【エル・カミーノ・クリスマス】VD-696

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作品データ

公開年月 2017/12/08
ジャンル コメディ
原作 なし
監督 デヴィッド・E・タルバート
脚本 クリス・ウェーナー、セオドア・メルフィ
製作 キンバリー・クイン、セオドア・メルフィ
製作国 アメリカ
鑑賞方法 動画配信サービス

あらすじ

とある田舎町、そこを一人のエリック・ロスが訪れると、些細な誤解から麻薬の売人として悪徳保安官代理から追われる羽目になってしまう。
エリックは町の小さな酒店へ逃げ込むが、成り行きからたまたま居合わせた客を巻き込み、立てこもり事件になってしまう。
そして迎えたクリスマス・イヴ、誤解から生じた立てこもり事件は、ついに銃撃戦の大事へ発展してしまうのだった。

登場人物&出演者

エリック・ロス(演:ルーク・グライムス)

代表作に『アメリカン・スナイパー』、『マグニフィセント・セブン』などがあります。

主人公。エル・カミーノにやって来たミズーリ出身の青年。目的は会った事がない父親を探そうとしていた。

手紙にあった住所にラリーが住んでいて、父親について知っていると言われて話しを聞いた。
ラリーが置いた麻薬のせいでカールたちに逮捕されるが、ビリーに逃されて勘違いされる。
ヴィセンテの酒店でラリーが父親だと知って、人生を取り戻したい事から身代わりにされる。
最後はエル・カミーノの町に残って、ケイトや彼女の息子と仲良くなって住民となっていた。

ケイト・ダニエルズ(演:ミッシェル・マイレット)

代表作に『溺殺魔/セバスチャン・ドナー』、『最/終/感/染 アンチ・ソーシャル』などがあります。

エル・カミーノに住んでいるシングルマザー。夫が暴力に振るわれていたが、カールのおかげで離婚ができた。

夜間の大学に通っていて、ヴィセンテの店で働く傍らで勉強をして息子を育てていた。
町を訪れたエリックに対して好意的な印象を持ち、事件に巻き込まれると彼の真実を知った。
ヴィセンテが警察に撃たれ、カールとエリックの銃撃戦を経て、息子と外へ出て行った。
最後はいつものダイナーで食事していると、町に留まるエリックから息子にケーキをもらう。

ヴィセンテ・クルス(演:エミリオ・リヴェラ)

代表作に『アリ・G』、『ヴェノム』などがあります。

エル・カミーノにある唯一の酒店を経営するラテン系の男性。病気の妻を亡くして写真を飾っている。

偉そうな態度を見せるカールに何も言えず、昼間から酒を飲む彼に注意するも逆ギレされる。
母親を頼れないケイトが息子を連れて来ると、クリスマスプレゼントのラジコンをあげる。
カールのせいで人質事件に発展した店に留まり、助けを求めようとして銃撃を食らった。
最後は奇跡的に命が助かっていて、誤射した警察から慰謝料をもらいビーチで女性と出会う。

ジュールズ・ダニエルズ(演:キンバリー・クイン)

代表作に『エンドゲーム/大統領最期の日』、『#フォロー・ミー』などがあります。

ケイトの母親。夫は娘が生まれる前に出て行ってしまい、シングルマザーとして男を漁る日々を送る。

アプリで良さそうな男を捕まえようと待機していて、その度に娘から飽きられている。
冷蔵庫が壊れたヴィセンテから連絡が入り、娘が仕事へ行く時に新たな男とイチャイチャ。
別の男と遊んでいた時に事件をテレビで知って、すぐに駆けつけてベスの取材を受ける。
最後は事件解決後に相変わらず男をアプリで探して、独特なジョークをする男と楽しんだ。

ラリー・マイケル・ロス(演:ティム・アレン)

近年の出演作に『トイ・ストーリー4』、『レックスはお風呂の王様』などがあります。

エル・カミーノのアパートに住んでいる老年の男。ベトナム戦争の帰還兵で毎日酒を浴びるように飲んでいる。

十数年前に手紙を寄越した父親を探すエリックが訪ねると、正体を言わずに酒をたかった。
バーで殴られた傷跡を手当てせず、翌日にヴィセントの酒店に言って事件に巻き込まれた。
状況が悪化するエリックの真実を聞くと、自分こそが父親だと告白して後悔していると話す。
最後はエリックの人生を取り戻すべく、店の外に出て犯人を演じて銃撃を受けて死亡した。

