【キラーソファ】RE-3361

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洋画

作品データ

公開年月 2020/06/26
ジャンル ホラー/コメディ 
原作 なし
監督 バーニー・ラオ
脚本 バーニー・ラオ
製作 バーニー・ラオ
製作国 ニュージランド
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

フランチェスカは行方不明になった知人の一人掛けソファを譲り受ける事に。
しかし、そのソファは呪われており、自我を有していて、男たちを魅了するフランチェスカに恋をしてしまう。
ソファはフランチェスカの身も心も独占するべく、快適な座り心地から想像もできない方法で家を訪れる人間たちを次々と惨殺してくのだった。

登場人物&出演者

フランチェスカ(演:ピイミオ・メイ)

本作が長編映画デビューとなります。

主人公。ダンサー。小さい頃から男たちを魅了し、接近禁止令を何人か出して引っ越す。

友人のフレデリコの切断された足が見つかり、グレイビー捜査官たちに尋問される。
独特なソファが届くと、その日から不気味な夢を見るようになるが原因不明で悩む。
ソファが動いたのを見てマキシに連れ出され、様子を見に行った彼女が帰らず心配。
最後はソファの中にいたフレデリコが射殺されるが、呪われた女の魂が憑依された。

マキシ(演:ナタリー・モリス)

代表作に『ブラック・クリスマス』などがあります。

フランチェスカの親友でマネージャー。何度も引っ越すフランチェスカの面倒をみる。

フレデリコの失踪で尋問されるが何も知らず、ソファが怖いとして一人で確認する。
いとこが殺され、ソファに運ばれる瞬間を目撃し、窓から逃げ出すもゴミ箱の中で気絶する。
フレデリコがグレイビー刑事に射殺され、事件が終わった時に目を覚ましてゴミ箱から出てきた。
最後は外からフランチェスカの異様な姿を見かけ、家に入るとソファに深い闇へ堕とされた。

グレイビー刑事(演:ジェド・ブロフィ)

代表作に『ブレインデッド』、『ホビット』三部作などがあります。

フレデリコの切断された足が発見され、知り合いであるフランチェスカたちに事情を聞く。

フレデリコとは単なる友人だと聞かされるが、フランチェスカの魅力に心を奪われる。
フランチェスカの友人が殺されると、犯人はストーカーだとして捜査を続けていく。
フレデリコを射殺して事件を解決すると、憑依されたフランチェスカの家に誘われた。
最後は悪魔ティブクが魂を移され、グレープを殺してフランチェスカと出かけた。

クレープ刑事(演:ステイシー・キング)

本作が長編映画デビューとなります。

グレイビー刑事と一緒にフレデリコの捜索をする。フランチェスカの魅了が通じない。

フレデリコについてフランチェスカを尋ねると、魅了されるグレイビー刑事に一言言う。
フランチェスカの周りで知り合いが殺されると、付きまとういとこを容疑者候補にする。
ソファに迫られるフランチェスカをグレイビー刑事と助け、浴室から出た彼女を見る。
最後はフランチェスカの家を訪れると、背中を刺され、グレイビーに首を折られ死亡。

TJ(演:ジョーダン・リヴァーズ)

代表作に『ワイルド・ドライバー』、『Project Eden』などがあります。

フランチェスカと同居する男性。ゲイの為にフランチェスカの魅了をまったく感じない。

マキシから評判が悪いが、他の男とは違う理由でフランチェスカは心を許されている。
フランチェスカと仲良くする事が気に食わず、ソファにケガさせられた実家に行く。
実家で療養していると、始末に来たソファを見て逃げようとするも足が動かずに捕まった。
最後は母親に助けを言っても聞こえず、翌日になってバラバラになった姿で発見された。

ジャック(演:ジム・バルタクセ)

代表作に『ホビット/竜に奪われた王国』、『ホビット/決戦のゆくえ』などがあります。

マキシの祖父。アンティークの家具屋を経営している。ラビで霊能力を持っている。

配達されたソファから異様な雰囲気を感じ取り、様々な文献から悪魔ティブクと判明する。
パートナーと配達されたソファを探し、マキシにフランチェスカが持っていると知る。
なんとか悪魔ディブクを祓おうとするも、力不足で逆に怒らせただけで発作を起こしてしまう。
最後は事件が解決し、フランチェスカの家に行こうとしたマキシに警告していた。

フレデリコ(演:ハーレイ・ネヴィル)

代表作に『ゾンビ・ホロコースト』、『Older』があります。

フランチェスカに魅了された男の一人。当初は友人として接したが、告白される振られた。

友人に頼んで両足を切断してもらい、それ以降は姿を消してグレイビー刑事が捜索する。
実はフランチェスカの家に運ばれたソファの中にいて、ティブクが新たな肉体を求める。
最後はフランチェスカを襲おうとしたが、やって来たグレイビー刑事に射殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作は『未体験ゾーンの映画たち2020/延長線』にて上映された作品となります。
バーニー・ラオが監督、脚本、製作、撮影、編集とほとんど一人で作っていると言えます。
ソファが殺人鬼となって次々と犠牲者を出していく設定だけで大きな期待をしました。
これは『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』と言った作品のような詳しい仕組みを語らず、襲われるだけだと思っていました。
しかし、本作は真面目に作ろうとして、みんなが期待していた展開と違っていた。
まず、主人公のフランチェスカは男を無条件で魅了するらしいが、一度鏡を見て来いとツッコミを入れたくなります。
そこまでブスではないが、男を魅了するだけの美しさやスタイルの良さはありません。
そんなツッコミを何度か入れていると、ようやくキラーソファは動きますが、想像以上に演出がヘタでガッカリしました。
いくらでも面白くできるはずなのに、なぜ一番つまらない展開を選択したのか。
こういう作品には整合性やキラーソファが動く仕組みなどの説明は不要で、求められているのは単純な殺戮ショーなんです。
そこら辺を製作側が理解しておらず、真面目に作ろうとしたばっかりに秘めている可能性を見事に潰してしまったと思う。
もし、期待されるような物語になったならば、主人公の男を魅了する設定に誰も文句言わず、無条件で納得していただろう。
カルト的な人気よりも、万人受けを狙ったせいで本当にもったいないと思いました。

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