【アクア・クリーチャーズ】RE-3975

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あ行

作品データ

公開年月 2014/05/25
ジャンル パニック/アクション
原作 なし
監督 ジェームズ・カレン・ブレザック
脚本 アンナ・ラスムッセン
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

ミシガン州の湖畔の町シャルルボアでは、地元生物局のマイケルは大発生したウミヤツメが魚を食い荒らし、ダムの吸水口に詰まるなどの被害への対策を求められていた。
一度川の流れをせき止め、水を抜いて本格駆除するべきと提案するマイケルだが、バカンスシーンズンを控え、イメージダウンを恐れる町長が拒んでいた。
やがて、エサを食い尽くして飢えたウミヤツメの大群が人間を襲い始め、ついには水道管まで侵入して町はパニックに陥るのだった。

登場人物&出演者

マイケル・パーカー(演:ジェイソン・ブルックス)

代表作に『フライング・ヴァイラス』、『アルマゲドン2014』などがあります。

主人公。夏の間だけシャルルボアに赴任した魚類野生生物局の職員。娘のニコールと仲違いしている。

ヤツメウナギがダムのタービンを壊したとして現場に行き、危険だと判断して説明をする。
町長がイベントを中止しないと知って勝手に記者会見を開くと、クビを通達されてしまう。
ウィルに協力しながらヤツメウナギに襲われる家族を助け出し一網打尽の作戦を出していた。
最後はヤツメウナギを一網打尽にして解決し、娘とも仲直りして当初の予定通り地元へ帰る。

ケイト・パーカー(演:シャンン・ドハティ)

近年の出演作に『ホット・シート』、『ドント・サレンダー/進撃の要塞』などがあります。

マイケルの妻でニコールとカイルの母親。夫の仕事の都合でシャルルボアに引っ越すも不便さに嘆いていた。

ガスが使えずマトモに料理ができない事に困っていて、管理会社へ電話すると話していた。
ニコールが父親と上手くいっていない事を知りながら何もせず、遊びに行く彼女を見送った。
息子が飼っていたヤツメウナギが襲うと、ニコールたちと合流して夫に助け出されていた。
最後は息子を助け出し、ヤツメウナギをまとめて処分し、予定通りに地元へ帰っていった。

ニコール・パーカー(演:シアラ・ハンナ)

代表作に『プロジェクトX』、『アラバマに星落ちて』などがあります。

パーカー家の長女。勝手に引っ越しを決めた父親に反抗的な態度を見せる。シャルルボアで勝手に遊ぶ。

アレックスを見つけ急激に接近して恋人となるが、父親に紹介せず勝手に外で遊んでいた。
湖のビーチで遊んでいたが、ヤツメウナギが魚を大量に殺害して血だらけになって叫んだ。
ヤツメウナギが自宅に侵入して母親を助け出し、弟を助けようと芝刈り機で大量に殺害する。
最後は父親たちがヤツメウナギを処分して仲直りし、地元へ帰るもアレックスと繋がる。

カイル・パーカー(演:クーシャ・ヤー)

代表作に『インバージョン/転移』などがあります。

パーカー家の長男。引っ越ししたシャルルボアで友達ができず、父親と同じく魚類が好きで興味を持つ。

一人で遊んでいるとヤツメウナギに食われる魚を見つけると、父親に飼っていいと言われる。
湖のビーチで姉が恋人と遊んでいるところで一緒に行き、飼い主を殺された犬を見つけた。
危険なヤツメウナギを黙って持ち込むが、襲われた事で一人だけ屋根裏部屋に逃げていた。
最後は父親たちに助け出され、ヤツメウナギが倒されると、当初の予定通り以前の家に帰る。

アレックス(演:クラーク・ニコラス・アダム)

代表作に『ブラッディ・リベンジ』、『七つの大罪クラブ/生贄になった少女たち』などがあります。

シャルルボアの地元青年。引っ越してきたばかりのニコールと仲良くなって、彼女に夢中となっている。

友達のいないニコールとずっといて、父親と仲が悪いチャンスを狙って彼女を虜にしていく。
湖のビーチでウミヤツメの大量発生して人が死ぬと、怖がっていたニコールを励ましていた。
引っ越しを勝手に決めた父親を嫌がるニコールを隣人のプールへ誘い、ウミヤツメが襲う。
最後は梯子でカイルを助け出し、芝刈り機などを使って活躍してマイケルに認められる。

ウィル(演:ザック・ウォード)

近年の出演作に『サバイバル・シティ』、『沈黙の鉄槌』などがあります。

シャルルボアの野生生物局の職員で責任者。新しくやって来た専門家のマイケルにヤツメウナギを見せる。

部下たちが簡単に処分できると豪語するが、専門家として難しいと話すマイケルに賛同する。
町長からすぐに解決するように言われ、マイケルと奔走して町のイベント中止を要請した。
部下たちがヤツメウナギに殺され、町長まで死ぬとマイケルたちと協力して止めようとする。
最後はヤツメウナギを引き寄せる為に自己犠牲を選んで、一瞬にして食い殺されてしまう。

アッカーマン町長(演:クリストファー・ロイド)

近年の出演作に『Mr.ノーバディ』、『僕を育ててくれたテンダー・バー』などがあります。

シャルルボアの町長。ヤツメウナギが問題になっていると聞いて、現場にいたマイケルたちの元へやって来た。

マイケルからイベントの中止を要請されるが、最も儲かる時期だとして頭ごなしに拒否した。
今度は野生生物局の職員や検視官がヤツメウナギに殺され、封鎖する意見を聞こうとした。
勝手に記者会見を開いたマイケルにブチ切れ、クビにさせて処分をウィルに任せる事にした。
最後はトイレ中に排水管から来たヤツメウナギに体内へ侵入され、内臓を食われて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はみんな大好きアサイラム製作&アルバトロス配給のモンスターパニックとなります。
この作品は『ドント・サレンダー/進撃の要塞』や『サバイバル・シティ』で知られるジェームズ・カレン・ブレザックが監督を務めています。
凶暴化した野生動物が小さな町を襲うパターンとして、ほとんどの作品は名作『ジョーズ』をベースにしています。
もちろん、本作ではサメの代わりとしてウミヤツメというヤツメウナギの仲間で、アメリカでは相当数が繁殖しているようです。
元々は外来種であったが、圧倒的な数によって侵略した魚類らしく、これもアメリカにおける問題の一つだろうと思います。
そんな本作ではありえないぐらいの凶暴化したウミヤツメがダムを飛び越えて、人間まで襲う内容となっています。
魚類の専門家である主人公が危険だと判断して町長に進言するが、稼ぎ時だとして対策を拒否するのは『ジョージ』と同じです。
そのせいで初期対応が遅れて多くの犠牲者を出すのも王道すぎるパターンで、ここら辺にはまったく新鮮味がありません。
唯一、珍しくクリストファー・ロイドが悪役をやっていて、退場の仕方もまたえげつない感じでいいところなしでした。
あとはアサイラムの得意となる凶暴化した野生動物の問題よりも、家族での問題の方がメインになっていきます。
この手では主人公には家族の問題があって、途中まで誰かが勝手な行動をして主人公が振り回されるパターンも実現しています。
最終的には以前よりも絆が深まって仲良し家族になるから、アサイラムは本当にこういうパターンが好きだと分かります。
逆に言ってしまえば、王道的なパターンをしっかりとやっている分、マシに思えるような内容だと感じました。
ただ、この手の話には広がりがないからシリーズ化は難しいので、アサイラム側もそのつもりで作られている印象を受けました。

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