【エイリアン∞インフィニティ】VD-899

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あ行

作品データ

公開年月 2009/06/24
ジャンル SF/アクション
原作 なし
監督 ドリュー・マックスウェル
脚本 ドリュー・マックスウェル
製作 モリス・ラスキン、アイリーン・クラフト、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

闇の勢力を討伐する“ガーディアンズ”に所属していた超心理学者のストラントは、異次元の怪物を召喚する古文書を手に入れて仲間を裏切ってしまう。
“ガーディアンズ”を率いるアレックスはストラントが生み出す怪物を消滅させるべく、古文書を手に入れようと各地を探し回っていた。
そんなある日、とある町で住民たちが謎の怪物に襲われる事件を知った“ガーディアンズ”がやって来ると、宿敵となったストラントを倒すべく生存者たちと協力していくのだった。

登場人物&出演者

アレックス(演:シャノン・ワトソン)

代表作に『メン・イン・ブラック2』、『天使と悪魔』などがあります。

闇の勢力を討伐する「ガーディアンズ」を率いるリーダー。新たな闇の勢力が登場して討伐の為にチームを引き連れる。

遭遇した怪物から逃げるリズを救出する為に迎撃するが、仲間を一人失いながら助け出す。
生存者がいる学校へ案内されると、リーダーをしていたマイクから事情を聞いて状況を把握。
マーカスを助けて古文書を手に入れると、感染者の血で対抗できるとしてすぐに行動をした。
最後はストラントとナイフ勝負で倒し、古文書に引き寄せられる怪物たちとの戦いに挑む。

マーカス(演:ヘミ・マーカム)

代表作に『November Son』、『Sione’s 2: Unfinished Business』などがあります。

「ガーディアンズ」の男性メンバー。筋骨隆々でタトゥーを彫っている。トラックの運転手でナイフを使う。

学校に入る時でも通用しないナイフで応戦して、アレックスから絶大な信頼を持っている。
ストラント博士から古文書を手に入れるべく、単独で外に出て民間人を守る為に戦った。
一度捕まって怪物化される寸前にアレックスに助けられ、古文書を手に入れて学校に戻った。
最後はザ・ボーイの血が塗られた斧で怪物に対抗し、腕を負傷しながらも生還を果たした。

ミカ(演:サリー・ウィン)

本作が長編映画デビュー作となります。

「ガーディアンズ」の女性メンバー。アジア系で冷静沈着な判断をする。あらゆる銃火器の扱いに優れている。

リズを襲う怪物に銃撃するも効かず、代わりにロケットランチャーを持ち出すも失敗した。
学校へ入る際にガトリングガンで怪物を制していくが、足止め程度でほとんど役に立たない。
マーカスが外に出るとザ・ボーイの面倒を見るが、襲われそうになってリズに助けられた。
最後は怪物を倒す弾丸で応戦していくが、ほとんど何もせずに生還を果たし次の任務に行く。

ザ・ボーイ(演:ニック・ドライセン)

代表作に『Carnivorous』などがあります。

「ガーディアンズ」の少年メンバー。頭髪がなく青白い肌をして常に疲れている。怪物の存在を感知できる。

幼い頃に怪物の襲撃を受けて菌に感染したが、小さい子供だったおかげで怪物化せずに済む。
その時に両親が殺され、ガーディアンズに保護されてから感知の道具として使われている。
感染したケガ人が怪物化して襲われそうになり、ギリギリでアレックスに助けられていた。
最後は怪物を倒す道具として血を取られ、古文書を手に入れたアレックスたちの道具となる。

リズ(演:タラ・ケッテラー)

代表作に『Witless Protection』、『Spermicide』などがあります。

怪物が襲った町の生存者の白人女性。怪物に襲われるところを「ガーディアンズ」に助け出されていた。

生存者がいる学校までアレックスたちを誘導し、警察官志望で銃の扱い方は熟知している。
学校に到着すると、警戒していたマイクたちに中へ入れるように大声を出して説明していた。
ザ・ボーイが道具として扱われる事に文句を言うが、必要だとして論破されて黙っていた。
最後は怪物に襲われそうになった棒立ちのミカを助け、アレックスからスカウトを受けた。

マイク(演:タイラン・カナディ)

代表作に『Carnivorous』などがあります。

怪物が襲った町の生存者の黒人男性。学校に生存者を避難させてバリケードを作って、怪物たちから守っていた。

アレックスたちを学校の中に入れると、指示を出し始める彼らを怪しんで文句を言っていた。
怪物の菌に感染したケガ人が襲ってくると、アレックスの指示に黙って従って地下室に行く。
ストラント博士を迎え撃つアレックスたちの指示で、地下室の生存者たちと待機をしていた。
最後は状況を知る為に地上へ出ていくが、学校に侵入したストラント博士に刺されて死亡。

ストラント博士(演:ブライス・ロード)

代表作に『No God, No Master』などがあります。

超心理学者でアレックスと同じ元特殊部隊の隊員。過去に異次元の怪物を信仰する集団を倒した時に古文書を手に入れた。

その後、異次元の怪物たちを召喚して混乱を招く中で、ガーディアンズと敵対をしている。
町に現れて住民たちを怪物の変えていくが、古文書を奪おうとしたマーカスを民間人と捕縛。
呪文を唱えている時にアレックスの襲撃で古文書を奪われ、手下とともに学校まで来た。
最後は古文書を奪い返そうとアレックスとナイフ勝負をするが、結局負けて消滅させられる。

感想

[個人的な評価]

評価 :1.5/5。

本作はあの名作『エイリアン』シリーズとはまったく関係ない作品です。
この作品は『ザ・スリーパー』や『ドラゴン・ナイト』で知られるドリュー・マックスウェルが監督と脚本を務めています。
超低予算のSFアクションというのはほとんどの場合、貧弱な脚本とセンスのない演出という残念な出来の作品が多い。
そんな本作は真面目にちゃんとした作品をやろうとしているが、そのせいで超低予算である部分が逆に強調されていました。
こういう作品では怪物を出し惜しみする事が多いけど、冒頭から明るい日中からしっかりと姿を出していたのは評価できる部分です。
それ以外の映像や演出はまさに三流という感じだが、その後に出てくる特殊部隊の感じも悪くいないと感じました。
しかし、これも学校に避難してから一気に超低予算である事が全面的に出て、ずっと薄暗い状況でやっていました。
一番盛り上がるはずの特殊部隊と怪物のアクションでは、完全なる暗黒画面になって何が起きているのか分からなくなる。
ここら辺で予算が尽きたのかと思うぐらい、手抜きとしか思えないような映像になったのは本当に残念としか思えない。
本来なら一番盛り上がるべきところで見づらい映像にするのは間違いであり、やろうとしている事すら否定してしまうような印象を持ちました。
あとは基本的にタイトル詐欺をしていて、登場するのは異次元の怪物であって、エイリアンを彷彿とさせる邦題がウソでした。
やりたい事と実際にやれる事の格差を感じさせる作品であり、脚本や演出でカバーできる腕がない監督だとこういう感じになる典型的な作品でした。

コメント

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