【タイラー・レイク/命の奪還2】VD-911

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アクション

作品データ

公開年月 2023/06/16
ジャンル アクション
原作 なし
監督 サム・ハーグレイグ
脚本 ジョー・ルッソ
製作 ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

傭兵のタイラー・レイクは、誘拐された組織のボスの息子を救出するも重傷で川に落ちて行方不明となっていた。
タイラーは貧民街に流れ着き、ニックに発見されて中東で治療を受けて意識を取り戻し、北部の丸太小屋を与えられ引退生活を送っている。
ある日、任務の仲介人が現れると、元妻のミアからジョージアで暮らす妹のケテヴァンとその子供を軍議組織から奪還して欲しいという依頼されるのだった。

登場人物&出演者

タイラー・レイク(演:クリス・ヘムズワース)

近年の出演作に『ソー:ラブ&サンダー』、『スパイダーヘッド』などがあります。

主人公。元オーストラリアSAS連隊の傭兵。組織のボスの息子を救出したが、重傷を受けて生死の境をさまよう。

意識を取り戻してリハビリをするが、生き残った事に対して希望を持たず引退生活を送る。
元妻の依頼を受けゲテヴァンたちを刑務所から救出するが、サンドロの裏切りで窮地になる。
ヤズを失ってサンドロがズラブ側に行ってしまうが、決着をつける為に単独で立ち向かう。
最後はズラブを倒して刑務所に収監されるが、仲介人に別の仕事を引き受けて解放された。

ニック・カーン(演:ゴルシフテ・ファラハニ)

近年の出演作に『私の大嫌いな弟へ/ブラザー&シスター』、『タイラー・レイク/命の奪還』などがあります。

傭兵部隊のリーダー。依頼を達成したタイラーが瀕死の重傷を負うと、彼に治療を受けさせた復活させた。

引退生活の為にタイラーに丸太小屋を用意するが、再び依頼を受けた彼から出動要請される。
ゲテヴァンたちを刑務所から救出すると、元妻の妹だと知って呆れて静かに怒りを持った。
サンドロのせいで襲撃を受けて応戦するが、ズラブが弟を射殺して悲しみながら脱出をした。
最後はサンドロが人質にされて銃撃を食らい刑務所送りになるが、仲介人に解放された。

ヤズ・カーン(演:アダム・ベッサ)

代表作に『モスル/あるSWAT部隊の戦い』、『オートクチュール』などがあります。

ニックの弟で傭兵部隊のメンバー。タイラーが重傷を負って治療している間、趣味の悪いシャツを見せていた。

タイラーが引退生活を送る丸太小屋まで送ると、約束していたダサいシャツを郵便で届けた。
ゲテヴァンの救出作戦を成功させるが、使っていた衛星電話をサンドロが勝手に使われる。
ズラブたちの襲撃で脱出しようと応戦するが、その際に傷を負うもヘリまでたどり着いた。
最後は背後からズラブに撃たれて致命傷を負い、助からずヘリの中で息を引き取ってしまう。

サンドロ・ラディアニ(演:アンドロ・ジャパリゼ)

本作が長編映画デビュー作となります。

ダヴィッドとケテヴァンの長男。家族とともに刑務所で暮らしている。父親を尊敬して自身がナガジの一員と認識する。

母親が父親から暴力を振るわれても自分の弱さが原因で、刑務所暮らしは必要と考えている。
タイラーたちによる救出で父親が殺されると、恨みを持ち伯父に居場所を教えてしまう。
伯父を呼んでしまった事をタイラーに話し、ナガジの一員として裏切って向こう側に行った。
最後は自分の過ちを理解して伯父を裏切って、母親と妹と証人保護プログラムを受けた。

ケテヴァン・ラディアニ(演:ティナティン・ダラキシュヴィリ)

代表作に『アビゲイル/クローズド・ワールド』、『ブラック・リッジ』などがあります。

サンドロたちの母親。夫が刑務所に収監されているせいで子供たちと一緒に暮らしている。

支配的な夫に子供の教育に良くないと歯向かうも暴力を振るわれ、結局は何もできずにいる。
姉の要請でタイラーたちが救出に来ると、襲ってきた夫を一緒に倒すも息子の理解を得ず。
息子のせいで襲撃を受けてしまうが、なんとか丸太小屋まで避難して姉と再会を果たした。
最後はミアの尽力で証人保護プログラムを受け、タイラーからもらった大金で暮らしていく。

ミア(演:オルガ・キュリレンコ)

近年の出演作に『バニシング:未解決事件』、『ブラック・ウィドウ』などがあります。

タイラーの元妻。ゲテヴァンの姉。妹が家族と刑務所暮らしをしていて、タイラーに救出する依頼を出した。

タイラーと結婚していた時は一人息子がいたが、病気で亡くしてしまって離婚をしている。
ゲテヴァンたちがタイラーの丸太小屋に避難すると、再会する為にやって来て安心していた。
タイラーが息子の死から逃げた事に対する謝罪を受けるが、それ以上の言葉がなかった。
最後は捕まったタイラーの面会に来て、息子の真実を話して彼の罪悪感を解いて立ち去った。

