【ファンタスティック・フォー:銀河の危機】MY-34

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洋画

作品データ

公開年月 2007/06/15
ジャンル SF/アクション
原作 スタン・リー(原作)、ジャック・カービー(作画) 『ファンタスティック・フォー』
監督 ティム・ストーリー
脚本 ドン・ペイン、マーク・フロスト
製作 アヴィ・アラッド、ラルフ・ウィンター、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 購入DVD

あらすじ

ある日、日本の駿河湾が凍りつき、エジプトでは突然の大雪、更にロサンゼルスでは大停電という怪現象が次々と起きていた。
そんな中で、リードとスーが結婚するという話題で持ち切りになり、挙式の当日、ニューヨークに銀色のボードに乗る人型をした宇宙人が出現する。
リードたちは謎の解明に奔走していると、シルバーサーファーと名付けると、彼から地球が8日以内に滅びると告げられるのだった。

登場人物&出演者

リード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック(演:ヨアン・グリフィズ)

近年の出演作に『アメイジング・グレイス』、『キング・アーサー/2004年版』などがあります。

「ファンタスティック・フォー」のリーダー。スーパーヒーローをしながら発明もする。

スーザンとの結婚式が演延期されたが、ついに決行するとベンの前で全身の力が抜けていた。
シルバーサーファーの居場所をドゥームと探すが、ヘイガー将軍に危険だと警告していた。
スーザンがドゥームの攻撃で倒れ、ジョニーに超能力を託し、シルバーサーファーが助けた。
最後は再び結婚式を挙げるが、呼び出しされると、スーザンから行くようにリードされた。

スーザン・ストーム/インビジビル・ウーマン(演:ジェシカ・アルバ)

近年の出演作に『アウェイク』、『幸せのセラピー』などがあります。

「ファンタスティック・フォー」のメンバーで紅一点。リードとの結婚式で頭がいっぱい。

何度も結婚式が延長され、リードに文句を言うが、普通の生活がてきずに不満が溜まる。
シルバーサーファーと会話をして、彼が仕方なくやっていると知って助けようと考える。
なんとかシルバーサーファーを助けようとするが、ドゥームの攻撃によって死んでしまう。
最後はシルバーサーファーによって生き返り、結婚式を挙げるも呼び出されて向かう。

ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(演:クリス・エヴァンス)

近年の出演作に『私がクマにキレた理由』、『サンシャイン2057』などがあります。

「ファンタスティック・フォー」のメンバー。人気者になって誰よりも楽しんでいる。

シルバーサーファーを追っていたが、彼の持つ力で他のメンバーと超能力が入れ替える。
リードたちがチームを解散すると聞いて、戸惑うがアリシアの言葉などで和解していた。
みんなに迷惑をかけていると自覚し、全員の超能力でボードを持つドゥームをぶっ飛ばした。
最後は結婚式で恋人となったフランキーがブーケを受け取る直前に燃やして独身を貫く。

ベン・グリム/ザ・シング(演:マイケル・チクリス)

近年の出演作に『ブラッド』、『3ばか大将/芸に賭けた男たち』などがあります。

「ファンタスティック・フォー」のメンバー。アリシアと仲を深めて精神も落ち着いた。

結婚式を控えるリードに何度も注意するが、それでも頑なに仕事をする彼に呆れていた。
Dr.ドゥームが協力する事に反対していたが、リードに説得されて仕方なく鉄拳を引っ込めた。
ジョニーに自分の超能力を渡し、巨大なクレーンを使ってドゥームを海へ吹き飛ばした。
最後はギャラクタスがシルバーサーファーに倒され、リードたちの結婚式に参加していた。

アリシア・マスターズ(演:ケリー・ワシントン)

近年の出演作に『セックス・アンド・ザ・シティ』、『ラストキング・オブ・スコットランド』などがあります。

盲目の黒人女性で画家。ベンと急接近してから恋人となり、他のみんなとも親しくなる。

スーザンの良き相談相手にもなっていて、結婚式に不安を持っていた彼女を励ましていた。
リードとスーザンが普通の生活を選ぶと知って、戸惑うジョニーたちに冷静な考えを示した。
最後はギャラクタスがシルバーサーファーに倒され、6度目の結婚式にも参加していた。

フランキー・レイ大尉(演:ボー・ギャレット)

