【エクスペンダブルズ/ニューブラッド】VD-1030

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アクション

作品データ

公開年月 2023/09/22
ジャンル アクション
原作 なし
監督 スコット・ウォー
脚本 カート・ウィマー、タッド・ダッガーハート、ほか
製作 ケヴィン・キング=テンプルトン、レス・ウェルドン、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

自らを“消耗品”と名乗る最強無敵の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロスは、CIAから下された新たなミッションに挑むべく相棒のリー・クリスマスの元を訪ねる。
バーニーとともに再び組む事を決意したリーがアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間ではなく、新たなメンバーが顔を揃えていた。
新戦力を迎え「ニューブラッド」として生まれ変わったエクスペンダブルズは、テロリストが所有する核兵器を奪還する戦いへ身を投じるのだった。

登場人物&出演者

リー・クリスマス(演:ジェイソン・ステイサム)

近年の出演作に『ビーキーパー』、『オペレーション・フォーチュン』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の古参メンバー。元SAS隊員でナイフ術に長ける。バーニーから絶大な信頼を受ける。

恋人のジーナと大喧嘩して別れてしまい、バーニーに誘われるまま新たな任務に出かける。
攻撃を食らったバーニーを助けようとして任務が失敗し、マーシュによってクビにされた。
ジーナたちを追って貨物船へ来ると、捕まっていた彼らを解放して一緒に反撃へ転じた。
最後はバーニーの死が偽装で助け出され、生還を果たすと説明を受けて勝利に喜んでいた。

バーニー・ロス(演:シルヴェスター・スタローン)

近年の出演作に『クリード/過去の逆襲』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のリーダー。早打ちの名手で航空機などの操縦に長けている。

CIAからの任務を受けてチームを集める中、最も信頼するリーの痴話喧嘩に巻き込まれた。
任務では愛用の航空機でチームを下ろし、空から状況を観察するが攻撃を食らって死亡した。
死亡したおかげで過去の資料が解放されると、オセロットの顔を知る情報屋が解放された。
最後はマーシュを銃殺して、爆発寸前の貨物船を海へ沈め、リーたちと帰って勝利を喜んだ。

ガンナー・ヤンセン(演:ドルフ・ラングレン)

近年の出演作に『アクアマン/失われた王国』、『ベストマン/最強の介添人』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の古参メンバー。射撃と空手の名手。現在は断酒を敢行している。

チャットで出会った女性が70年代が好きで、ファラ・フォーセット風の髪型にしている。
バーニーの死亡で任務が失敗し、無駄死にだと結論を出したイージーにブチ切れていた。
起爆装置の奪還作戦で捕まるもリーのおかげで反撃し、断酒を止めて以前の腕を取り戻す。
最後は負傷したトールを守るべくイージーと敵を迎撃し、バーニーの復活をみんなで喜んだ。

トール・ロード(演:ランディ・クートゥア)

近年の出演作に『BLOWBACK/ブロウバック』、『エクスペンダブルズ3/ワールドミッション』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の古参メンバー。破壊工作と格闘技のプロ。見た目と違って繊細な性格を持つ。

ラフマトから起爆装置を奪取する作戦の前、チームについて聞くイージーに説明をしていた。
任務が失敗した事でマーシュと意見が一致して、仕方なくリーをクビにする選択をした。
起爆装置の奪還作戦で核爆弾の解除が不可能と話し、油断してラフマトの部下にやられる。
最後はデーシャの船で病院まで行って助かると、バーニーの復活をみんなで喜んでいた。

ジーナ(演:ミーガン・フォックス)

近年の出演作に『ナイトティース』、『ミッドナイト・キラー』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の新メンバーで紅一点。リーの元恋人。リーと同じぐらいの戦闘力を持つ。

リーとは何度もケンカしている状態で、任務に誘ったバーニーまでもとばっちりを受けた。
バーニーの死でチームの新たなリーダーとなり、任務の引き継ぎと復讐の為に率いる。
起爆装置を取り戻す作戦が漏れていて、ラフマトたちの待ち伏せに簡単に捕まってしまう。
最後はリーが来る事を知っていて頼りにして、バーニーも復活してみんな勝利を喜んだ。

イージー・デイ(演:カーティス・“50セント”・ジャクソン)

近年の出演作に『大脱出』シリーズ、『ザ・アウトロー』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の新メンバー。特殊部隊出身。任務の成功を優先する合理主義な性格を持つ。

バーニーの命令に従って起爆装置の奪還を優先するが、リーの勝手な行動で失敗してしまう。
みんなの意見が一致してリーがクビになると、バーニーが無駄死にとなった結論を言った。
起爆装置の奪還作戦で捕まるが、冷静に状況を見て部屋から出る方法をみんなに教えた。
最後はリーのおかげで反撃に転じて、負傷したトールを心配して生還するとみんなと喜んだ。

ガラン(演:ジェイコブ・スコーピオ)

代表作に『バッドボーイズ/フォー・ライフ』、『マッシブ・タレント』などがあります。

傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の新メンバー。ガルゴの息子。父親譲りのおしゃべりでお調子者な性格。

