【レジェンド・オブ・ザ・リビング・デッド】RE-3937

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洋画

作品データ

公開年月 1999/08/28
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 オリヴァー・クレケル
脚本 オリヴァー・クレケル
製作 オリヴァー・クレケル
製作国 ドイツ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

1969年、とあるカルト教団が信仰する神を呼び出す為に生贄の儀式を始めるが、、警察が踏み込んで銃撃で全滅するも赤ん坊と11歳の少年が生き残った。
30年後、世間では猟奇的な殺人事件が頻発し、捜査をしていたアンディは毎夜ゾンビの悪夢に苦しめられる中、ある日、現れた預言者にある場所を指示される。
夢とも現実ともつかない不思議な体験をしたアンディは、親友のマイケルと指示されたスペインの島に向かうが、そこはゾンビが徘徊する地獄のような場所だった。

登場人物&出演者

アンディ(演:オリヴァー・クレケル)

本作が長編映画デビュー作となります。

主人公。両親がカルト教団「クロスクラブ」の信者で、11歳の時に生贄にされようとして警察に助けられた。

当時の記憶がなくクリューガー警部の養子となっていたが、謎の男に島の場所を教えられる。
マイケルと島に行くと何者かに命を狙われるが、手がかりとなる木箱を持ち帰って調べる。
教祖の妻が逃げて城までの場所を知ると、マイケルと乗り込むと兄だという事を告白される。
最後は逃げた兄をヘリから落とし、マイケルを拾っていくと島から無事に脱出を果たした。

マイケル(演:アンドレアス・クラインベアル)

本作が長編映画デビュー作となります。

アンディの同僚で友人。世間で起きている連続殺人事件の捜査をしているが、犯人が見つけられず困っている。

アンディが悪夢の中で謎の男にある場所を教えられ、一緒に向かうも何者かに襲われていた。
なんとか帰国して木箱の中身を調べると、ゾンビ化させる薬が入っていると知ってしまう。
教祖の妻から居場所を聞いてアンディと乗り込み、無数いたゾンビを一発で簡単に仕留める。
最後は兄を突き落としたヘリを手に入れたアンディに助けられ、一緒に島を脱出していった。

クリューガー警部(演:オラフ・クロベス)

代表作に『Fog²- Revenge of the Executed』などがあります。

1969年に儀式を行っていた「クロスクラブ」を中断させ、激しい銃撃戦の中でほぼ全滅させていた。

逃げ出した少年だった教祖を追い詰めるが、崖から飛び降りてしまったせいで見失った。
その代わりとして残された赤ん坊のアンディを養子に迎え、過去の出来事をすべて隠した。
連続殺人事件が発生して捜査するも進まず、悪夢を見るアンディに問い詰められても答えず。
最後は島へ乗り込んだアンディたちの前に現れるが、実は教祖が化けていて罠にかけた。

教祖(演:ツアヒ・ノイ)

代表作に『グローイング・アップ』シリーズ、『ルブリンの魔術師』などがあります。

1969年に「クロスクラブ」の信者だった父親に器として選ばれるが、警察の踏み込みで一人だけ逃げた。

警察に見つからず島に残っていて、改めて「クロスクラブ」を作り上げて教祖となっていた。
赤ん坊で警察の養子となった弟を探していて、ようやく見つけると部下に見張りをさせた。
妻に逃げられ居場所を知らされるが、ゾンビや部下を解き放ち弟を殺害しようと画策する。
最後はヘリで逃げ出そうとしたが、弟に追い詰められ下へ落とされ、ゾンビに食い殺された。

感想

[個人的な評価]

評価 :0.5/5。

本作はいわゆる超低予算のゾンビ映画となります。
この作品は『ロビン・フッド/秘密の森』で知られるオリヴァー・クレケルが監督、脚本、製作、主演を務めています。
オリヴァー・クレケルが監督と主演をしている時点で超低予算の映画だと分かるが、趣味で作っているようなレベルでした。
とてもプロとは思えないようなクォリティであり、いくら1999年の作品と言っても、家庭用のビデオカメラの映像が荒すぎる。
始まって数秒で作品の質の低さがすぐに分かり、オリヴァー・クレケル監督の自己満足の域を出ないのも分かります。
出演者も素人レベルであるが、それ以上に主演のオリヴァー・クレケルの演技が酷すぎて最後まで耐えるのが至難の業となっている。
ストーリーについても何がしたいのか分かりづらく、それは高度な内容ではなく、ちゃんと物語として成立していないからです。
中年のオッサンたちが楽しくやっているのは分かるが、シリアスな展開にしているから非常に質が悪いです。
開き直ってバカ映画にするならネタにできるが、本作は本当にオリヴァー・クレケル監督の趣味だけに留まっています。
これで金を取ろうとする根性がすごく、周囲から高い評価を受けているだろうけど、正常な判断ができる人間なら手を出すべきじゃないウンコです。
中身がないのにストーリーが分かりづらいし、演技も酷いし、映像がスマホ以下であり、何ひとつ褒めるところがない。
まさにお金と時間の無駄であるが、世の中はまだこれ以下の作品が存在するので、立ち位置として突き抜けたところがまったくなかったです。
ゾンビなんてやる気がなく、動きだけをそれっぽくしていて、特にメイクをしておらずバカにしているのかと逆に思うぐらいでした。
基本的なゾンビの設定もブードゥー系とウイルス系をごちゃ混ぜにしているが、自己満足の映画にそのようなツッコミは野暮としか言えないだろう。

コメント

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