【マキシマム・コマンドー/S.W.A.T. vs デルタフォース】RE-3834

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アクション

作品データ

公開年月 2015/09/08
ジャンル アクション
原作 なし
監督 ケヴィン・キャラウェイ
脚本 ケヴィン・キャラウェイ、ローレンス・サラ
製作 エフード・ブライベルグ、ニコラス・ドナーマイヤー、ほか
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

任務を終え、イラクから帰国した特殊部隊デルタフォースの凄腕スナイパーのジミー。
だが休息の間もなく、退役軍人の兄と戦友が続けざまに殺されるという事件が起き、独自に捜査したジミーは軍と警察が絡んだ犯罪組織に関わっていたと知る。
一方、ジミーの動きを快く思わない組織の上層部は、事件が明るみに出ないようにSWAT最強の掃除屋レイを刺客として送り込むのだった。

登場人物&出演者

ジミー・ウェブスター少佐(演:マイケル・ジェイ・ホワイト)

近年の出演作に『ザ・コマンドー』、『デッドゾーン/殲滅領域』などがあります。

主人公。特殊部隊デルタフォースの隊員。イラクから帰ってきたばっかりで兄を何者かに殺されてしまう。

仲間も殺された事で犯人から売られた戦いを買い、警察を頼らずに独自で復讐を始めていく。        
兄を殺した犯人から狙われるようになり、ことごとく返り討ちにして信頼するサムを頼る。
黒幕がロス中佐だと知って人質にされたサムを助けようと失敗し、ケガして捕まってしまう。
最後はレイとロス中佐を簡単に片付け、ケイトが記事にして発表して金を退役軍人に渡す。

ケイト(演:アシュレー・バーネット)

本作が長編映画デビュー作となります。

ジャーナリスト。ヒット記事を飛ばした事で有名となり、現在は締切に追われる人気ジャーナリストとなっている。

忙しい中で兄を殺されたジミーを心配して家に来て、何かの事件に巻き込まれていると知る。
ガス業者を装った刺客によって人質にされるが、反撃で倒して安全な場所へ向かっていった。
ようやく黒幕を突き止めたジミーと会うと、何かあった場合は記事にすると約束していた。
最後はジミーからすべての事実を聞いて新聞の記事にして、金を退役軍人に渡す事を認めた。

サム(演:イアン・ショート)

代表作に『Graduation』、『Dark Waters』などがあります。

特殊部隊デルタフォースの元隊員でジミーの友人。戦場で左目を失っていて大きなアイパッチをつけている。

ジミーの兄や仲間が何者かに殺された事で警戒していて、ジミーから連絡を受け取っていた。
退役軍人として年金をもらって平穏な生活を送るが、命を狙われるとジミーと協力していく。
オブライエンからロス中佐が首謀者と知り、アジトを襲うジミーたちを車で見張っていた。
最後は油断して捕まり拷問を受け、ジミーを連れ出すエサにされて結局は殺されてしまう。

ビル・オブライエン(演:カーター・ブラットン)

代表作に『Dusk』、『さらば愛しきアウトロー』などがあります。

特殊部隊デルタフォースの元隊員。ジミーの兄や仲間が定期的に会っていた謎の人物。携帯電話で連絡を取っていた。

殺された兄の代わりにジミーが電話に出ると、状況をすぐに把握して連絡を絶って隠れた。
仲間の家から手がかりを得たジミーがやって来ると、彼に脅されるも味方として説明した。
首謀者がロス中佐と説明し、ジミーの兄も関わっていた事実を知らせてアジトに連れて行く。
最後はロス中佐が隠していた資料を見つけるが、あっさりと敵に見つかって殺されてしまう。

レイ・ピーターズ(演:スティーヴ・オースティン)

近年の出演作に『スモッシュ』、『アダルトボーイズ遊遊白書』などがあります。

SWAT所属で“掃除屋”と呼ばれる凄腕。元特殊部隊で負傷しながらも上官を助けた過去を持っている。

消えた4000万ドルの行方を探していて、邪魔者になるジミーを消す為に指示を受けていた。
当初はジミーの上官であったロス中佐に任せるが、死人を多く出して代わりの策を講じた。
何度も失敗するロス中佐を見て脅迫するような態度を見せるが、基本的には何もしない。
最後はジミーを捕まえて金の在り処を聞くも逃げられ、跳弾を食らってあっさり死亡した。

ボブ・ロス中佐(演:マックス・ライアン)

代表作に『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』、『トカレフ』などがあります。

特殊部隊デルタフォースでジミーの上官。兄が何者かに殺されたジミーから相談を受け、警察に任せるべきだと助言した。

実は兄殺しに関わっている人物であり、4000万ドルの行方を探してジミーを監視している。
ジミーを消す為に刺客を何人送っても失敗してしまい、レイから別の策を練るよう言われる。
アジトに乗り込んだジミーに人質にされるが、仲間に助けられるもまたも逃げられてしまう。
最後はまたもジミーに逃げられ反撃を受けてしまい、タイマン勝負するも結局は殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はマイケル・ジェイ・ホワイトとスティーヴ・オースティンが共演した作品となります。
この作品は『ルーク・ゴス/ヘル・ブレイカーズ』や『新エクソシスト/悪霊祓い』で知られるケヴィン・キャラウェイが監督と脚本を務めています。
肉体派の俳優が敵同士として登場するので、二人の肉弾戦を期待すると痛い目に遭うというミスリードの作品でした。
主人公をマイケル・ジェイ・ホワイトが務めるので物語の中心になって、殺された兄や軍の秘密を暴いていくという流れになる。
真相を突き止める意味では悪くない流れであるけど、すべてにおいて描写が軽すぎて何一つ印象に残らないようなマイルドな作りでした。
映画というよりテレビドラマシリーズを見ているような印象しかないけど、黒幕はすぐに分かるから推測するレベルでもなかった。
期待のマイケル・ジェイ・ホワイトはそれなりの肉弾戦を見せるが、悪人たちが弱すぎて相手にならず見せ場にもなっていない。
そして、肝心のスティーヴ・オースティンがいつ現場に出て戦うかと思ったら、ずっと黒幕に意見を言って酒を飲んでいるだけだった。
ようやく終盤でマイケル・ジェイ・ホワイトと肉弾戦を繰り広げると期待したら、まさかの跳弾であっさりと死んでしまうという肩透かし。
ある意味、スティーヴ・オースティンの存在を最後まで引っ張って視聴に繋げる構成は上手いと言えるだろう。
主人公は無敵補正がついているせいで人が死にまくっているが、まったく事件にならない世界線で人の命があまりにも軽すぎる。
本来ならマイケル・ジェイ・ホワイトとスティーヴ・オースティンの肉弾戦を見せるべきだが、それをやらなかった時点で本作に価値はないと思います。

コメント

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