【スノーホワイト・デッド】RE-3416

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洋画

作品データ

公開年月 2011/10/28
ジャンル ホラー
原作 なし
監督 ホセ・カルロス・ゴメス
脚本 ホセ・カルロス・ゴメス
製作 ホセ・カルロス・ゴメス、ケリー・ティドモア
製作国 アメリカ
鑑賞方法 レンタルDVD

あらすじ

世界がゾンビで埋め尽くされ、雪深い田舎町にマットとエドがひたすら車を走らせていた。
二人は生きた人間を探し出して殺害すると、遺体を解体してサムとメアリー夫妻の元へ持っていき、ゾンビ化した彼らの息子に与え、それと引き換えに食料とガソリンをもらっていた。
そんなある日、サムとメアリーからの取引がなくなり、エドは生きる糧となる女性を探す旅に一人で出かけ、残されたマットは途方に暮れながらも生きる目的を見つけていくのだった。

登場人物&出演者

マット(演:マット・プロハスカ)

代表作に『Get Pony Boy』、『Sunday in the Middle of Nowhere』などがあります。

エドとコンビを組んで生きた人間を見つけて殺し、その代わりに食料やガソリンを手にする。

サム夫妻に物資を頼っていたが、妻のメアリーから一方的に人肉の確保を絶たれてしまう。
モーテルを営むポールに食料を宿代にして、彼の美人な妻であるアマンダと楽しんでいた。
部屋になぜか女性のゾンビを飼っていて、そのせいでアマンダが襲われてポールも殺した。
最後は逃げ込んだ納屋でナタリーに事故で刺され、彼女の恋人を殺した罪悪感のまま死亡。

エド(演:ノース・ロバーツ)

代表作に『ビヨンド・ザ・ボーダー』、『Private Screening』などがあります。

マットとコンビを組んで人殺しして、その人肉と引き換えに食料やガソリンを手にしていた。

取引していたメアリーから一方的に打ち切られ、最後の食料を宿代にしてモーテルに泊まる。
たまたま道端で拾ったビデオに映っているメリッサを女神と称し、彼女を生きる糧にする。
ついにガマンできずマットに別れの手紙と食料を残し、車でメリッサを探す為に一人で出た。
最後は死んだマットの遺体を埋めて、ナタリーと合流してゾンビに襲われると二人で逃げた。

ナタリー(演:コリーン・ポーグ)

代表作に『Songs for the Drowning』、『Fishbowl』などがあります。

恋人と生き延びていた女性。廃屋で食料を探しているとゾンビに襲われて一人となった。

一人でさまよっていると、恋人が殺されていると知るも犯人がマットとエドだと知らず。
助けを求めて歩いていたら、前からやって来た男から赤い風船をもらって笑いながら捨てた。
納屋に入って何かの気配を感じて刺し、マットで恋人を殺した犯人と知らず謝っていた。
最後はエドにも出会い一緒に救援物資を食べて、ゾンビがやって来ると二人で走って逃げた。

メアリー(演:ケリー・ティドモア)

代表作に『The Garage Hoppers』、『Hobo with a Trash Can』などがあります。

夫のサムとともに一軒家に住んでいる。感情をなくしている夫と違って現実的に考えている。

マットとエドが持ってくる人肉と引き換えに食料やガソリンを与えるが、限界と感じていた。
家はすでに安全じゃないと理解していて、遠くへ旅立つべきだと夫に話して準備をしていた。
ゾンビ化した息子を連れ出す事ができないと分かっていて、そのまま残そうと考えていた。
最後は家を出るのは間違っていると考えた夫により、息子に襲われて食い殺されてしまう。

サム(演:ブルース・シュピールバウアー)

代表作に『追跡者』、『The Denny Dooley Story』などがあります。

妻のメアリーとともに一軒家に住んでいる。すっかりと感情をなくしていて妻の言葉に反応せず。

マットとエドが持ってくると人肉を受け取って、食料やガソリンを渡すも妻に任せていた。
息子がゾンビ化した現実を受け入れる事ができず、妻の問いかけに対しても何も答えられず。
妻が家を出ようとするも反対し、息子に襲わせてしまい、自身も指を食いちぎられ感染した。
最後は寄ってきたエドに罪を犯した事を告白し、ゾンビ化する前に縛って欲しいと頼んだ。

アマンダ(演:ローラ・ロカシオ)

代表作に『Voices from the Graves』、『Doctor Spine』などがあります。

モーテルを経営するポールの妻。外にはゾンビがいて食糧不足の中で色気を振りまいている。

いつも宿代で食料を持ってくるマットとエドを知っていて、神経質な夫に対し辟易している。
若いマットに色目を使っていて、すでに何度もベッドを共にしてポールには黙っていた。
セクシーな服装でマットの部屋に来ると、ゾンビを飼っていると気にせず快楽に溺れていた。
最後はなぜかトイレにいたゾンビを見に行くと、マットが来た時には食われていた。

ポール(演:ロバート・A・ヤング)

代表作に『Voices from the Graves』、『Contagion』などがあります。

モーテルを経営している。美人の妻がいても、今後の事について考えて神経質になっている。

2週間も宿代を滞納するマットとエドに文句を言うが、食料をもらって仕方なく納得した。
計画的に物事を考えて手に入れた食料を帳簿に書き込んで妻の浮気にまったく気付かない。
マットが一人で旅立ってマットに残した手紙を渡し、宿代として食料を勝手に頂いていた。
最後はアマンダがマットと浮気していると知って激怒するが、ゾンビに噛まれて死亡した。

感想

[個人的な評価]

評価 :2/5。

本作はあの伝説的な映画配給会社のJVDが日本に持ち込んだ作品となります。
今回はゾンビ映画である点だけで選んでいて、特にそれ以外に期待しているところはない。
あとで知ったJVD配給の作品だが、こういう低予算にも吹替がついていた意味が分かりました。
タイトル詐欺ではなく、一応舞台は雪国になっていて、ゾンビ映画としては珍しいです。
大抵の場合、ゾンビウイルスは寒い地域では広がらない性質を持っていて、こういう雪国でのゾンビ映画はそんなにない。
これだけが本作におけるオリジナリティに近い要素だが、あとはコンビでサバイバルする意味では『スウィング・オブ・ザ・デッド』を彷彿とさせます。
ただ、本作の展開についてだが、特に意味を感じられない物語だったと思います。
なぜなら、根本的な問題を解決しているワケじゃなく、ラストでは追いかけてくるゾンビから逃げるだけで何も答えがありません。
ちょっとだけ演出にこだわっている部分があったが、残念ながら面白さには直結していない。
全体的にやりたい事は伝わってくるが、残念ながら全部が中途半端になってしまっている。
どれか一つの要素を深堀りすれば良かったが、監督はなんでも入れたがっていた事が分かります。
世界的な規模だという設定だが、低予算なので庭先で起きているから退屈で緊張感がないのは言うまでもないだろう。

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