任務の出発前に陽気なおしゃべりをするが、イージーから冷たい言葉を言われても気にせず。
バーニーが任務の失敗で死亡するが、それ以来、ショックのせいでまったく話さなかった。
起爆装置を取り戻す作戦で捕まり、「舌骨」の言葉を思い出しておしゃべりが始まった。
最後はリーのおかげで反撃に出ると、復活したバーニーとの会話にイージーが邪魔していた。

ラッシュ(演:レヴィ・トラン)

代表作に『ファイトクラブ・レディズ』、『ザ・ヴィジランテ/世界最強の私設軍隊』などがあります。

CIAエージェント。傭兵部隊「エクスペンダブルズ」の新メンバー。中国系で真っ白な髪の毛をしている。

移動中に会話を持ちかけたトールに耳の事を聞くが、面白くない話しと知って呆れていた。
起爆装置を取り戻そうと貨物船に侵入するが、バレていたせいでみんなと一緒に捕まる。
リーのおかげで反撃に出ると、鎖を自由自在に操って次々と敵を簡単に倒していった。
最後は負傷したトールを心配していて、無事に作戦が成功すると彼といい感じになっていた。

デーシャ・ユナイ(演:トニー・ジャー)

近年の出演作に『唐人街探偵/東京MISSION』、『映画 モンスターハンター』などがあります。

バーニーの旧友。元第90機動部隊。過去の多くの戦闘で疲れ果て、現在はタイの港でひっそりと暮らす。

リーがバーニーの指輪を持っていた事から、彼の死を知って復讐の為に再び立ち上がった。
貨物船までリーを送ったが、戦闘マシンになる事を拒んで乗り込んでいく彼を見送った。
結局は放っておく事ができずリーのピンチに駆けつけ、ククリナイフとムエタイで敵を倒す。
最後は核兵器の爆発から逃れるべく、繋いでいた船の存在を話してチームを脱出させた。

スアルト・ラフマト(演:イコ・ウワイス)

近年の出演作に『わが拳に復讐を』、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などがあります。

元イギリス国籍の武器商人。現在は国際的なテロリスト集団のリーダー。両端が尖った2本のトンファーと格闘技を使う。

謎のテロリストであるオセロットに雇われ、危険な兵器の起爆装置を手に入れてしまう。
バーニーの航空機を墜落させて殺害し、リーが任務放棄した事で成功してまんまと逃げた。
起爆装置を取り戻す為にエクスペンダブルズが来るも、すでに知っていて簡単に捕まえた。
最後はリーとタイマン勝負となるも普通に負けて、ボスの存在を話した後に死亡した。

マーシュ/オセロット(演:アンディ・ガルシア)

近年の出演作に『ペイン・ハスラーズ』、『ブッククラブ/ネクストチャプター』などがあります。

CIAエージェント。作戦担当指揮官。以前からバーニーと何度か依頼をしている。任務の成功を優先する。

任務でリーがバーニーを助けたせいで失敗して、みんなの意見が一致して彼をクビにした。
起爆装置を取り戻す作戦に参加するが、なぜかラフマトにバレていて簡単に捕まっていた。
その正体こそバーニーが長年追っていたオセロットで、第三次世界大戦を起こそうとした。
最後はリーとタイマン勝負を挑むが、復活したバーニーのガトリングガンで銃殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :3.5/5。

本作は『エクスペンダブルズ』シリーズにおける第4作目となります。
この作品は『第44回ゴールデンラズベリー賞』にて最低助演男優賞、最低助演女優賞を受賞し、最低作品賞、最低監督賞、最低スクリーンコンボ賞、最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞、最低脚本賞にノミネートされています。
まさかのラジー賞で受賞とノミネートとなってしまったが、そこまで悪いような内容ではなかったと思います。
ただ、シリーズの4作目という事でマンネリ化は避けられず、せっかくの新しい顔についても微妙な印象でした。
なぜなら、本作はチームリーダーであるスタローンが途中で離脱してしまい、ほぼジェイソン・ステイサムの作品となってしまった。
確かにジェイソン・ステイサムのアクションは魅力的であるが、このシリーズはあくまでアクションスターが集まる作品である。
つまり、アクションスターとして地位を築いた俳優たちの豪華な共演こそが魅力であり、ジェイソン・ステイサムが一人でやるべきじゃない。
新しい顔ぶれとして、悪役のイコ・ウワイスと助っ人役のトニー・ジャーが出て、東南アジア勢が出てきたのは良かったと思います。
しかし、この2人は単なる顔出し程度になってしまい、ほとんどがジェイソン・ステイサムになったのは残念としか言えません。
それにアンディ・ガルシアが出てきた時点で完全に黒幕としか思えず、結局はその予想通りになった点では微妙に感じました。
全体的にストーリーの仕掛けが古典的な感じで捻りはなかったが、現代において派手なアクションは貴重だと思います。
あとは一切言及されなかったヘイル・シーザー役のテリー・クルーズだが、裏側での問題で今回の出演はなかったようです。
せめて一言でも言及して欲しかったが、大人の事情が強く絡んでいるせいで、存在もなかった事にされているのは残念でならなかったです。
もうこのシリーズは限界に来ていると思いますので、次回作があるならば、派手なお祭り映画として欲しいところです。

コメント

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