作品データ
公開年月 | 1999/08/28 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | オリヴァー・クレケル |
脚本 | オリヴァー・クレケル |
製作 | オリヴァー・クレケル |
製作国 | ドイツ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
1969年、とあるカルト教団が信仰する神を呼び出す為に生贄の儀式を始めるが、、警察が踏み込んで銃撃で全滅するも赤ん坊と11歳の少年が生き残った。
30年後、世間では猟奇的な殺人事件が頻発し、捜査をしていたアンディは毎夜ゾンビの悪夢に苦しめられる中、ある日、現れた預言者にある場所を指示される。
夢とも現実ともつかない不思議な体験をしたアンディは、親友のマイケルと指示されたスペインの島に向かうが、そこはゾンビが徘徊する地獄のような場所だった。
登場人物&出演者
感想
[個人的な評価]
本作はいわゆる超低予算のゾンビ映画となります。
この作品は『ロビン・フッド/秘密の森』で知られるオリヴァー・クレケルが監督、脚本、製作、主演を務めています。
オリヴァー・クレケルが監督と主演をしている時点で超低予算の映画だと分かるが、趣味で作っているようなレベルでした。
とてもプロとは思えないようなクォリティであり、いくら1999年の作品と言っても、家庭用のビデオカメラの映像が荒すぎる。
始まって数秒で作品の質の低さがすぐに分かり、オリヴァー・クレケル監督の自己満足の域を出ないのも分かります。
出演者も素人レベルであるが、それ以上に主演のオリヴァー・クレケルの演技が酷すぎて最後まで耐えるのが至難の業となっている。
ストーリーについても何がしたいのか分かりづらく、それは高度な内容ではなく、ちゃんと物語として成立していないからです。
中年のオッサンたちが楽しくやっているのは分かるが、シリアスな展開にしているから非常に質が悪いです。
開き直ってバカ映画にするならネタにできるが、本作は本当にオリヴァー・クレケル監督の趣味だけに留まっています。
これで金を取ろうとする根性がすごく、周囲から高い評価を受けているだろうけど、正常な判断ができる人間なら手を出すべきじゃないウンコです。
中身がないのにストーリーが分かりづらいし、演技も酷いし、映像がスマホ以下であり、何ひとつ褒めるところがない。
まさにお金と時間の無駄であるが、世の中はまだこれ以下の作品が存在するので、立ち位置として突き抜けたところがまったくなかったです。
ゾンビなんてやる気がなく、動きだけをそれっぽくしていて、特にメイクをしておらずバカにしているのかと逆に思うぐらいでした。
基本的なゾンビの設定もブードゥー系とウイルス系をごちゃ混ぜにしているが、自己満足の映画にそのようなツッコミは野暮としか言えないだろう。
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