【クリーチャーズ/宇宙から来た食人族】RE-3733

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洋画

作品データ

公開年月 2021/11/19
ジャンル SF/ホラー
原作 なし
監督 トニー・ジョピア
脚本 トニー・ジョピア、アンドリュー・フォーン、ほか
製作 トニー・ジョピア、ストゥー・ジョピア
製作国 イギリス
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

宇宙を救うパワーを秘めた小動物型エイリアン“マンピー”は、小型宇宙船に乗って地球へ飛来し、それを追って邪悪な肉食エイリアン軍団が巨大円盤型UFOもやって来る。
イギリスの片田舎にある天文台に研究旅行で訪れていた大学生グループは、肉食エイリアンとその手先となったゾンビたちに襲われる。
大学生たちは地球を救うべく、マンピーを保護しながら肉食エイリアンとゾンビたちに決死の戦いの挑むのだった。

登場人物&出演者

サーリング教授(演:ロマン・バルベイ)

代表作に『キュート・リトル・バニーズ』などがあります。

イギリスの田舎にある天文台へ来た大学生を引率する教授。差別主義な学生がいても注意ができない気弱な性格。

ジョージが差別発言されている事を止めようとして、バスが急停止して外でマンピーを発見。
世紀の大発見として興奮していたが、食人エイリアンの襲撃でなんかと反撃して逃げ出した。
アカネのおかげでバスでヴィニーの家に到着し、銃を手渡されてゾンビ化した人間を倒す。
最後はロジャーを追ってクラブまで来て、マンピーが食人エイリアンたちを倒し生還した。

アカネ(演:斉藤莉奈)

代表作に『おっぱいバレー』、『冷たい熱帯魚』などがあります。

イギリスの田舎にある天文台へ来た大学生の一人。日本人教授から留学をさせるという事でイギリスに来ている。

周囲とは一切馴染むつもりはなく、ジョージが差別発言を受けてもまったく気にしなかった。
羊の死体が降ってバスが停車すると、危険だと判断して戻るべきと主張するも無視された。
単独でゾンビ化した運転手と食人エイリアンを倒し、ヴィニーの家で刀を手にして奮闘する。
最後はゾンビの集団に一歩も引かず、マンピーの力で逆転し、次の敵を迎え撃つ覚悟をする。

ヴィニー・ウィリアムス(演:クリス・キリアコウ)

代表作に『Bruises』、『Poised』などがあります。

イギリスの田舎で仮装をして静かな時間を仲間と過ごしていた。イギリスの退役軍人で元大尉だという。

過去に救出作戦を敢行するも多くの犠牲者を出し、除隊するも軍から英雄扱いを受けていた。
サーリング教授たちが助けを求めるも断ると、食人エイリアンの死体を見て彼らを入れた。
危険な食人エイリアンの存在を知って迎え撃つ事を決めて、武器を手渡して応戦していた。
最後はクラブに逃げたロジャーを追いかけ、マンピーが食人エイリアンを倒して生還した。

ロジャー(演:アンドリュー・グリーヴス)

本作が長編映画デビュー作となります。

イギリスの田舎にある天文台へ来た大学生の一人。ジョージが差別されるうるさい状況にキレるもすぐに引っ込む。

バスが急停止して外で羊の死体を見かけ、マンピーを発見して食人エイリアンに襲われた。
サーリング教授たちのおかげでなんとか逃げ出し、ヴィニーの家に来て武器を手に取った。
マンピーが勝利の鍵だと考えて勝手に持ち出し、クラブの人たちに警告するも無視された。
最後は侵入した食人エイリアンと戦ってなんとか倒すが、サーリング教授の前で力尽きた。

アンバー(演:ズレカ・チャカ)

代表作に『Upon the Edge』などがあります。

イギリスの田舎にある天文台へ来た大学生の一人。差別的な暴言を受けていたジョージを助けていた。

そのせいで同じく小バカにされる発言をして、ジョージが反論した事で親密になっていく。
マンピーを見つけてジョージの提案で名付けて、食人エイリアンたちからなんとか逃げた。
ヴィニーの家ではジェマを助けて感謝され、キスしようとするジョージを微妙に拒んだ。
最後はクラブでゾンビと戦うが、ジョージが噛まれて助けようとして自分も噛まれ死亡した。

ジョージ(演:クリスト・フェルナンデス)

代表作に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『When You Are Gone』などがあります。

イギリスの田舎にある天文台へ来た大学生の一人。メキシコからの移民という事で同級生から差別を受けていた。

当初は気にしなかったが、助けてくれたアンバーがバカにされた事からスペイン語で反論。
マンピーの名付け親になると、食人エイリアンの襲撃を受けてアカネのおかげで逃げ出す。
ヴィニーの家で食人エイリアンを迎え撃ち、アンバーにキスしようとして何度か断られた。
最後はクラブまでやって来てゾンビたちと戦うが、喉を噛まれてアンバーとともに死亡した。

ジェマ(演:レベッカ・ターナー)

代表作に『Darker』などがあります。

イギリスの田舎にある天文台へ来た大学生の一人。友人とともに差別されるジョージを見て笑っていた。

アンバーが助け舟を出すと、スマホをいじりながら彼女までも友人と侮辱の言葉を出した。
食人エイリアンの襲撃で友人が殺され、パニック状態になってサーリング教授に助けられた。
ヴィニーの家に来るとパニック状態が続いて、アンバーが励ましてくれる事で感謝を述べる。
最後はクラブまで来てゾンビと戦うが、ゾンビ化したヴィニーの友人に首を締められて死亡。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はアルバトロスフィルムが配給した作品となっています。
この作品は『ザ・ランペイジ』や『キュート・リトル・バニーズ』で知られるトニー・ジョピアが監督、脚本、製作を務めています。
『キュート・リトル・バニーズ』は尖ったような設定と、低予算だからこそ見せるエイリアンの造形が奇跡的にマッチしていました。
満を持して今回も似たような感じにしたが、残念ながら物語にまとまりがなく、主人公も良く分からないまま突っ走りました。
本作で最も活躍して主人公としてのポジションに置いてもいいアカネだが、なぜか途中で離脱してオッサン二人が物語の視点になってしまう。
多分、監督は少しズラそうと思っていただろうが、そもそも魅力のないキャラクターのオッサンが二人で奮闘しても面白くない。
だからと言ってアカネというキャラクターが魅力たっぷりというワケじゃないが、他の有象無象と比べたらキャラ立ちしていたと思います。
勘違い日本人の設定を未だに使っているのは別にいいにしても、もう少し捻って欲しいところがありました。
肝心のエイリアンについてですが、人間たちが守る「マンピー」は単なるマスコット程度になって、最後の最後だけ活躍するだけでそれ以上でもそれ以下でもない。
それに対して、襲ってくる食人エイリアンは集団で来るが、真面目に考えたような感じがしない適当すぎる設定に残念さは否めません。
どうしても『キュート・リトル・バニーズ』のようなシュールさを出したかっただろうけど、知的な食人エイリアンを出した時点で間違っていました。
食人エイリアンのコミカルな掛け合いもいらないし、登場人物を増やして尺稼ぎをする時点でストーリーを練っていない事が伝わってきました。
『グレムリン』を連想させるようなマンピーだが、こちらは本当に単なるマスコット程度で正体の説明がないから面白味がなかったです。
本作はアカネ役を演じた斉藤莉奈に監督たちは感謝するべきだと思えるぐらい、全体的に退屈でテンポが悪く面白くなかったです。

コメント

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