仲介人(演:イドリス・エルバ)

近年の出演作に『刑事ジョン・ルーサー:フォールン・サン』、『アラビアンナイト/三千年の願い』などがあります。

丸太小屋で引退生活をしていたタイラーの元にやって来た。景色の良さを褒めるも安物の紅茶にケチをつけていた。

怪しさ満点の状態からタイラーから拒否され、軽口を叩くとコップを撃ち抜かれてしまう。
元妻からの依頼だとタイラーに説明して、ゲテヴァンと家族の救出と話して彼を納得させた。
ズラブを殺害してサンドロを助け出したタイラーが刑務所送りになるが、彼を解放させた。
最後は景色のいい場所で再会して別の仕事を提案し、ニックも解放し雇い主の存在を話した。

コンスタンティン(演:ダニエル・バーンハード)

近年の出演作に『スカイライン/逆襲』、『ジャン=クロード・ヴァン・ダム/ファイナル・ブラッド』などがあります。

犯罪組織「ナガジ」のメンバー。ズラブに忠誠を誓っていて、何があっても彼の為に命を捨てる覚悟を持つ。

タイラーたちを襲撃する部隊として戦闘に参加し、逃げようとした彼らを追っていった。
駐車場で仲間たちとタイラーを襲撃して、善戦するも手榴弾の爆発に巻き込まれて倒れた。
ズラブたちとアジトへ戻って警戒していると、アヴタンディルが処刑されて驚いていた。
最後はアジトを襲撃してきたタイラーを迎え撃つが、腹に一発を与えるも蜂の巣にされた。

アヴタンディル(演:ダト・バフタゼーズ)

代表作に『ダーケストアワー/消滅』、『キリングフィールド/極限戦線』などがあります。

ズラブの叔父。ジョージアの内戦を逃れたズラブたちの面倒を見ていた。犯罪組織の中では幹部として立ち回る。

無茶を繰り返すズラブたちに助言するような立場にあるが、命令はできず見守るだけになる。
ズラブがタイラーたちを抹殺する為に向かうが、自殺行為だと助言するも無視されてしまう。
ボスであるズラブの命令に従ってタイラーたちを襲撃する場所に行くが、戦闘には参加せず。
最後は怒りに駆られるズラブに警告するが、邪魔者として甥に呆気なく始末されてしまう。

ズラブ・ラディアニ(演:トルニケ・ゴグリキアーニ)

代表作に『247°F』、『A Fold in My Blanket』などがあります。

ジョージアの犯罪組織「ナガジ」のボス。弟が家族と刑務所に服役していて、ずっと出すように権力者と相談している。

タイラーたちの救出劇で弟が殺されると、ブチ切れてゲテヴァンたちに復讐しようとする。
甥から連絡が入って居場所を突き止めると、仲間たちと襲撃するもタイラーたちを逃した。
口うるさい叔父を処刑してサンドロに強さを見せつけ、タイラーに連絡して決戦を望んだ。
最後は命令を無視した甥に失望して一人でタイラーと戦ったが、結局勝てず処刑された。

感想

[個人的な評価]

評価 :4/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は『タイラー・レイク/命の奪還』の続編となりあmす。
近年では珍しくなった圧倒的なアクションを見せた前作だが、本作は純粋にパワーアップした続編となりました。
前作で一番の魅力だった長回しによるアクションも、本作でも健在であり、どこで編集点があるのか分からないぐらい。
最近のNetflixによるオリジナル映画はほとんど微妙なモノが多いけど、このシリーズだけは別格の存在と言えます。
クリス・ヘムズワースはアクション俳優として地位を確立していて、本作でボロボロになりながらも最後まで戦っていく。
しかも、今回は個人的な事情も入ってくるから、単なる殺人マシーンじゃない父親としての一面を見せています。
もちろん、前作からの傭兵部隊の仲間たちも活躍していくが、その中でも特にリーダーを演じるゴルシフテ・ファラハニの活躍も凄まじい。
主人公であるクリス・ヘムズワースの活躍は当然としても、ゴルシフテ・ファラハニがここまで体を張っているのも良かったです。
大物俳優でもあるイドリス・エルバの存在もそうだが、主人公の元妻としてオルガ・キュリレンコの登場も嬉しいところでした。
最初から最後まで息をつかせない圧倒的なアクションが純粋にパワーアップしていて、微妙な作品が多いNetflixのオリジナル映画として注目するべきです。
最近では減ってきた純粋なアクション映画であり、その撮り方も大胆かつ繊細であるから高い評価を受けているんもうなずけます。
ラストでもまだまだシリーズが続いていく感じだが、これは期待するしかないというぐらいに面白いシリーズだと思います。

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