【ジャングル/ギンズバーグ19日間の軌跡】VD-450

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洋画

作品データ

公開年月 2017/11/09
ジャンル サスペンス/アドベンチャー
原作 ヨッシー・ギンズバーグ 『Jungle』
監督 グレッグ・マクリーン
脚本 ジャスティン・モンジョ
製作 グレッグ・マクリーン、ダナ・ラスティグ、ほか
製作国 オーストラリア
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

ヨッシー・ギンズバーグは3年の兵役を終えた後、バックパッカーとして刺激ある人生を求めて世界中を旅していた。
ボリビアにやって来たヨッシーと二人の友人とガイドとともに、ジャングルの奥深くにある先住民が住む秘境を目指していた。
しかし、途中で友人のケガや意見の対立からグループは二組に別れ、更にヨッシーはその後もトラブルからジャングルで一人となるのだった。

登場人物&出演者

ヨッシー・ギンズバーグ(演:ダニエル・ラドクリフ)

近年の出演作に『プリズン・エスケープ/脱出への10の鍵』、『アンブレイカブル・キミー・シュミット:キミー vs 教祖』などがあります。

主人公。3年の兵役を終えてバックパッカーとして世界中を旅して回っている。

父親の反対を押し切って一年の旅に出て行くと、誰も行かない場所を目指そうと考える。
カールと出会って未開の地にいふ部族を見る為、ケヴィンとマーカスを説得した。
ケヴィンと二人で川を下るも逸れてしまい、一人で近くにある村を目指そうとした。
最後は死にそうになりながら川沿いに行き、必死に探していたケヴィンに助けられた。

ケヴィン(演:アレックス・ラッセ

代表作に『パニック・マーケット』、『クロニクル』などがあります。

ヨッシーとともに旅をする写真家。元々はマーカスと友人で、たまたま再会していた。

ヨッシーとマーカスたちとボリビアを楽しんでいたが、カールの存在を聞くも疑っていた。
川で育ったせいでカールが泳げないと見抜き、イカダで目的地まで行けると確信した。
ヨッシーと目的地を目指すも急流でイカダが壊れ、そのまま逸れる一人だけ助かった。
最後は約束した通りヨッシーを必死に捜索し、ついに見つけて彼を救出をした。

マーカス(演:ジョエル・ジャクソン)

代表作に『H Is for Happiness』、『I Met a Girl』があります。

ヨッシーとともに旅をするスイス人教師。船に間に合わなかったがヨッシーが気を利かせた。

以前にも旅をしたケヴィンと再会し、ヨッシーを加えて三人でボリビアを楽しんでいた。
カールの話しを聞いても行く気持ちがなく、ヨッシーとケヴィンに説得されて行く。
先に足を負傷して進むスピードが落ちてしまい、間に合わないとしてケヴィンと仲違い。
最後はカールと近くの村を目指して行くが、結局は帰れず行方不明になってしまう。

カール(演:トーマス・クレッチマン)

近年の出演作に『アーニャは、きっと来る』、『ブルータル・ジャスティス』があります。

ボリビアの山奥を案内するガイド。未開の地にいる部族と砂金があるとヨッシーに話す。

滅びゆく部族と知り合いだと豪語し、地図に載っていない場所にいるも主張していた。
川を下るもとケヴィンに言われるが、実はカナヅチで水を怖がって拒否してしまう。
実は当局から追われている危険人物で、話していた部族は存在していなかった。
最後は歩いて行くと決め、マーカスと村を目指すも帰らず、そのまま行方不明になった。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映された作品となります。
主人公である実在するヨッシー・ギンズバーグの遭難体験を綴った著書が原作となる。
すでにサブタイトルでネタバレしていて、主人公は結局助かるのは分かっています。
ただ、それまでの道のりはどうなっていくのか気になっていました。
序盤は主人公のヨッシー、途中で出会うマーカスとケヴィンとの楽しい観光で残念ながら特に面白いところはなかったです。
中盤ではようやく本題となるジャングルに乗り込むが、ガイドのカールが先導しているので、ヨッシーたちには余裕がありました。
しかし、ジャングル奥に行って、マーカスが足を痛めたところから雰囲気がガラリと変わる。
それまで仲が良かった三人だったが、マーカスの足の具合でペースが一気に落ちて、ギクシャクしていきます。
そうなってくると、全員の考えが不一致になってしまい、感情的な争いが起きてしまう。
ですが、まだまだ本来の物語に入っておらず、余裕の漂う感じで物足りない。
そして、ついにヨッシーが一人だけになると、ジャングルの厳しさが一気に彼を襲っていく雰囲気がよく伝わりました。
ただ、ヨッシーが遭難して三週間も経っていましたが、状況よりも元気に見えて少し説得力に欠けていた気がする。
段々とヨッシーが追い詰められていく感じがようやく来て、それと同時に幻覚が見えていよいよヤバい状態になっていきます。
もうヨッシーが見ているのは現実なのか、幻覚なのか分からない状況は分かります。
極限状態にあっても、決して諦めないところはヨッシーの強さがしっかりと伝わりました。
ラストでは本当に死にそうな雰囲気は、演じたダニエル・ラドクリフは非常に良かった。
あのハリー・ポッターがモジャモジャのアゴヒゲを生やし、ボロボロの姿はとても素晴らしいと思いました。
アタリ役を持つ子役としての宿命を背負っていたが、上手く演技派に転身したと思う。
今後もダニエル・ラドクリフの立ち回りに注目したいと思います。

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