代表作に『ブラッド・パラダイス』、『エイリアン・ライジング』などがあります。

ヘイガー将軍とともに世界各地で起きる怪現象を突き止めるべくリードたちに依頼する。

すぐにジョニーから声をかけられていたが、軍人なので強い意志で彼の誘いを拒否していた。
シルバーサーファーを捕まえる作戦にジョニーを呼び出し、なんでも知っていると話した。
基地に捕らえたシルバーサーファーを連行するが、地球を救う為にジョニーたちに協力した。
最後はギャラクタスを撃退し、なぜかジョニーと恋人になって、単なる女になってしまう。

ヘイガー将軍(演:アンドレ・ブラウアー)

代表作に『ポセイドン』、『ミスト』などがあります。

世界中で怪現象を起こすシルバーサーファーの正体を突き止めるべく、リードに依頼する。

ファンタスティック・フォーをまったく信用しておらず、あくまで科学者として依頼した。
敵意丸出しの態度でリードに反感を買われるが、一切怯む事なく、真正面から受け止める。
ヴィクターを迎え入れてリードたちに協力させるが、裏切るという忠告を一切聞かなかった。
最後はボードを手に入れたヴィクターによって、コズミック・パワーでぶっ殺された。

ヴィクター・ヴァン・ドゥーム/ドクター・ドゥーム(演:ジュリアン・マクマホン)

近年の出演作に『シャッフル』、『REM/レム』などがあります。

ラトヴェリアに保管されていたが、シルバーサーファーの来訪で再び動けるようになる。

独自にシルバーサーファーを調べていたが、コズミック・パワーを受けて元の姿に戻った。
ヘイガー将軍の要請でリードたちと協力して、シルバーサーファーを封じる作業をする。
密かにボードを手に入れようと画策し、最強の力を掌握してヘイガー将軍をぶっ殺した。
最後は嬉々と大暴れするが、ファンタスティック・フォーのチーム連携で退場させられた。

シルバーサーファー(演:ダグ・ジョーンズ)

近年の出演作に『レディ・イン・ザ・ウォーター』、『バンズ・ラビリンス』などがあります。

ギャラクタスの使者。ギャラクタスの食事の為、広い宇宙で程良い惑星を探している。

体中を銀色の流動物に覆われ、ボードから強力なコズミック・パワーを得て活動している。
実は故郷もギャラクタスに狙われたが、助けてもらう代わりに使者となる事を決意した。
スーザンに忠告したが、恋人を思い出すとして囚われた時に何が起きるのか話していた。
最後は死んだスーザンを生き返らせ、心変わりしてギャラクタスと心中して地球を救った。

感想

[個人的な評価]

評価 :3/5。

本作は前作のヒットを受けて製作された続編となります。
ただ、まだ世界的にアメコミ原作映画は人気があってもMCUシリーズと違って、単体の作品として製作されています。
前作のヒットを受けて続編が作られましたが、どうやら予算が増えてもっと派手になった印象を持ちます。
シルバーサーファーはモーションキャプチャーとCGを組み合わせた最先端の映像技術で、これはこれでかなり挑戦的だったと思います。
個人的にはシルバーサーファーを2作目で登場させるのは早すぎると思いました。
なぜなら、ファンタスティック・フォーが束になって戦っても相手にならないからです。
しかも、その背後には宇宙レベルのギャラクタスが控えているから勝ち目はありません。
原作通りにシルバーサーファーはファンタスティック・フォーの味方になりますが、それでも本来ならギャラクタスには勝てません。
映画なので色々と変更している部分かあるから、仕方ないとは言え、ラストでの決着はご都合主義になりすぎたと思います。
それにシルバーサーファー自体、キャラクターとしての立場も微妙で魅力も上手く演出できている感じがしなかったです。
あとはギャラクタスの姿がよく分からないモノになっていたところも残念すぎる。
さすがに人型にできなかったようで、それをしてしまうともっと予算を食うからあのようなよく分からない状態になったと思われる。
物語のメインになった超能力が入れ替わる展開だが、しつこくベンが元の姿に戻って喜ぶのはいらなかったと感じました。
ただ、全員の超能力を併せたジョニーのバトルはかなりたの楽しむ事ができました。
そして、期待していたDr.ドゥームの復活は良かったし、協力する振りをして裏切るところはさすがの悪役と言えるだろう。
個人的にはシルバーサーファーよりスーパースクラルの方が良かったが、それだと規模が大きくなるから選ばなかったかもしれない。
今のMCUシリーズなら、同じキャストでももっと面白くできたたけに、早すぎた登場として少し悔やまれるところです。

コメント

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