で口裂け女とカシマさんに追い詰められるが、両者が衝突し、血を浴びて変異した。
最後はカシマさんに取り憑かれ、省吾を襲っていくが、キスをされて正気を取り戻した。

大森省吾(演:根岸拓哉)

代表作に『ポールダンシングボーイ☆ず』、『BRIGTH AUDITTION』などがあります。

ヒロイン。八重子と付き合っていた。お互いに好きな人ができた事で別れる。合鍵を渡されてデートに向かう。

八重子と気まずい雰囲気の中で新しい恋人の元に向かうが、同じ道で仕方なく付いていく。
待ち合わせ場所にいた八重子の新しい恋人がカシマさんに襲われ、一緒に逃げ出していた。
交番に向かうべきとして八重子と別行動し、口裂け女に遭遇してなんとか逃げ出した。
八重子と合流して車に乗った青年に助けられるが、殺人鬼と分かるもカシマさんが襲った。
駐車場で口裂け女とかくれんぼし、ビルに逃げ込んで朝になれば助かると八重子に話した。
屋上で口裂け女とカシマさんに追い詰められるが、両者が衝突して血を浴びて変異した。
最後は口裂け女に取り憑かれ、八重子を襲うが、キスをした事で正気を取り戻していた。

感想

[個人的な評価]

評価 :1/5。

本作は都市伝説で知られる「口裂け女」と「カシマさん」が対決する作品となります。
この作品は2大怨霊VSシリーズとして第2弾となっています。
第1弾の『口裂け女VSメリーさん』はかすかに覚えていますが、ちゃんと対決していたと記憶しています。
そんな今回はカシマさんが登場しますが、どうやら超低予算映画という事でほとんど対決していませんでした。
メリーさんの場合は安い特殊メイクすれば、それなりに対決ができますが、カシマさんの場合は下半身がないので制限がかかってしまう。
その影響もあってカシマさんは思い出したかのようにしか登場せず、主人公の二人はほぼ口裂け女から逃げるような感じになります。
ストーリーなど最初から描くつもりはなく、オマケ程度で別れたカップルがメインとなって絆を取り戻すようなモノがあるぐらいでした。
それも中身がないので、基本的に口裂け女から逃げるマラソン映画になって、次にかくれんぼする感じになります。
途中で出てきたサイコパスな殺人鬼は単なる尺稼ぎで、別に登場する必要性がなく、街に人がいない設定を最後まで守って欲しかったです。
考えてみれば、古典的な遊びである「追いかけっこ」と「かくれんぼ」を組み合わせた内容とも言えなくはないだろう。
見つかって走って逃げて、落ち着いて隠れて、どうでもいい会話をするパターンが繰り返されるだけで面白さは皆無となります。
やはり、都市伝説を実写映画化すると、このようなコントみたいな展開になるパターンがほとんどなのはなぜだろうかと思ってしまいます。
ただ、本作で褒めるべき点は、高価なカメラを使っているせいか、超低予算映画のワリに映像の質は高いと思いました。
余計なフィルターを使った演出が最悪で、せっかくの高性能カメラを使っているのに、もったいないと感じました。

コメント

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