ベス・フラワーズ(演:ジェシカ・アルバ)

近年の出演作に『キラーズ・セッション』、『メカニック:ワールドミッション』などがあります。

テレビ局のレポーター。会社の指示でエル・カミーノで行われる人情話を取材する為にやって来る。

臨月で田舎町の取材に対して不満を持っていて、大きな事件を扱いたいとカメラマンに話す。
目的である人情話の取材をしていたが、警察官たちの無線を聞いてヴィセントの酒店に行く。
正確な情報がない中でボブ保安官から状況を伝えるが、事件解決後に病院へ出産に運ばれた。
最後は事件を正確に報道した事が認められ、テレビ局の看板レポーターとして活躍する。

ビリー・カルホーン(演:ダックス・シェパード)

代表作に『ザスーラ』、『チップス/白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』などがあります。

エル・カミーノで保安官代理をしている。カールと組んで部外者を常に怪しいとして監視している。

ホテルのフロント係としてエリックの相手をすると、カールから怪しいと言われて賛同した。
エリックを勝手に逮捕したカールが暴力を振るい、やり過ぎだと分かって彼を逃してしまう。
ヴィセンテの酒店が人質事件の舞台となって、ボブ保安官に分かっている状況を伝えた。
最後はカールが死亡し、ボブも退職すると、町の新たな保安官として立派に仕事をこなす。

ボブ・フラー(演:カートウッド・スミス)

代表作に『ロボコップ』、『暴走特急』などがあります。

エル・カミーノの保安官。息子が余計な事をする度に尻拭いをして、それに対して後悔している関係にある。

保安官の席で息子が酒を飲んでいる事を指摘して、文句を行ってパトロールに行かせていた。
息子から無線が入ってヴィセンテの酒店にやって来ると、犯人と人質の数が分からずにいた。
銃撃するもビリーとの撃ち合いに気付いて、新たに作戦を立てて自分たちで解決を目指す。
最後はカールが死亡し、失態をさらしたせいで退職に追い込まれ、カウンセリングを受ける。

カール・フッカー(演:ヴィンセント・ドノフリオ)

近年の出演作に『消えない罪』、『タミー・フェイの瞳』などがあります。

エル・カミーノの保安官代理を。ボブの息子。勤務中に平然と酒を飲んでいるが、権力を振って誰にも文句を言わせない。

父親から失敗について問い詰められ、あくまで法律の中でやるべき事をやっていると主張。
部外者のエリックが麻薬の売人だと決めつけ、暴力を振るったせいでビリーが逃してしまう。
ヴィセンテの酒店まで追いかけるが、危険だと判断したラリーによって足を撃たれていた。
最後は隠していた銃でエリックの腹部を撃つが、反対に銃撃を胸部に食らって死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2.5/5。

本作はNetflixで独占配信された作品となります。
この作品は『悪党(ワル)にもラブソングを!』や『30日の婚活トラベル』などで知られるデヴィッド・E・タルバートが監督と脚本を務めています。
最近ではNetflixのオリジナル映画は多大な予算を投じる作品が増えている中、本作はそこまでの規模じゃないタイプとなっています。
物語の中盤以降は同じ酒店が舞台になっているが、田舎町の保安官たちが部外者に対する厳しい目を持っている王道的なパターンと言えるだろう。
古くはシルヴェスター・スタローンの代表作である『ランボー』もそうですが、田舎町の保安官たちはそこまで厳しいのかと思ってしまう。
その典型的なパターンの本作だが、一人の保安官代理が勝手に動いたせいで、見た事ない父親を探しに来た主人公がとんでもない事件に巻き込まれます。
すれ違いもそうだが、先入観で相手を疑うから分かりやすい話しもややこしくなるという。
一応、本作はコメディとなっていますが、もっと軽い内容と思ったら、普通に死人が出てしまう少しブラックな要素がありました。
そのせいでどっち付かずな印象を持ってしまい、コミカルな感じで行くならば、もう少しマイルドな内容でも良かったと思います。
こういう作品で人の死で問題を解決するのは少し安直で、コメディだからこそ練った展開の方が面白く感じると感じさせる作品でした。

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